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2022年6月27日 (月)

紫陽花苑をめぐる

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

これから紫陽花が見頃となる季節ですので、今日はいくつかの「紫陽花苑」を紹介します。「智積院」は真言宗智山派の総本山で、桔梗と紫陽花が見頃の時期です。「冠木門」。

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安土桃山時代、巨大な勢力をもった真言宗・根来山は豊臣秀吉と対立するようになります。そして、1585年に秀吉の軍勢によりその堂塔のほとんどが灰燼に帰してしまいました。(1975年に再建された金堂)

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秀吉没後の1598年に、高野山に難を逃れていた塔頭寺院・智積院の住職・玄宥(げんゆう)僧正は、京都東山で智積院の再興を始めました。豊臣家の滅亡によって徳川家康によって寺地が与えられて今日に至ります。

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金堂の裏には紫陽花苑があります。ここには、平成3年に整備された「学侶墓地」があり、それを取り巻くように紫陽花が植えられています。

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智積院は代々真言教学(密教)の指導者が住職となり、学問を尊重する教学の府として名を博してきました。その頃、智積院で修業し志し半ばで亡くなった方々の墓石群をこの地に移転して整備したのが現在の学侶墓地です。

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「藤森神社」 神功皇后が新羅から凱旋の後、山城の国深草の里藤森の地を聖地として撰び、纛(とう)旗(軍中の大旗)を立て、兵具を納め、塚を造って祀ったことが当社の起こりといわれています。

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天武天皇皇子・舎人親王は、759年に藤尾の地(伏見稲荷大社の社地)に「藤尾社」として祀られました。後に、稲荷社の山上の社殿が火災焼失したので藤尾に遷され、藤尾社は現在の藤森の地に遷されました。参道の左に第一紫陽花苑があります.。

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舎人親王は、日本書紀の撰者であり武道にも優れた文武両道の親王でした。そのため、藤尾大神(舎人親王)は、皇室や藤原一門の崇敬厚く、貞観2年(860)清和天皇の宝祚に際し奉幣の神事が行われ、これが藤森祭の始まりです。

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本殿の右奥に第二紫陽花苑があります。こちらは、中に石碑や銅像、末社などが並んでいます。

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「真如堂」 朱塗りの総門(赤門)の下に敷居がないのは、夜に神楽岡の神々が寺に集まるときにつまづかないためとか。赤門を入ると、さまざまな花が咲いています。

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この時はムクゲが咲いていました。

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本堂の裏に回ると、書院、石薬師堂、万霊堂などの建物があります。東南にある万霊堂の裏手に小さな紫陽花苑があります。

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境内の東の裏参道から入ると、この紫陽花苑を通ります。

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大原・三千院にも「紫陽花苑」がありますが、紫陽花が咲いている頃の写真がありませんでした。

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「善峯寺」 観音宗の本山で山号は西山。本尊は十一面千手観世音菩薩 2躯、西国三十三所第20番札所です。名水の記事でも出てきましたが、釈迦岳の支峰・善峰の広い山腹に堂宇が点在し、桜苑、あじさい苑となっています。

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長元2年(1029)源信の弟子にあたる源算が自作の千手観音像を本尊として創建。その後、長元7年(1034)には後一条天皇により勅願所に定められました。白河天皇より本堂、阿弥陀堂、薬師堂、地蔵堂、三重塔、鐘楼、二王門、鎮守七社の堂社を寄進。

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鎌倉時代初期の建久3年(1192)には慈円が住し、青蓮院から多くの法親王が入山したため「西山門跡」と呼ばれ、室町時代には僧坊の数は52を数えていました。

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応仁の乱で伽藍の大半が焼失。江戸時代になって第5代将軍徳川綱吉の生母・桂昌院が大檀那となって、観音堂・鐘楼・護摩堂・薬師堂・経堂・鎮守社などが再建されて復興を遂げました。

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「三室戸寺」山号を明星山という本山修験宗の別格本山で、西国三十三所観音霊場第10番札所としても知られています。山沿いの5000坪の大庭園は四季折々の花で見事な色合いに染まり「花の寺」として親しまれています。

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奈良時代の宝亀元年(770)光仁天皇の勅願により、南都大安寺・行表禅師が観音像を祀る御室戸寺を創建したのが始まりとされます。4月下旬からはつつじ・しゃくなげ園として、6月からはアジサイ園として公開されます。

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「アジサイ園」には、50種、10000株の西洋アジサイ、額あじさい、柏葉アジサイ、幻の紫陽花・七段花等が咲き乱れ、『あじさい寺』とも称されています。真っ赤な紫陽花が目を引きます。

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コメント

凄い数の紫陽花。
季節感があっていいですよね。
でも、紫陽花は意外と難しい花なので、管理が大変だと思います。
いきなり枯れますので。
これだけの紫陽花の管理は凄いことですよね。

投稿: munixyu | 2022年6月27日 (月) 18:54

★munixyuさん こんばんは♪
よく分かりませんが、紫陽花苑というからには専門の職人が管理しているのでしょうか。

投稿: りせ | 2022年7月 5日 (火) 01:30

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