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2021年10月11日 (月)

大福寺と京都十二薬師霊場

過去の全記事  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

二条通から麩屋町通を北に歩いて大福寺まで来ました。「大福寺」は正式名称を瑠璃光山利生院大福寺という天台宗の寺院です。

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飛鳥時代の推古天皇の時代(593-628)に大和国(現在の奈良県)宮田郷に建立され、平安時代の初めに勅旨により京都に移されました。寺伝によれば、開山、開基は聖徳太子とされ、本尊の菩提薬師如来も聖徳太子の作とされます。

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 北は夷川通、南は二条通、西は富小路通、東は麹屋町通で囲まれた寺域に七堂伽藍を有し、皇室の信仰が篤かったといわれます。本尊は京都十二薬師の一つで、厨子の前に御前立が安置されています。

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京都十二薬師霊場は平安時代から行われ、時期によって変化、現在の十二ヶ寺が定まったのは江戸時代の天明年間(1781-1789)といわれます。しかし、天明の大火(1788)で多くの堂宇を失い、現在は本堂を残すだけとなりました。

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幕末には勤王の志士・梅田雲濱が寺に仮住まいをして妻・千代を迎えました。雲濱は安政の大獄で捕えら獄死、妻は維新後も寺に住み女紅場の講師として通ったといいいます。(書置きの御朱印を頂きました。)

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京都十二薬師霊場では、特に信仰を集めた十二か寺のお薬師さまに、無病息災、当病平癒、厄難消除、所願成就などの願をかけて順に巡ります。江戸時代の「薬師霊場記」にその様子が詳しく書かれています。

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約80年の中断の後、平成24年5月12日に京都十二薬師霊場が新たに復興しました。1平等寺(因幡薬師)、2東寺(金剛薬師)、3水薬師寺(水薬師)、4壬生寺(歯痛止薬師)、5地福寺(日限薬師)、6福勝寺(峰薬師)、

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7雙林寺(東山薬師)、8大超寺(鍬形薬師)、9薬師院(こぬか薬師)、10大福寺(菩提薬師)、11西光寺(寅薬師)、12永福寺(蛸薬師)です。車を使えば一日で巡拝できるそうです。

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大福寺は安産腹帯地蔵尊と京都七福神の布袋尊、天台僧・良源(元三大師)像も祀ります。良源は魔除けの護符に、2本の角を持ち骨と皮に痩せ細った夜叉となり、疫病神を追い払う姿に描かれます。

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一方で良源はかなりのイケメンで宮中に出向くと女官たちから言い寄られて困惑、鬼の姿になって追い払ったともいわれます。首を長くして良源を待つ女性が描かれているユーモラスが御朱印があります。

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二条通に戻る途中に「京の温所 麩屋町二条」 築150年の大きな京町家をリノベーションした一棟貸しの宿です。上質な素材を使った建物の内部には「カリモク家具」が溶け込み、8名まで宿泊可能。

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「六々堂」 産寧坂で明治、大正、昭和にわたり京焼・清水焼の窯元を続け、平成に入って京都在住の伝統工芸作家(主に陶芸作家)、数年前にこちらに移転してからは現代美術作品を幅広く紹介、作品展を企画開催しています。

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二条通に戻る途中の麩屋町通の「小泉」ハンコ屋さんです。GoogleMapには店名が「ルンコ」とありますが、看板の字を読みそこなったのではないかと思います。

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特定非営利活動法人「京都文化財建造物研究所」 寺社の歴史的建造物の調査・修復事業を中心に、文化財の調査・設計・監理手法と工作技術の研鑽、修復技術者の育成、施工業者の指導・教育と後継者の養成を行います。

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コメント

ハンコ屋さんは、最近見なくなった気がします。
昔は、結構あったのに。
これからどんどん減っていくでしょうね。
ハンコ屋さんを見ると、心配になってしまいます。

投稿: munixyu | 2021年10月11日 (月) 15:23

★munixyuさん こんばんは♪
日本の公的な文書で判子がなくなるとは考えにくいですね。署名(サイン)は手軽ですが、いざというときの筆跡鑑定は、印影(判子)の真贋の判定には及ばないようです。もっとも、判子を盗まれてはいけませんが。

投稿: りせ | 2021年10月13日 (水) 00:41

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