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2020年10月 3日 (土)

仁和寺 寺宝とゼロ・ヒガシダ彫刻展

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

先日訪れた仁和寺では、境内と御殿内で「ゼロ・ヒガシダ彫刻展」が行われていました。ゼロ・ヒガシダ氏から上の写真の「折り鶴の碑(World pieace bird)」が奉納されたのが契機です。「祈り(inoriⅡ)」

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新型コロナウイルスの犠牲者の御冥福、世界平和への祈りを形にして発信したいということで、氏の作品展を行うことになったそうです。「阿羅漢(Player of Peace)」、最高の悟りを得た仏教の聖者です。

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ゼロ・ヒガシダ氏は1958年広島に生まれ、日大芸術学部、都立芸術大学大学院を卒業、ニューヨークに渡り多数の展示会に作品を出品、その後KAJIMA彫刻コンクール金賞などを受賞、世界的に活躍する芸術家です。(御殿内にも多数の作品があります。)

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観音堂の前に「平清盛公(KIYOMORI TAIRA」 『平家物語絵詞』に登場する空海と平清盛の逸話で、奥の院拝殿前で老僧(弘法大師)のお告げを聞く清盛をイメージした作品。屋外にあるのはいずれもステンレスと木材の造形です。

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令和阿弥陀堂の前の「空海(KUKAI)」 清盛に厳島神社を修造するようにと告げ、「社殿完成のうえは立身、官位は並ぶものあるまじ」と伝え、世界平和を祈る空海の姿だそうです。

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境内の散策の後、東門への道を霊宝館に向かいました。

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「金剛華(こんごうけ)菩薩」 金剛界曼荼羅に現れる菩薩で、左手に宝相華を盛った器を持ち、右手で器をはさんでいます。華道上達の仏として、昭和56年(1981)大仏師・長田晴山によって造仏されました。

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「霊宝館」に入ります。ここには、仁和寺が所蔵する国宝や重要文化財を始め、彫刻、絵画、書跡などの寺宝を保管・展示しています。今年は、仁和寺建立を発願した光孝天皇崩御から1133年で、春秋に加え夏にも名宝展が開催されました。

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会期ごとにテーマがあり、秋季(9月19日~12月6日)は弘法大師空海にまつわる至宝をテーマにして、国宝が初公開されています。

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仁和寺は仁和4年(888)宇多天皇(左、867-931)によって創建されましたが、発願したのは父帝である光孝天皇(830-887)でした。以下の宝物はパンフレットからの転載です。

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「真言八祖像 弘法大師」 真言八祖とは、インドから中国を経て日本に真言密教を伝えた高僧で、龍猛菩薩、龍智菩薩、金剛智三蔵、不空三蔵」、善無畏(ぜんむい)三蔵、一行禅師、恵果(けいか)和尚と弘法大師です。

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左は「文殊菩薩座像」(重文)、右は「吉祥天立像」(重文)、どちらも平安時代後期作です。

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国宝「三十帖冊子第1帖部分」 弘法大師空海(774-834)は平安時代初めの804~806年にかけて唐に留学して、帰国の際には様々な経典類を持ち帰りました。この冊子は唐で空海が書写したものです。

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「十地経・十力経・廻向(えこう)輪経」(重文)大乗経典三経を二帖に仕立てた冊子。空海が請来した三十帖冊子と大きさや装丁が同じで、そこ書かれた目録に記載があり、本来は一体のものであるとされています。

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国宝「阿弥陀如来坐像」 平安時代作で、縮小復刻(レプリカ、高さ115mm)を制作、寺内で販売されています。

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国宝「薬師如来像」 霊明殿は仁和寺で唯一の仏堂でもあり、その本尊(旧北院本尊)です。白檀製で緻密な彫刻、載金が施された平安時代作の秘仏で、秋季は9月19日~27日の期間だけ特別公開されました。

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「御室会館」 東門の横(南)にあり、宿泊(宿坊)とレストランだけでなく、展示会、合宿、研修や会議など多目的に利用することができるそうです。

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「東門」を出て、近くにある二つの寺院を訪れました。

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コメント

境内と御殿内で作品展というのは珍しいですね。
独創的な作品が寺と合ってて、いいですよね。
空海の字というのを意識して見たことはありませんが、
かなり達筆なのですね。
当たり前のことだと思いますが、凄いと思います。

投稿: munixyu | 2020年10月 3日 (土) 16:36

★munixyuさん こんばんは♪
大きい寺にはたいてい宝物館があるのですが、写真を撮れないのが残念です。特別公開の時期にはパンフレットやガイドブックがあるので、できるだけ紹介するようにしています。

投稿: りせ | 2020年10月 5日 (月) 23:27

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