雪の京都 銀閣寺庭園
←目次 2006年1月27日から毎日更新しています。
新型コロナの感染拡大がおさまらず、外出を自粛して雪景色の京都をお届けしています。数年に1度の大雪の日で、昨日に続いて銀閣寺に入ります。
京都府の新規感染確認は年末、年始でも100名を超えるときがあり、人口10万人当たりにすると全国でも感染が著しい地域になっています。総門から中門の間の「銀閣寺垣」
昨日は、直近1週間の平均で東京都46.54人、神奈川県33.15人についで、京都府24.7人となり、以下埼玉県23.95人、栃木県23.89人、千葉県23.75人となっています。中門の受付を入ると、
上の写真の唐門をくぐると直ぐ右手に「銀閣(観音殿)」(国宝)があるのですが、建物全体の写真を撮るには近すぎます。池は「錦鏡池(きんきょうち)」。
東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県に緊急事態宣言が出されるようですが、京都府は同レベルの感染状況です。「向月台」もともと白い盛砂なのですがこの日は雪化粧です。
現在のところ緊急事態宣言を要請する動きはなく、府民それぞれが行動を自粛するしかありません。向うに見えるのは今通ってきた中門。
花頭窓からの「銀沙灘」
雪に覆われた銀沙灘はスポンジケーキに生クリームを塗ったようです。
方丈の前から
銀閣の全体を眺めることができる場所は意外と限られていて、ここは最初の撮影ポイントです。
ときどき雪が激しくなります。
後ろを見ると、方丈と「東求堂」(国宝)の間に手水鉢が見えます。側面にある模様が僧侶の袈裟の文様に似ているので、「袈裟型手水鉢」といわれ(江戸期の作)、斬新な意匠から様々なコピー が作られたそうです。
この後、順路に沿って池泉回遊式庭園を歩きます。
錦鏡池には、諸大名が数々の名石を献上しました(諸候石)。それらのうち、大内政弘が寄進したものは現在でも残っています。
ところで、以前の当主・義弘はこの石を金閣寺庭園に拠出することを拒み、その後足利義満に戦を仕掛けるも敗れて戦死したとのことです。政弘はそのことを教訓にしたのでしょうか。
池の山際にある「洗月泉」(中央左の落水)『都花月名所』に出てくるそうです。
ここまで歩いてきた「銀閣寺庭園」は国の特別史跡・特別名勝に指定され、別名「下段の庭」とも呼ばれています。 モノクロ写真のようです。
向うに見えるのは東求堂、この後、山の斜面を登り、「上段の庭」、見晴らし台へと向かいます。
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