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2020年5月 3日 (日)

弥次喜多像と蹴上のつつじ

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

例年ならば蹴上浄水場の一般公開が行われている時期ですが、今年は中止となりました。写真は過去の一般公開のときのもので、最後に三条大橋西詰の弥次喜多像を紹介します。

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「蹴上浄水場」は日本最初の急速ろ過式浄水場として明治45年(1912)から給水を開始しました。その後の需要に対応して順次更新が行われ、平成24年(2012)に現在の設備となり、市内の中央部に給水をしています。(正門)

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正門から入って本館に向かう途中で、浄水施設の全体が見渡せます。蹴上の船溜りにある取水施設から流れてきた琵琶湖疏水の水は、手前(東)から向こうに行くにしたがってきれいになります。

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場内の斜面には約4,600本のつつじが植えられています。崖の土砂崩れを防ぐ役目もあるようです。

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本館は東西に長い建物で、廊下の両側の部屋のいくつかでイベントや展示を行っていました。

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廊下の突き当りの部屋はホールになっています。こちらは南側の崖で、北側には浄水施設があります。

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本館の西から出て、東の向かって坂道を上ります。途中で正門からの坂道と合流します。

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疏水の水は、右の施設の活性炭と炭酸ガスを吹き込む「粉末活性炭接触池」、塩素と凝集剤を入れてかくはんする「ブロック形成池」を通り、「薬品ちんでん池」から不純物は下水道に排出されます。

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不純物を取り除かれた水は、本館より西にある「急速ろ過池」(あとで近くを通ります)でさらに水道水の水質に浄化されて、あちこちにある「配水池」に送られます。下は「第2高区配水池」で、地面の下に貯水池があります。

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蹴上浄水場では、低区、高区、最高区の三段階の高さにある配水池に浄化された水をポンブで送り、それぞれの水圧によって市内に給水します。

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第2高区配水池の横の坂道をさらに上ります。

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右の台地の上に「最高区配水池」があり、その下に記念写真の撮影場所が設けられていました。

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先ほど通った第2高区配水池。

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「第2最高区配水池」 左に太陽パネルがあってその向こうにも配水池があります。

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「第1最高区配水池」 こちらは見晴らしがよい場所です。

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最高区の配水池から道は下りになり、下に第1高区配水池が見えてきます。この配水池は明治45年の浄水場建設当時のもので、2棟の建物は平成19年(2007)に近代化産業遺産に指定されました。

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順路は配水池を回り込み、途中から「急速ろ過池」が見えます。上で説明した薬品ちんでん池を経た水に、再び塩素(中間塩素)と凝集剤を注入して、急速ろ過池に送られます。ちんでん処理をした水を砂と砂利の層でろ過してさらにきれいにします。

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下りの坂道の途中に「つつじのトンネル」があります。

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ここで場面は変わり、三条大橋から南の方、まだ護岸工事をしています。

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三条大橋の擬宝珠に、幕末の池田谷事件のときの刀傷が残っています。こちらは南側の西端から2つ目の擬宝珠で、同じ位置の北側の擬宝珠にも刀傷が残っています。

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三条大橋西詰の南に「弥次喜多像」があります。十返舎一九の東海道中膝栗毛で珍道中をする二人が銅像となっています。江戸の日本橋から始まる東海道の終点が三条大橋でした。

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銅像は平成6年(1994)三条小橋商店街振興組合が建立したもので、彫刻家の小山由寿の作です。 小山由寿(よしひさ、1933-2012)は奈良県に生ま、旧京都市立美術大学彫刻科卒業、二科展の常務理事を務めました。

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京都市動物園内にあるブロンズ製の「時の塔」も小山由寿の作品です。足元には、旅人の安全を祈願する「なで石」が置かれています。

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向かいの橋のたもとはかっての「高札場」で、幕府が定めた「法度」や「掟書」を木の板に書いて高く掲げた場所です。東海道の終点で、人々のたまり場だったと思われます。

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橋のたもとに旧三条大橋の石造りの橋脚が展示されています。

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もう一度浄水場に戻り、坂道を下りて本館の横を通ります。こちらはブロック形成池、薬品ちんでん池の方。

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こちらが「急速ろ過池」 この後再び塩素が注入(後塩素)されてポンプであちこちの配水池に送られます。

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最後に「第1低区配水池」(手前)と「第2低区配水池」(向こう側)の横を通ります。ここだけ霧島ツツジが植えられていました。

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蹴上浄水場(中部)、松ヶ崎浄水場(北部)、新山科浄水場(南部と西部)は、いずれも琵琶湖疏水を水源としていて、一日77万トンの水を145万人の京都市民に供給しています。琵琶湖疏水は水道水としても、人々の生活を支えています。

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コメント

ここの一般公開もなくなったのですね。
ここのつつじは見事なだけに、
もったいないですよね。
とにかく今は自粛なので、仕方ないですよね。

投稿: munixyu | 2020年5月 3日 (日) 14:32

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