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2022年1月11日 (火)

北野天満宮 幸先詣

過去の全記事  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

昨日の暮れ最後に訪れたのは北野天満宮です。題名の「幸先詣」は、年内のうちに初詣を済ませて「幸先良い」新年を願うことです。新型コロナの影響もあって、このような分散参拝を勧める神社が多くあります。

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参道にある「伴氏(ともうじ)社」 菅原道真の母を祀り、彼女が大伴氏の出身だったのでこの名で呼ばれています。子どもの成長と学業成就を願う母親に信仰されているそうです。元号「令和」ゆかりの大友氏の祖廟でもあります。

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楼門には大絵馬が架かっていますが、露店はまだ出ていません。

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楼門の左手前の「文道会館」 1階は多目的ホールや社務所、2階には貴賓室を設け、展覧会や講演会など、情報発信の拠点として利用されています。既に門松が飾ってあります。

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楼門にはいつも道真の歌がかかげられています。「美しや紅の色なる梅の花  あこが顔にもつけたくぞある」、道真が5歳のときに菅原院の庭に咲いている梅を詠んだ歌で、「あこ」は道真の幼名だそうです。

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今年の大絵馬を描いた日本画家・三輪純子氏は「疫病よけ・魔よけになるように八方をにらみ付ける姿にした」と語っています。楼門の内側には日本人形が飾られています。

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これらは西陣織工業組合より奉納された「糸人形」で、上が巴御前、下が藤娘だと思われます。

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楼門をくぐった左の小屋に「病疫退散・合格祈願梅干し」があります。

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楼門から参道は一筋西にずれ、両側に道真ゆかりの四つの摂社が並んでいますが、先を急ぎます。

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「三光門」

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国宝の「本殿」には菅原道真を祀り、よく知られている受験合格や学業成就以外に、文芸や芸能の上達、冤罪を晴らす等のご利益もあります。

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右手は授与所、正月になると全ての窓口が開きます。

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こちらは、手を消毒しておみくじ棒を引くようです。

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本殿前の右から回廊を出ると、下の「竈社(かまどしゃ)」をはじめ多くの摂末社がありますが、この日は最小限のお参りです。

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東の鳥居、向うの上七軒は北野天満宮の参道でもあります。ここから本殿の裏に回わると多くの摂末社があります。

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手前は神社の創建以前から鎮座する「地主(じぬし)社」で、天地すべての神々「天神地祇」を祀ります。楼門からの参道はこの社に通じていて、この社を尊重して本殿をずらして建造したといわれています。

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本殿の真後ろの「御后三柱(ごこうのみはしら)」は、道真の祖神の天穂日命、祖父の菅原清公、父の菅原是善を祀ります。かっては、天満宮の参拝はこの裏の三神も含めて礼拝するのが作法だったそうです。

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北西の隅に「絵馬所」があり、今年の大絵馬と同じ虎の絵馬もありました(最後の写真)。鳥居は「一願成就所」でその右奥に「亀石」があります。ここは、受験生だけでなく是非お参りしたい場所です。

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この撫で牛は北野天満宮で最も古く受験生に人気です。数年前まで、一願成就所と絵馬所は境内の南西に移されていましたが、亀石はこの場所にとどまっていました。

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牛の石像が陽石、注連縄で囲まれた大きな亀石が陰石とされます。陰陽石の両方をお参りしてご神徳をいただく風習があり、古代信仰の名残りともいわれています。

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コメント

幸先詣。コロナで正月文化、露店文化、
いろんなものが、少しずつ変わっていくのかもしれませんね。
「病疫退散・合格祈願梅干し」は面白いですね。
合格祈願の梅干しは、珍しい気がします。
甘味の強い梅干しなのか、酸味の強い梅干しなのか、
少し気になります。

投稿: munixyu | 2022年1月11日 (火) 19:53

★munixyuさん こんばんは♪
梅は菅原道真にゆかりがあるので、梅干しは縁起物でご利益があるとされています。梅園でとれた実を塩漬けにして、天日干しにします。塩がふき出している梅を更に塩漬けにしていますので、かなり塩辛いと思います。最近は味が変わってきたという方もいますが、私は未確認です。

投稿: りせ | 2022年1月15日 (土) 00:33

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