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2022年8月 6日 (土)

下鴨神社 夏越神事

過去の全記事  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

今日(8月6日)は下鴨神社の夏越(なごし)神事が行われます。かって旧暦の6月30日に行われたことから、多くの神社がその日に夏越神事(茅の輪くぐり)が行われます。一方、下鴨神社では立秋の前日に行われます。

楼門に茅の輪が設けられ、横に置いてある茅(かや)の枝は持ち帰れます。昨年は神職のみで行われたようですが、今年はそのような情報はありませんので、コロナ以前の過去記事を再編集しています。

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伝統的行事を旧暦のまま行うと、それが意味する季節がずれてしまうことがあります。そのため、御香宮神社や(祇園祭を締めくくる)疫神社の茅の輪神事は月遅れで行われます。(午後6時30分からが参拝時間だそうです。)

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そこで、季節の移り変わり表す基準として考え出されたのが二十四節気で、今日は夏の最後の日です。だだし、季節の名称は、昔の中国華北地方の季節感で名付けられたため、日本とは異なる点もあります。神職に続いて氏子男子が入ってきました。

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「矢取神事」一年の厄を払いと無病息災を祈る神事で、下鴨神社の御祭神・玉依媛命が川遊びをしていると、一本の矢が流れ着き、持ち帰ったところ懐妊し、賀茂別雷神(上賀茂神社の祭神)を生んだという故事にちなんでいます。

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御手洗池に斎竹(いみだけ)を立てて清め中央に斎矢(いみや)が立てられます。

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奉納された厄除けの人形(ひとがた)が流されると、裸になった氏子男子が一斉に飛び込み、矢を奪い合います。篝火も勢いよく燃えだしています。

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矢を奪い合い水しぶきが上がります。

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人形(ひとがた)が舞い上がります。

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人形(ひとがた)が、次々撒かれて・・・益々盛り上がります。

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あっという間に終わりますから見逃さないように。

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全ての斎矢を取り終えたようです。

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浮かぶ人形

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京都の祭礼としては珍しく激しい神事でしたが、無事に夏越神事(矢取神事)は終わりました。

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下鴨神社の次の祭礼は、9月に行われる秋の神事になります。

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茅の輪をくぐって帰ります。

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コメント

夏越神事は、今年は普通に行われるようで、よかったですね。
夏越神事の次の日は、立秋でしたか。
なんだかんだいっても、季節は進んでいますね。早いものです。

投稿: munixyu | 2022年8月 6日 (土) 16:02

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