桜散歩 出町橋から北大路橋へ
←目次 2006年1月27日から毎日更新しています。
新型コロナのリバウンドが気になりますが、昨日は出町三角州から賀茂川を遡りました。河川敷のソメイヨシノは満開で風が吹くと花びらが散る状態でした。見頃はあと数日間だと思います。
上の写真で三角州の向こうに浄土宗の砂川三軒寺があります。左から長徳寺、常林寺(建物は見えていません)、正定院(工事の素屋根)。大勢の人が飛び石を渡っています。
このあたりは、トビが何羽も飛んでいて行楽客の食べ物を狙うほどでしたが、最近はあまり見なくなりました。人出が減って食べ物にあり付けなくなったからかも知れません。
「出町橋」をくぐります。
それぞれの桜の下ではお花見をしている人がいます。でも、コロナが流行する以前のように多人数のグループはあまり見かけませんでした。
対岸は葵公園(鴨川公園)で、現在整備工事中です。
「葵橋」をくぐります。橋の東詰で河原町通が下鴨本通になります。
鴨のカップル、餌を食べているメスをオスが見守っています。
頭にかざり羽があるので、「コサギ」だと思います。
こちらは「ダイサギ」だと思います。
賀茂川の右岸(西岸)からは大文字がいつも見えています。
土手の上から 結婚式の前撮り撮影、葵橋東詰には「あゆみブライダル」があります。
正面は比叡山。
いままで歩いてきた河川敷は「鴨川公園」となっています。範囲は三条大橋から庄田橋(上賀茂神社より上流)および高野川の高野橋までの河川敷です。
昨年、対岸の下鴨西通を歩いて記事にしたとき、豪邸が並び社長通りとも呼ばれることを知りました。そう思って見ると、それぞれの敷地は広く立派な建物が並んでいます。
土手の上のソメイヨシノは大木が多く、2年前の台風被害から回復して枝ぶりがよくなりたくさんの花を咲かせています。
土手の上の「加茂街道」は5月に葵祭の行列が通ります。*今年の葵祭の行列は新型コロナの流行で昨年と同様に中止となりました、
「出雲路橋」は鞍馬街道の始点で、京の七口の一つ鞍馬口(出雲路口)と呼ばれました。昨年はこの先の広々とした河川敷にほとんど誰もいませんでしたが、今年は花見をしている方が見られます。
対岸の薄緑の建物は 「女子学生会館 下鴨アカデミー」、カトリック系の女子寮です。
かって琵琶湖疏水分線は松ヶ崎を通り、賀茂川もサイフォンでくぐって紫明通に流れていました。戦後の河川整備によって「賀茂川サイフォン」が断たれ、下の開口部から疏水の水が放流されました。
しかし、平成20年完成の堀川水辺環境整備事業により賀茂川サイホンが復活して、疏水の水が紫明通の中央分離帯上の小川に流れていきます。下は「鴨川公園出雲路橋運動場」。
運動場では、テニスの小型版(パドルテニス?)をしていました。
今年はミニテーブルやバスケットにワインや食べ物を並べて、インスタ映えの写真を撮る「おしゃピク」の若い女性を大勢見ました。お花見の形も変わりつつあるようです。
「北大路橋」 ここで橋を渡り、左岸の「半木(なからぎ)の道」に向かいました。
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コメント
「おしゃピク」ですか。
初めて聞きますが、インスタ映えの写真のための花見
ということですよね。
理解に苦しみますが、時代の変化を感じます。
投稿: munixyu | 2021年4月 1日 (木) 15:40
今年の桜は見ごろが長くて…
京都は春・春・春 ですね。
こちらで教えていただいたお花や鳥の名前がたくさんあります。
ちょっとだけ「かしこ」の振りをしたりして。
宝塚も桜が満開です。
今日も散歩に出かけます。
投稿: もっちゃん | 2021年4月 2日 (金) 08:53
つわぶき、いちはつ…
散歩の途中に孫に言うと、ちょっと驚いてくれるのが
嬉しいです。
投稿: もっちゃん | 2021年4月 3日 (土) 09:18
★munixyuさん こんばんは♪
私も普段使いなれない言葉で、若い人の行動を理解するのに精いっぱいです。
投稿: りせ | 2021年4月 6日 (火) 00:22
★もっちゃん こんばんは♪
お返事が遅れてすみませんでした。今年は人出が少ない分、桜の自然な雰囲気を味わえるのかもと思っています。動植物の名前は詳しくなくて、写真を載せるのに必要に迫られて調べることも多いです。
投稿: りせ | 2021年4月 6日 (火) 00:34