« 雪の京都 鷹峯・源光庵 | トップページ | 雪の京都 神宮道を知恩院へ »

2021年1月22日 (金)

雪の京都 龍安寺(石庭と鏡容池)

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

Dsd_1937a
※写真は全て拡大します。

現在外出自粛中です。最近は京都市内に雪が積もることがほとんどありませんが、かっては数年に一度は大雪が降り本格的な積雪がありました。そんな雪景色をお届けしています。

今日は龍安寺の石庭と鏡容池です。下は「山門」、左に拝見受付があります。この地域一帯は、平安時代中期の永観元年(984)に建立された円融天皇の御願寺・円融寺の境内地でした。

Dsd_1907a

円融寺は徐々に衰退し、平安時代末に藤原北家の流れを汲む徳大寺実能(さねよし)が山荘を建立しました。(池の横を通って、石庭がある方丈に向かいます。)

Iml_2242a

後に、この山荘を細川勝元が譲り受け龍安寺とし、初代住職として妙心寺8世住持・義天玄承(玄詔)を迎えたました。拝見入口の「庫裏」が見えてきました。石段の横は「龍安寺垣」。

Dsd_2028a

方丈庭園は室町時代末期の作と伝えられ、枯山水の「石庭」として有名です。三方を油土塀で囲み、長方形の敷地の中に白砂を敷き、一木一草も用いず、15個の自然石を配しています。(東西約25m 南北約10m)

Dsd_1930a_3

渓流を虎が子を連れて渡る「虎の子渡しの庭」と呼ばれますが、石の配置の本来の意味は不明だそうです。左の方から石を見ていきます。

Iml_2263a

砂紋が雪で覆われているために水の流れが分りませんが、それぞれの石の周囲は島に打ち寄せる波のように砂紋が囲んでいるはずです。左端は5つの石がかたまっています。

Dsd_2011a

油土塀と柿葺屋根は2006年の春に全面葺き替えが行われました。中央部分の向うに2つの石。手前は3つの石があります。  

Dsd_1961a

右側は、左奥から3,2,手前に3個の石がかたまっています。

Dsd_1964a

結局、左から5、2、3、2、3個ずつかたまっているのを7,5,3個とまとめて、縁起の良い奇数(陽の数)の配置の「七五三の庭」とよばれることがあります。

Iml_2250a

春には中央の枝垂桜が美しく彩りを添えます。

Iml_2272a

雪がときどき激しく降ります。

Dsd_2013a

方丈には正面の石庭だけでなく、それを囲むように四方に庭があります。裏(北)庭にある茶室・蔵六庵の蹲踞、「吾唯足知」と彫ってあり、徳川光圀の寄進といわれています。

Iml_2296a

1924年に石庭が国の史跡・名勝、1954年には特別名勝に指定され、1994年に龍安寺は「古都京都の文化財」としてユネスコ世界遺産に登録されました。帰り道は鏡容池の周りを左周りに巡ります。

Iml_2273a

中の島の弁天島には「大弁財天尊」として、弁財天、毘沙門天、大黒天を祀り、弘法大師が刻んだとの伝承があり、豊臣秀吉も信仰したといいます。龍安寺で飼われてる犬がいます。

Dsd_2131a

多くの寺院には、鎮守として建物や庭園、池などを守る神仏が祀られています。目立たない場所にあっても、僧侶たちの願いを表すものとしてお参りすることにしています。弁財天は池や川の守り神です。弁天島のお地蔵さん。

Iml_2454a

墨絵のようにモノトーンの世界です。龍安寺の「鏡容池」 「おしどり池」ともいうそうです。

 Iml_2386a

平安時代、龍安寺一円が徳大寺家の別荘であったころ、お公家さんがこの池に龍頭の船を浮かべて歌舞音曲を楽しんだ事が文献に載っているそうです。点々とあるのは、蓮の茎だと思います。

Dsd_2071a

凍りかけている水面に走る線は鴨の通り道で、一列になって進みます。

Iml_2408a

ところで、京都府の新型コロナウイルス新規感染者は、一昨日は123人、昨日は140名と、一進一退です。今のところ、辛抱強く緊急事態宣言の要請を守るしかありません。

Dsd_2102a

鏡容池は、大覚寺の大沢の池と並んで平安時代の名池としてかっては石庭よりも有名で、明治時代末期まではおしどりの名所だったそうです。方丈の反対側の南側の道に来ました。

Iml_2429a

「水分石(みくまりいし)」徳大寺の遺構で流れ込んできた池の水がここを境に東と西に分かれるとか。また、この石が水沈すると水門を開くなど、池の水かさを調整するのにも使われたたようです。

Iml_2433a

塔頭・大珠院の本堂が見えます。

Iml_2434a

池をほぼ一周しました。向うに弁天島の橋が見え、手前にアオサギがいます。

Dsd_2164a

お帰りの前に、ブログランキングの応援のクリック↓をよろしくお願いします。

★こちらを是非よろしく→   ブログ村→にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
-------------------------------------------------------------------

Iml_2283a

|

« 雪の京都 鷹峯・源光庵 | トップページ | 雪の京都 神宮道を知恩院へ »

コメント

結局今年は、ひどい大雪とかには、
なりませんでしたね。
普通の感じの冬でよかったと思います。
コロナは、一喜一憂。
寒が明けると、何とかなると信じています。
節分でしっかり鬼を成敗しましょう。

投稿: munixyu | 2021年1月22日 (金) 15:27

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 雪の京都 鷹峯・源光庵 | トップページ | 雪の京都 神宮道を知恩院へ »