ガーデンミュージアム比叡 2022年5月
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先日、比叡山延暦寺を訪れたあと、シャトルバスで山頂にあるガーデンミュージアム比叡に来ました。上の写真は正門(プロヴァンスゲート)。まだ時間があったので、ここを通り抜けてロープウェイの駅までいくことにしました。
このあたりは「香の庭」で南フランスプロヴァンスの丘陵をイメージした庭園。陽光あふれる中、ラベンダーやローズマリー、タイムなど、心癒すハーブの香りが楽しめます。
東向きの斜面に、この日はルピナス、ハナビシソウ、ビオラ、イングリッシュデージー、ナスタチウムなどが咲いていました。
植物園ほどではありませんが、ところどころに花の名前が書いてあります
「プラタナス広場」 ここには、印象派画家ルノワールの代表作『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』ほか7点の陶板画を展示しています。*花や絵の名前は省略しますのであしからず。
「睡蓮の庭」 印象派ののモネやカイユボットは、庭づくりにも日本の様式を取り入れました。睡蓮の咲く池、藤のからまる太鼓橋、シダレヤナギ、アヤメ、ショウブなどのモチーフを取り入れた日本風の庭園を再現しました。
睡蓮はまだでしたが、ツツジやハナカイドウ(花海棠)が咲いていました。 池の周囲をモネの作品が囲んでいます。
池の北側の斜面(右手)には「こもれびの庭」があり、シャクナゲが咲いているはずですが、この日は通っていません・
一日中天気がよくて、気持ちがいい気候でした。
「藤の丘」 ここも東向きの斜面に緩やかな道がついていて、道端に陶板画があります。
春には藤やハナビシソウ、夏にはクレオメ、秋にコスモスなど、
季節ごとに変化する色彩の中に相応しい陶板画が置かれています。丘の上に藤棚がありますが、花は咲いていませんでした。
ここではモネやルノワールの作品が楽しめます。
右に「見晴らしの丘」があります。
イベントができる広場に双眼鏡が設置してあり、琵琶湖方面の眺望が開けます。
大津方面 「近江大橋」と右手前の塔は「びわ湖大津プリンスホテル」、琵琶湖の花火大会をここから見るのは穴場の一つです。ただし、天気がよくないと雲の中になり何も見えません。
見晴らしの丘の斜面に「伝教大師・最澄の碑」、かってはここも延暦寺の寺域だったのでしょう。比叡山を称える慈円の歌碑もあります「世の中に山てふ山は多かれど、山とは比叡の御山(みやま)をぞいふ」。
「花の庭」 花のトンネルの両側には、ナスタチウム、チューリップ、クレマチス、バラ、ダリアなどが咲き誇ります。正面にはショップがあります。
花々を描いた数々の美しい作品を展示しています。
「将門岩」 平安時代中期、桓武天皇の子孫・平将門は関東で反乱をおこし、一時は関東一円を支配下に置き「親皇」と称するに至りました。しかし、わずか2か月で鎮圧されてしまいました。
同じ頃、西国では藤原純友が反乱をおこし一時は都に攻め上る勢いでしたが、こちらも打ち取られてしましました。二人が朝廷に仕えていた頃、比叡山に登り都を見下ろせる岩の上で互いの野望を語りあったといわれています。
「Cafe de Paris」 パリの街角をイメージした外観の店内では、ハーブティーなどのソフトドリンクやシチュー、ハンバーグ、カレーなどのセットメニューが頂けます。2階は見晴らしのよい休憩室とギャラリー「Sora」があります(閉店時間でした)。
前からは、比叡山の中腹にあるホテル「ロテルド比叡」、その向うに「比叡平」が見えます。
「ローズガーデン」 オールドローズ、シュラブ(潅木)ローズ、つるバラなど様々なバラが咲き、右上には足湯「フロレアル」、西の門(ローズゲート)はすぐそこです。
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コメント
花を見ていると、心が癒されますよね。
世界中に花をたくさん植えると、戦争もなくなるような気がします。
投稿: munixyu | 2022年5月12日 (木) 19:34