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2021年10月 5日 (火)

釜座通とこぬか薬師

過去の全記事  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

昨日は中京の街を歩いていくつかの寺社を訪れました。上は丸太町通から見た京都府庁で、中心の通りは釜座通(かまんざどおり)です。釜座通は、丸太町通で少し東にずれて南に続きます。

角にあるお店は「よっちゃん家」。ご主人の出身の京都北部の魚貝が美味しい居酒屋ですが、ワンコインのランチも人気です。このあたりはサラリーマンの利用が多い場所です。

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釜座通の名は、現在の三条釜座近辺に、平安時代から釜師(茶釜や梵鐘などの鋳物職人)が住む「釜座」が集まっていたことに由来します。釜座は特権的な権利を認められた釡師の組合です。向いはテナントビルの「カマンザビル」 

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「Florist HANATATSU」 祝花・供花のお店で、生産者やデザイナー直送でお届けします。看板にある「花キューピット」は、お花を直接お届けするサービスで、全国4,500店舗が加盟しているそうです。

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左は「今井燃料 i-sumi.com(いい炭ドットコム)」元は炭屋さんだったようですが生活用品・インテリアの会社です。右は「京町家サロン・木想倶楽部」京町家の古材からオリジナル商品を作る会社です。

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「CUCINA KURAMOCHI(クッチーナ クラモチ)」 本場イタリアで修業した倉持智一さんのお店で、本場仕込みのイタリア料理を肩ひじはらずに召し上がって欲しいそうです。料理にあうワインもそろえています。

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「CASA府庁前」 築1987年、4階建、1K(洋室8帖)16戸のマンションです。

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「京町家のギターショップ ライトニン」 アメリカの老舗一流ブランドから一般普及モデル、日本のGS時代、フォークソング時代に活躍したモデルなどを幅広く扱い、楽器の売買、修理などを行っています。

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「松前屋」南北朝時代の1392年創業、宮内庁御用達の高級昆布店。明治初めに天皇家が東京に移ってから一般にも販売するようになりました。創業時に天皇から「松前屋」の屋号と「文右衛門」の名を賜り、諸役御免除・名字帯刀を許されました。

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「Cafe & Wine Bar Knuckles」 今年4月に町屋を改装してリニューアルオープン、昼はサンドイッチ片手にくつろげるニューヨークスタイル
のカフェ、 夜はワインとワインに合うメニューを用意しているそうです。

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「肉酒屋 輪っか」丸太町小川通の「酒バル 輪っか」の2号店として2018年にオープン、全国から厳選したA5、A4ランクの黒毛和牛とともに、和食出身のご主人の料理が頂けます。まずドリンクとともに出汁が出てくるそうです。

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「竹屋町通」を横切ります。

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「華洛苑 京町家ほっと衣て」きもの・帯・和装小物に加えて、冠婚葬祭・季節の行事(子供用も)、きもの京洗い(丸洗い)、シミ落し、きもの加工なども行っています。

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「Marque-page(マルク・パージュ)」アプフェルクーヘン(りんごとアーモンドのタルト)などオーストリアのケーキが並び、「シェフのオススメ」もあります。奥のカフェスペースは現在お休み中です。

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「フローラルOKD」 築1990年、5階建、22戸、オートロック、管理人常駐のマンションです。

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「シャーメゾンレフィシア」 築2021年6月、3階建、11戸、管理人巡回のマンションです。

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「蔵人(くろんど)」 洋服・洋品の衣料品店、上階の「シャトーはな」は、築1985年、3階建、5戸のマンションです。

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「夷川通」を横切ります。角は調剤薬局の「やすゐ薬局大黒店」、紹介しませんがこの通りにはいくつかの病院があります。

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「(有)山本染匠」染のオーダー専門店で、暖簾や風呂敷の加工、オーダメイド生産、特注サイズも承ります。

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「工芸染色 勝見染工房」山本染匠の向かいにあります。一般向けの染ではないようで、WEBに情報がありません。

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「こぬか薬師」 山号を医徳山(いとくさん)、正式名称を薬師院という黄檗宗の寺院です。右の祠は「大黒町地蔵尊」、このあたりは大黒町です。

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奈良時代の782年、最澄が延暦寺草創の祈願のため、7体の薬師如来像を自ら刻んだとされます。その後、美濃国横倉に医徳堂が建てられ、このうちの1体の薬師如来が安置されました。

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鎌倉時代の1230年、全国に疫病がはやり多数の犠牲者がでました。院主の夢に薬師如来が現れ、自らの前に来れば諸病を治すと「来ぬか、来ぬか」と告げました。以後、寺に参詣者が押し寄せ、諸病が平癒し、薬師如来はこぬか薬師と呼ばれました。

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その後、美濃の大名・斎藤道三よりこぬか薬師のことを聞いた織田信長(1534-1582)は、天下統一のために入洛した際に、こぬか薬師を美濃から京都の現在地に移したといわれます。

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江戸時代中頃の1702年、黄檗宗の鉄面寂錬が再興し、中興の祖となりました。その当時は京都七薬師の一つに数えられました。こぬか薬師は秘仏のようで、薬師如来の御前立が安置してあります。

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幕末の1864年に蛤御門の変で全焼、明治の1889年、三井家や近衛家の支援により縮小して再興されました。戦後になって荒廃しましたが、2000年に庫裏が再建。

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平安時代に始まったという京都十二薬師霊場めぐりが2012年に復活、こぬか薬師は第9番札所。こぬか薬師は京の通称寺霊場14番でもあります。

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突き当りは二条通で、釜座通は少し東にずれて続きます。

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コメント

「京町家のギターショップ ライトニン」 
楽器屋だから洋風の建物をイメージしていたら、
凄く和風な建物が出て来て、驚きました。
釜座通は、見かけと中身の違った専門店が多いですね。

投稿: munixyu | 2021年10月 5日 (火) 16:16

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