水薬師寺と七条幼稚園
過去の全記事 2006年1月27日から毎日更新しています。
昨日の記事に続いて、水薬師寺に向かいます。上は御前通に面した水薬師寺が経営する「七条幼稚園」の門、下は塩小路通との交差点です。水薬師寺へは交差点で右に曲がります。
「水薬師寺」は山号を塩通山、院号を医王院という真言宗の単立寺院で、
創建は平安時代の延喜2年(902)大池の中から薬師如来が出現したので、醍醐天皇が理源大師に命じてその薬師如来を本尊として寺を開かせたといわれています。
左に「七條幼稚園」、右に「水薬師寺」の看板がかかっています。何も予備知識がなくて来たので、他に入口があると思って周囲を回りました。あとで調べると、拝観できるのは初薬師の1月8日だけで、本尊の開帳が行われるそうです。
元弘のの兵火で堂宇は焼失、江戸時代中期の寛政元年(1789年)板倉周防守足利氏の助力によって尼寺として再建されたといわれます。下は本堂で、Googleのストリートビューの「小山茂樹」さんの投稿写真です。
本堂に祀られている薬師如来は、京都十二薬師霊場の三番札所(二番は東寺)です。おなじく下の2枚の写真は「オープンカーをこよなく愛する男」さんの投稿。
平清盛が熱病を患った時、当寺の池(清盛井とも呼ばれる)で水浴びすると平癒したので、弁天堂を建てて安芸国宮島の弁財天を勧請して祀ったと伝えられています。
ただし、井戸と弁天堂は現存していません。毎年2月第2日曜には祈願護摩供が修行されます(一般参拝不可)。おなじく「はらたろう」さんの投稿写真。
近代になって境内に七条幼稚園を開園、2015年には学校法人「水薬師学園」の七条幼稚園となりました。定員は280名、受入れ対象は3歳児から小学校就学前までです。(松尾大社西七条御旅所にあった灯り)
通常教育の他に平日の預かり保育も行っています。週3回(月水金)給食があり、成長期の子どもの必要カロリーを考えて偏食をなくすよう配慮しているそうです。希望者には放課後にトライル体操教室やカワイ音楽教室があります。
塩小路通の一筋北の脇道(境内の裏手)に小さな地蔵堂がありました。御前通に戻り、南にあるJRの高架をくぐると東寺西門通です(最後の写真)。
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コメント
定員は280名って、結構大きな幼稚園なんですね。
預かり保育に、給食日に。
少子化のいま、保育園や幼稚園は大切な存在になってきますよね。
投稿: munixyu | 2022年1月26日 (水) 16:07
★munixyuさん こんばんは♪
訪れたのが土曜日だったので園児たちを見ることができませんでした。夏には広大なプールができるそうです。
投稿: りせ | 2022年2月 2日 (水) 00:24