« 北野天満宮 梅の本殿と摂社たち | トップページ | 新京極通 寅薬師・蛸薬師堂・安養寺・善長寺 »

2020年2月27日 (木)

北野天満宮 船出の庭・御土居・梅園

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

Job_9391a
※写真は全てクリックで拡大します。

昨日の記事につづいて、北野天満宮の拝観エリア(梅苑と総称)に入ります。受付の左に「宗像社」があります。祭神は、田心媛神・湍津姫神・市杵島姫神の宗像三女神で、海上交通の安全の神です。

Job_9772a

「大杉社」、北野天満宮随一のご神木。室町時代の「社頭古絵図」に樹齢数百年を越える2丈の巨木が描かれていて、現在では樹齢千百年を越えるとか。聖歓喜天が宿るとされ諸願成就の信仰があります。

Job_9777a

北野天満宮では、2027年に斎行される道真没後1125年・半萬燈祭に向けて境内の大規模な整備を行っています。平安時代からの景勝地「北野松原」を再現するべく参道に松並木を造り、

Job_9470a

紅葉の名所である史跡「御土居」を整備、御手洗川を造営(TOPと上の写真)、神社会館「文道会館」の建設などです。さらに、国宝絵巻「北野天神縁起」などに描かれた境内図にもとづいて、境内や古儀の復興にも取り組んでいます。

Job_9498a

1917年に調理所として建設された建物を、2014年にこの場所に曳家工法で移転して、道真の屋敷の紅梅殿を再現しました。2016年には紅梅殿の周辺に石敷きの小川を造り、湧き水を引くなどして道真邸の庭園を再現しました。

Job_9496a

同年11月3日には北野天満宮では初めての「曲水の宴」が行われました。道真は宇多天皇のころに曲水の宴に何度か招かたそうです。この日は翌日(2月25日)の梅花祭のために紅梅殿の近くには行けず、下は拝観エリアの外からです。

Joc_0075a

紅梅殿の横の「連歌所の井戸」 北野天満宮には連歌会所があり、室町より江戸にかけては盛んに連歌会が行われました。連歌を献じて神の御意を慰める「聖廟法楽」が毎月25日に催され、朝廷をはじめ広く庶民にも親しまれたそうです。

Job_9429a

西の幕の外に摂社があります。「豊国神社」(祭神は豊臣秀吉で、開運・立身出世の神)、「一夜松神社」(一夜千松の霊、延命長寿の神)、「野見宿祢(のみのすくね)神社」(野見宿祢命、スポーツ上達の神)。

Job_9416a

一つの社殿に3神が祀られています。拝観エリアを幕で囲ったので摂社の参道はこちらにありますが、外(北)から自由に摂社の前に行くことができます。

Job_9463a

「一之保(いちのほ)神社」(菅原大神、学業成就)、「奇御魂(くしみたま)神社」(道真の奇魂、文芸・歌道上達の神)。神の荒々しい側面を荒神(あらたま)、優しい側面を和魂(にぎたま)と区別し、さらに

Job_9446a

和魂は運によって幸や収穫をもたらす幸魂(さきたま)と、奇跡によって幸を与え知識才略、学問、技術などをもたらす奇魂(くしたま)に分けられるそうです。

Job_9456a

「稲荷神社」(倉稲魂神、猿田彦神、大宮能売神を祀り、五穀豊穣 商売繁盛 火難除けのご利益があるとされます)。隣に、猿田彦社もあります。

Job_9515a

このエリアは「船出の庭」とも総称されます。南から直接梅苑に行くこともできますが、その前に東にある御土居に立ち寄ります。

Job_9504a

この付近の梅はまだ若く、花が密集して咲いています。

Job_9514a

御土居の上に来ました。下の紙屋川沿いは紅葉が美しい場所ですが、こちら側には梅林があります。

Job_9537a

ここには枝垂れ梅も植えられています。例年より2週間程度開花が進んでいるようで、今朝のニュースでは見頃となっているそうです。

Job_9575a

陽が傾いているので、下の方は暗くなっています。

Job_9602a

「梅苑」に来ました。北に茶店があり、拝観券についているお茶券で茶菓子がいただけますが、後で立ち寄ります。

Job_9623a

ここには、約2万坪の敷地に道真ゆかりの梅50種約1,500本があるそうです。木の枝には、ライトアップのローソクを入れる透明な器がつるされています。

Job_9643a

古い梅が多く、花は上の枝に集中しています。

Job_9661a

名前は分かりませんが、白梅、紅梅、一重、八重と様々な種類の花が咲いて、その間に散策路が延びています。

Job_9678a

種類が多いので見頃の期間が長く、毎年2月上旬頃から3月下旬まで梅苑を公開しているそうです。

Job_9682a

2月28日(金)~3月22日(日)の期間の金・土・日曜日には梅苑のライトアップが行われます。

Job_9734a

「文道会館」のテラス、ここでも拝観券についている茶菓子を頂くことができます。

Job_9751a

上七軒の老舗和菓子屋「老松」による梅苑オリジナルの茶菓子で、北野天満宮の神紋が入った麩菓子と、香梅煎(こうばいせん) という北野天満宮の梅苑の梅を用いた香煎茶(梅昆布茶)です。

Job_9628a

Job_9738a

お帰りの前に、ブログランキングの応援のクリック↓をよろしくお願いします。

★こちらを是非よろしく→   ブログ村→にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
-------------------------------------------------------------------

Job_9716a 

|

« 北野天満宮 梅の本殿と摂社たち | トップページ | 新京極通 寅薬師・蛸薬師堂・安養寺・善長寺 »

コメント

酔いしれるぐらいの立派な梅たちですよね。
まだまだ寒いですが、気分はもう春爛漫。
嬉しい春です。

投稿: munixyu | 2020年2月28日 (金) 09:37

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 北野天満宮 梅の本殿と摂社たち | トップページ | 新京極通 寅薬師・蛸薬師堂・安養寺・善長寺 »