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2020年11月22日 (日)

永観堂 小滝から多宝塔へ

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

永観堂の阿弥陀堂から境内に下りると、右手(南)に鐘楼があります(上の写真)。

銘文から、梵鐘は 安土桃山時代の1596年に鋳造されるも、より大型の鐘が必要と1708年に再鋳造、しかし音色が悪いと1743年に再々鋳造されたそうです。下は石段下から阿弥陀堂。

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参道の南の突き当りに小さな滝があり、右は永観堂幼稚園の敷地です。滝の周囲に「獅子門歴代句碑」があります。

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獅子門とは各務支考(かがみしこう)が率いた俳諧の一派・美濃派のことです。芭蕉の弟子であった彼は、芭蕉の没後その俳諧を広めることに努め、各地に多くの門人を輩出しました。

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第1世松尾芭蕉「古池や蛙飛込む水の音」、第2世各務支考「牛呵る聲に鴫たつゆうべ哉」、第3世仙石廬元坊「住倦いた世とはうそなり月と花」から第31世までの句碑があります(最後の写真も)。

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「やすらぎ観音」石仏彫刻家・長岡和慶(わけい)師の作品です。寺院の御堂に安置される仏像とは異なり、石仏は風雪にさらされ、多くは無名の石工によって彫られてきました。

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長岡師は、三井寺や三千院から大仏師の称号を受けた石仏彫刻家で、芸術あるいは信仰の対象としての石仏の価値を高めました。代表作は大英博物館、延暦寺、高野山、東大寺、永平寺、三千院にも収蔵され、野の仏を含めて500体以上を制作。

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右の手水舎は「龍吐水」、中央は「今様の碑」。今様は平安中期から鎌倉時代にかけて京都で流行した歌謡でが、その節(音階)は伝承されずに失われてしまいました。

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桝井泰山は、多くの方の協力を得て実践的に研究を重ね、当時の今様の基本となる節を復元しました。戦後まもなく日本今様謌舞楽会を設立、 国内外で奉納・公演を続けてきました。御影堂の前を通ります。

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泰山の功績を記念して上の碑が建立され、毎年4月に法要(泰山忌)が行われているそうです。御影堂の前から石橋を渡り下の庭園に下りる道は通行止めになっていました。

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御影堂の横に多宝塔への道があります(多宝塔は11月19日から上れないようになっているようです。)

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ここから急な石段が百数十段続きます。右上に臥龍廊から上れる開山堂があります(こちらは既に通行止めになっていました)。

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途中にお堂や、多数の石碑があります。

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最期の石段から多宝塔が見えます。多宝塔(祖廟)は、昭和初期(1928年)に建立された上部が円形の二重塔です。近すぎて写真が撮れないので、下からの写真を別の日に。

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永観堂のお堂がある場所が既に高いので、多宝塔の前から市内の中央部から北部が見渡せます。向うの西山は少しかすんでいます。

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正面の高いビルは「京都ホテルオークラ」、その手前が「京都市京セラ美術館」、左は東山中学・高校の校舎です。

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北西の方向に「左大文字」があり、その左の方の麓に金閣寺があるはずですが判別できません。

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下に見える紅葉が空いているところは池の畔で、右上に向かって拝観順路が決められています。「画仙堂」の屋根が見えます。

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その少し右にはお茶席ができています(後で一休みしました)。

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吉田山の上には金戒光明寺の「文殊塔」。

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吉田山の右から五山送り火の「妙」の字だけが見えます。

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南西の方を見ると、南禅寺の三門、右はウェスティン都ホテル京都、左に蹴上の浄水場が見えます。

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石段は急なので下りは注意しなければいけません。

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この参道は紅葉のトンネルで、途切れなく人が歩いているので空の写真を。

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勅使門の前を通ります。昨日は内側の釈迦堂から見ました。

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 名前は分かりませんが、紅葉(楓)にもいろいろな種類があることが分かります。

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木の間から放生池が見えていて、拝観順路は池の北(右)から回り込みます。

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コメント

こういう急勾配の階段を見ると、
空飛ぶ車というより、空飛ぶ車椅子が欲しくなってしまいます。
そんな時代も来るかもしれませんね。
ここの紅葉は、紅葉のしかたが綺麗ですね。
濃い紅葉に薄い紅葉に、時期も今一番いいですね。

投稿: munixyu | 2020年11月22日 (日) 14:47

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