« 平安神宮 節分祭2020 | トップページ | 二条城 東大手門から天守閣跡へ »

2020年2月 5日 (水)

聖護院付近の節分祭

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

Amv_8418a
※写真は全てクリックで拡大します。

平安神宮の節分祭を見た後、熊野神社、聖護院門跡、須賀神社を訪れました。これらの寺社はいずれも「聖護院」という地域にあります。下は東大路丸太町の交差点から見た熊野神社。

Amv_8531a

熊野神社は聖護院の守護神でもあります。節分祭は既に終わっていましたが、まだテントがあり賑わっていました。

Amv_8498a

このテントでは、神符やお守り、絵馬を授与していました。

Amv_8502a

祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、天照大神、速玉男尊(はやたまのをのみこと)、事解男尊(ことさかのをのみこと)で、縁結び、安産、健康長寿のご利益があるとされています。

Amv_8504a

熊野神社など京都の古社では、元旦から2月15日までの期間「京都十六社 朱印めぐり」を行っていて、一年間のあらゆるご利益が得られるとされます。このテントではみたらし団子や八ッ橋などの茶菓を頂くことができます。

Amv_8511a

丸太町通の一筋北の「北春日通」を東に入ったところに「聖護院門跡」があります。毎年3匹の鬼が参拝客を迎えるために山門付近でうろうろしているのですが見当たりません。

Amv_8490a

山門を入ったところで甘酒の無料接待があります。こちらの甘酒は粒感がしっかり残り甘味がすっきりした私のお気に入りで、毎年のように頂きます。

Amv_8374a

この日(2月3日)は全国から山伏が集まり、午後1時から追儺式・山伏福豆まきが行われるのですが、既に終わったようです。少し焚火で温まって、

Amv_8379a

追儺式・山伏福豆まきは、赤・青・黄の鬼が年男・福女の豆まきによって改心し、最後には一緒に豆をまくという珍しい形式だそうです。代わりに、顔ハメパネルを。

Amv_8376a

宸殿の前では、「採燈大護摩供」が始まっていました。

Amv_8386a

宸殿には、役行者、不動明王、孔雀明王、三宝荒神像などが祀られています。聖護院の採燈大護摩供では、修験道独特の作法である山伏問答が行われます。

Amv_8389a

ほら貝の音とともに現れる山伏の一団が宸殿前で止められ、「修験道とは?」、「山伏とは?」、「宗祖は?」、「なぜ獣の皮を身に着けているのか?」などの試問に的確に答えると、入場を許されます。

Amv_8404a

現在では儀式の一つになっていますが、かっては護摩供が行われることを聞いて全国から山伏が集まり、その中に偽物も混じっていて本当の山伏かどうかを見極めるためだったそうです。

Amv_8409a

さらに邪気を祓い結界を清めるための一連の儀式が行われます。「法弓」で東西南北と護摩壇に矢を射る、九字を唱えながら「法剣」で九字を切る九字護身法など、災難を除く密教の修法が行われます。

Amv_8429a

珍しい儀式ですので興味がおありでしたらこちらをご覧ください。本堂には役行者、前鬼後鬼・大峰八大童子など修験道の仏様が祀られています。本堂の前から、

Amv_8435a

護摩供はまだ続いていましたが、隣の積善院に来ました。鎌倉時代に創建された聖護院の別院「積善院」と江戸時代に創建された塔頭「準提堂」が明治時代に合併した塔頭寺院です。 下は拝殿。

Amv_8446a

本堂(かっての準提堂)には、準提堂の本尊・準提観音像と積善院の本尊だった不動明王像をあわせて祀っています。準提観音像は光格天皇の勅願といわれています。

Amv_8448a

2月23日の「五大力法要」では、山伏の柱源護摩供が行われ、盗難除けお札や厄除けお守りが授与され、かす汁の無料接待があるそうです。ちなみに、五大力尊は密教の中心的な役割を担う五大明王のことです。積善院の山門。

Amv_8351a

積善院の向かいにある「須賀神社」ではユニークな節分が行われます。正確には「須賀神社・交通神社」のようです。

Amv_8450a

烏帽子に水干、覆面姿の異様な格好をした「懸想文(けそうぶみ)売り」が出ています。懸想文とはラブレターのことでかっては梅の枝に付けていたそうです。この怪し気な格好には訳があります。

Amv_8455a

平安時代以来、読み書きのできない庶民のために、公家が身分を隠して恋文の代筆、代読を行っていた姿を表しています。公家たちも生活が苦しく、顔を隠して懸想文で副収入を得ていたようです。

Amv_8481a

この風習は明治以降なくなりましたが、節分の時だけ須賀神社に懸想文売りが現れます。この文を鏡台や箪笥に入れておくと、容姿端麗になり、衣装も増え、良縁に恵まれるといわれています。

Amv_8457a

右の須賀神社には素戔嗚尊とその妻・櫛稲田比売命(くしいなだひめのみこと)を祀り、縁結び、夫婦和合、厄除けの信仰があります。左の交通神社には久那斗神(くなどのかみ)、八街比古神(やちまたひこのかみ)、

Amv_8459a

八街比売神(やちまたひめのかみ)が祀られ、交通安全、旅館業守護などのご利益があるとされています。 本殿の左が絵馬掛所になっていました。

Amv_8470a

私は自転車で市内を回ることが多いので交通安全のお守りを頂きました。聖護院の護摩供はまだ続いているようです。

Amv_8348a

お帰りの前に、ブログランキングの応援のクリック↓をよろしくお願いします。

★こちらを是非よろしく→   ブログ村→にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
-------------------------------------------------------------------

Amv_8461a 

|

« 平安神宮 節分祭2020 | トップページ | 二条城 東大手門から天守閣跡へ »

コメント

節分は、火を焚くところが多いですよね。
山伏も節分の時は大忙しでしょう。
でもこれで節分も終わり、
少しずつ暖かくなっていくのですよね。

投稿: munixyu | 2020年2月 5日 (水) 09:41

★munixyuさん こんばんは♪
節分の頃は寒いことが多かったのですが、今年は暖かい日が続きました。まだ寒くなることもあると思いますが、本当の春が待ち遠しい時期ですね。

投稿: りせ | 2020年2月22日 (土) 00:49

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 平安神宮 節分祭2020 | トップページ | 二条城 東大手門から天守閣跡へ »