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2021年1月 9日 (土)

雪の京都 鷹峯・常照寺

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

現在外出を自粛して、京都の冬景色をお送りしています。昨年暮れに「心残りの紅葉」として記事にしたばかりですが、今日は鷹峯の常照寺です。上は「吉野門」、島原の吉野太夫の寄進により建立され、1917年に再建されました。

「常照寺」は山号を寂光山という日蓮宗総本山身延山久遠寺の直末です

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「帯塚」昭和44年(1969)に在京の著名人によ って建立、作庭は中根金作で苔により鷹峰三山を表現したそうです。

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元和元年(1615)本阿弥光悦は徳川家康から鷹峰の地を拝領、一門と家職につながる工匠や商人を引連れて移住してきました。翌年、光悦と光瑳の親子は、ここに「法華の鎮所」を建立、鷹峰で布教していた寂照院日乾上人を開山に招きました。Jdsd_828a

上の「本堂」はかっての講堂を改築したもので、本尊として十界大曼茶羅を安置しています。日乾上人は鎮所を「寂光山常照寺」と号し、僧侶の学問所「鷹峰檀林」を創設したので、当時は「常照講寺」とも呼ばれました。本堂の左から境内に入ります。

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ところで、新型コロナウイルスの新規感染者がいずれも過去最多を更新している大阪、兵庫、京都の3府県は、本日(1月9日)緊急事態宣言の発令を政府に要請するそうです。

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鷹峰壇林は山城六壇林の一つで、数万坪の境内には、講堂、衆妙堂、玄義寮、妙見堂など30余棟の堂宇が並び、数百人の学僧が集い、鷹峰一帯の中心的なアカデミーともいえる場所でした。「妙法龍神社」雨を司る龍神を祀ります。

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檀林の学僧は13年以上も入寮して、学業をはじめとして様々な教育を受けました。檀林は明治5年(1873)の学制発布まで続きました。お百度石があります。

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奥の「鬼子母尊神堂」には子育て、子授けの守護神が祀られています。

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「常冨(つねみ)大菩薩殿」 先日の記事で紹介したように、学僧に化けて修行をしていたところ見つかって寺を去り、摂津の妙見山で修行を続けて常富大菩薩となった狐を祀ります。

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「吉野太夫」は京都の太夫(芸妓)の名跡で、山門を寄進したのは2代目で、その後10代まで続きました。初代の吉野太夫は安土桃山時代の人で、本阿弥光悦などの文化人と交流があったそうです。本堂の裏手にある高台に向かいます。

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2代目は西国の武士の娘でしたが、故あって島原の芸妓となりました。名妓といわれ、最上位にあっただけではなく教養が高く、詩歌、管弦、 茶の湯、香道の諸芸に秀で、上流階級の社交場の花とうたわれました。一段高い場所にある茶室の「聚楽亭」。

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豪商で文化人でもあった灰屋紹益は吉野大夫とのロマンスで後の関白・近衛信尋(のぶひろ)と争い、大夫を身請けして妻としました。紹益22歳、吉野太夫26歳でした。父は本阿弥光悦の甥・光益、死別した最初の妻は光悦の娘でした。

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灰屋は紺染めに用いる灰を扱って巨万の富を築いた屋号です。紹益はその養子となりましたが風雅の道を好み、井原西鶴の『好色一代男』の主人公・世之介のモデルともいわれました。茶室「遺芳庵」。

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紹益は人気の吉野大夫を妻に娶った嬉しさを詠んで「ここでさへ さぞな吉野の 花ざかり」。当初、義父の紹由は遊里の女を身請けした紹益を勘当しましたが、その後吉野太夫の人となりを知って紹益の勘当を許したそうです。「吉野窓」、

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しかしながら、吉野大夫は寛永20年(1643)38歳の若さで亡くなり、縁のあるこの寺に葬られました。紹益が吉野大夫を葬ったときの歌「都をば 花なき里となしにけり 吉野を死出の 山にうつして」。

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鷹峯街道の西にある源光庵に向かいます。

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コメント

緊急事態宣言の要請、
問題は1ヶ月で終わるのかどうか、
その効果ですよね。
一日でも早い状況の改善、
感染者数の減少を祈るばかりです。

投稿: munixyu | 2021年1月 9日 (土) 15:06

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