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2020年7月 1日 (水)

夏越大祓と茅の輪くぐり

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

昨日は京都の各地で夏越大祓(なごしのおおはらえ)、茅の輪くぐりが行われたと思います。というのは、私も出かけるつもりだったのですが、大雨で外出できませんでした。

この行事は、半年間に積もった罪穢(つみけがれ)や災厄を祓い清め、残りの半年を穏やかに過ごせるように神に祈るもので、今年のような大変な年には大事な儀式です。

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最初に、吉田神社を例に簡単に夏越大祓の流れを見た後、いろいろな神社の特色のある儀式を紹介します。宮中を始め各神社で行われてきました。最初に、本宮前の拝殿で神事が行われ、氏名と住所を書いた人形が祭壇の上に置かれ、宮司が祝詞で神事の始まりを奏上します。

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神官・参列者が大祓詞(おおはらえのことば)を合唱します。高天原への天孫降臨から始まる日本神話の中で、罪穢の種類の列挙、そして祓戸4神によりどのように罪穢が消えていくのかを述べます。

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次に、神官と参列者が切り幣(ぬさ)を体の左・右・左の順番で振りかけて清めます。参加者にはあらかじめ、大祓詞と夏越大祓の和歌、切り幣の3点が配られています。

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斎場(拝殿)の四方を祓い清めます。さらに、神官や参列者、人形もお祓いをします。

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祓(はら)えつ物の布を切り裂きます。身に付いてしまった不浄なものが災いを引き起こすと考え、それを切り裂いて祓うことで、本来の魂が輝きを取り戻すのだそうです。

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神事の最後に、人形の束や切り裂いた布切れなどを境内の中央にある浄火(いみび)にくべに持っていきます。社務所の前から神官を先頭に行列が出発して、境内を大きく回って三の鳥居の前にある茅の輪をくぐります。

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吉田神社では同じ方向(左回り)に茅の輪を3回くぐります。輪をくぐるときには和歌「水無月のなごしの祓する人はちとせの命のぶというふなり」(拾遺和歌集・よみ人知らず)を唱和します。(この後は他の神社です。)

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「御香宮神社」では参拝者は最初に茅の輪をくぐるために並び、拝殿の前の茅の輪を、正面からくぐり、左に回ってもう一度、右に回ってもう一度の計3回くぐります。

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ふつう夏越神事、茅の輪くぐりは6月30日に行われますが、下鴨神社の夏越神事は立秋の前日(8月6日)に行われます。夜には夏超え神事の「矢取の神事」が行われます。

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奉納された厄除けの人形が御手洗池に流されると、裸になった氏子男子が一斉に飛び込み、池の中央に置かれた矢を奪い合います。 神事はあっというまに終わり、後から人形が御手洗川を流れていきます。

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「北野天満宮」 神事は本殿前で行われます。祓えつ物の布を切り裂くところです。

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神職による神事の後、茅の輪くぐりが始まります。最初に神職らがくぐり、その先頭は参列者の人形が入った長びつです。左回り、右回り、左回りと、計3回くぐります。

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「白峯神宮」では蹴鞠場で神事が行われます。

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神事の後、茅の輪くぐりが行われます。拝殿が前にあるので、それを左回り、右回り、左回りします。そのとき「みな月のなごしの祓する人は千年の命の延ぶというなり」の和歌のあと「蘇民将来、蘇民将来」と唱えます。

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「大覚寺」の五大堂(ほんどう)の観月台では年越しの大祓いの茅の輪くぐりが行われます。寺院では珍しいと思いますが、一年の厄払いをして新年を迎えます。

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宵山の「役行者山 (えんのぎょうじゃやま)」 修験道を主題にした山で、毎年巡行の前日(23日)の午後、聖護院から約50名の僧侶を招いて、会所前で護摩焚きが執り行われます。

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会所の入口に茅の輪ができていました。同じく山伏山や復興中の鷹山にも茅の輪がありました。

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「上賀茂神社」では茅の輪くぐりは昼間もできますが、夜に神事が行われます。神官たちが茅の輪をくぐります。

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橋殿の上で神事が行われ、その後神職らが橋殿から人形(ひとがた)を流します。

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コメント

昨日は大阪もめちゃくちゃの大雨でした。
あの雨では、夏越大祓に行けなかった人も
多かったと思います。
夏越大祓に、こんなに降るのも珍しいですよね。

投稿: munixyu | 2020年7月 1日 (水) 18:35

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