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2021年10月13日 (水)

寺町通を歩く 二条から革堂まで

過去の全記事  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

昨日の記事の最後、梶井基次郎の小説『檸檬』に登場した「八百卯」は、上の写真の中央のビルの1階にありました。ここから寺町通を北に歩きました。

二条通でかなり疲れたので、寺町通では目についたものだけを撮影しながら革堂に向かいます。「寺町通」は秀吉による都市改革で寺院が集められた通りですが、このあたりは美術商が並ぶ「美術の街」でもあります。

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「古梅園 京都支店」 安土桃山時代の1577年の創業以来造り続けている御墨のほかに、筆・硯・紙の文房四宝を取り揃えています。右に「此付近 藤原定家京極邸跡」の石碑 藤原定家(1162-1241)の京極邸は平安京左京二条四坊十三町にありました。

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その邸地から、定家は京極中納言と称されました。九条家に出入りして良経(1169-1206)や慈円(1155-1225)と知り合いになり、後鳥羽上皇(1180-1239)に見出され、その歌風を大成させました。

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定家は治承4(1180)から55年間に及ぶ日記『明月記』を残し、その墨蹟も「定家風」と呼ばれ古筆として尊重されました。くしくも、石碑の前は墨屋の老舗で、右隣は筆の「白鳳堂」です。 

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「株式会社大林金物店」 大工道具・工具・金物・ネジ・塗料・接着剤・厨房・家庭用品など、幅広い金物を扱います。インターネット金物店も経営、絵画を飾るためのピクチャーレールがおススメだとか。

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「夷川通」は平安京の冷泉小路にあたり、公家の冷泉家がこの通り沿いに存在したことが名称の由来。寺町通から烏丸通の間は家具屋街となっています。左は古着物、古布の「唯屋(ただしや)」、右は建築・不動産の「人見建設株式会社」。

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夷川通りの向かい(東)は、スケートボード用品店「LAMP」、中央は共同オフィスの「CIGOTOnoBA」、右はインテリア用品の「プティ・タ・プティ」。夷川通は南にずれて鴨川まで続きます。

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CIGOTOnoBAはカフェを併設、ドリンクとケーキを頂きました。カウンターとテーブル、ソファー席もあり、もともとはカフェのようです。後で調べると、日替わり店長のお店で郷土料理をはじめ様々なお料理がいただけるそうです。

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囲碁「本因坊」発祥の地 かってここにあった寂光寺の住持・日海(にっかい、算砂)は囲碁に秀でていました。織田信長や豊臣秀吉に師と仰がれ、後に徳川幕府に招かれて、江戸で囲碁の家元・本因坊家を開きました。

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「本因坊」は算砂の宿坊の名でしたが、現在は最も格式のある囲碁のタイトルの一つとなっています。石の碁盤があり、記念式典でプロ棋士の対局が行われたそうです(ただし数手のみ)。

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「YAMADA ART CLUB」 古美術商「山田萬寶堂」がこの日(10月4日)「YAMADA MPD ART CLUB」として新装開店。同志社女子大学教授・山田邦和氏(考古学)の実家で休業状態でしたが、甥夫婦が後を継いでくれたそうです。

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「進々堂」は大正2年(1913)創業の京都の代表的なベーカリー(こちらはレストランを併設)。創業者・続木斉(つづきひとし)は日本で初めてパリに留学してフランスパンを製造。店先に「藤袴(フジバカマ)」の鉢が並んでいます。

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革堂(行願寺)まで来ました。門前や境内には藤袴が並んでいますが、続きは明日の記事で。

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コメント

CIGOTOnoBA
日替わり店長のお店って、面白いですね。
日によって雰囲気が全く違うのでしょうね。
「進々堂」
日本で初めてパリに留学してフランスパンを製造って、
凄いことですよね。どんなフライパンだったのか気になります。

投稿: munixyu | 2021年10月13日 (水) 15:16

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