« 長岡天満宮と八坂神社の神賑水列 | トップページ | 日照山法雲寺と乙訓寺の牡丹 »

2020年5月 1日 (金)

奥田穂碑と平等院の藤の花

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

Jnv_6734a
※写真は全てクリックで拡大します。

例年ならば平等院の藤の花が見頃の時期ですが、今年は残念なことになりました。以下の平等院の写真(説明はありません)は昨年のもので、最後に史跡・奥田穂碑を紹介します。

Jnv_6743a

4月7日(火)に発令された政府からの新型コロナウイルス流行による「緊急事態宣言」を受けて、平等院では4月8日(水)~5月10日(日)まで一般拝観業務をすべて停止しています。

Jnv_6686a

上記期間中は、9:00~17:00まで正門のみを開門し、庭園を開放・自由拝観となっています。南門は閉門します

Jnv_6727a

4月24日には大型連休中の参拝についてのお知らせがありました。草花の開花に伴い、週末から大型連休中には多くの方が来訪することが予想され、参拝の方に限り入山を受け付けます。

Jnv_6691a

上記期間は、参拝以外の観光や写真撮影を目的とした来院をお断りさせていただきます。

Jnv_6696a

引き続き、ご参拝をされる方には、厚生労働省が提唱する密集・密室・密接の三密を避けて行動をしていただくようお願いするとともに、

Jnv_6721a

ご自身の体調管理には十分に配慮していただくようお願い申し上げます。

Jnv_6715a

4月29日には、27日(月)と28日(火)に正門前と境内にある藤の花房の剪定作業を行ったという、残念なお知らせがありました。

Jnv_6766a

気候の関係で例年より藤の開花が早まり、樹齢280年を越える樹木の生育状況を考慮した結果、この時期の剪定となりました。

Jnv_6753a

大型連休を前に多くの方にご覧いただけないのは大変残念ではございますが、

Jnv_6811a

現状のコロナ禍が収束し、来年また美しい花を咲かせた姿をご覧いただくため、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

Jnv_6826a

ところで、2月中旬に吉祥院天満宮を訪れたときに、ちょっとした石碑を見かけました。

「奥田穂碑」(おくだほのひ) 紀伊郡吉祥院村(紀伊郡は現京都市南区)の篤農家・奥田作兵衛氏が、播磨国から移入した種を試したところ収穫量が増大しました。

Job_8596a

紀伊郡内ではこの種籾を使う農家が増え「奥田穂」とよばれるようになり、この碑は奥田穂の由来を記して奥田作兵衛の功績を顕彰するものです。 明治18年(1885)に建てられた碑は破損がひどくなり、平成16年(2004)に建て替えられました。

Job_8596b

奥田氏は水利にも長じ、文久年間(1861-64)に西高瀬川運河(天神川)を開削した時には計画を主導し、村の東には水路を掘って村の水利にも役だったそうです。奥田氏は明治維新前後に村長を勤め、明治18年農業振興の功績により叙勲されました。

Job_8328a

このエピソードがコロナウイルスの感染拡大にかかわり再注目されています。大型連休明けにも国会審議に入る「種苗法改正法案」は、国の登録品種から農家が種取りや株分けをすることを禁ずる法律です。

Job_8341b

現行法でも、農産物の新しい品種を生み出した人や企業は、国に品種登録をすれば「育成者権」が認められ保護されてきました。ただし、登録品種を購入した農家が種取りや株分けをしながら繰り返し作物を育てる自家増殖は「農民の権利」として容認されてきたそうです。

Job_8344a

一昨年には、米や麦などの品種改良を都道府県に義務付けた法律が廃止され、国や都道府県の試験研究機関が保有する種苗の知見を民間企業へ提供するよう求められました。

Job_8592a

種苗法改正が国会を通過すれば、農家は民間企業に高価な許諾料を払うか毎年種子を購入する必要があり、ますます離農が増え食糧自給率が低下することが予想されています。

Jnv_6849a

新型コロナウイルスの影響で世界的な農業崩壊・食糧危機が危惧されているなか、上記の法案の行方は海外からも注目されているそうです。

Jnv_6920a

お帰りの前に、ブログランキングの応援のクリック↓をよろしくお願いします。

★こちらを是非よろしく→   ブログ村→にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
-------------------------------------------------------------------

Jnv_6710a

|

« 長岡天満宮と八坂神社の神賑水列 | トップページ | 日照山法雲寺と乙訓寺の牡丹 »

コメント

見れば見るほどもったいない春ですよね。
今年も、綺麗に藤が咲いてるだろうに。
来年は、大賑わいの春が戻って欲しいですよね。

投稿: munixyu | 2020年5月 1日 (金) 16:45

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 長岡天満宮と八坂神社の神賑水列 | トップページ | 日照山法雲寺と乙訓寺の牡丹 »