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2020年1月 2日 (木)

初詣 上賀茂神社

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

今年の初詣は上賀茂神社でした。夕方近くでしたが一の鳥居(上)と二の鳥居との間の参道には思っていたより大勢の人出でした。

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上賀茂神社は、正式名称を賀茂別雷神社(かものわけいかづちじんじゃ) といい、世界文化遺産に選ばれています。二の鳥居の横には厄除けぜんざい、厄除け大根炊きのテントがありました。

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詳しい創建年代は不明ですが古代山背国に移り住んだ鴨(賀茂) 族の氏神を祀ったのが始まりと考えられています。 (二の鳥居の左前の神馬舎ででは、餌を与えることができ大勢の家族連れが並んでいました。)

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以下では、上賀茂神社に伝わる創建神話を紹介します。神社の正式名や葵祭などの起源が分かりやすく説明されています。(神馬舎の横では焚火)

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数千年前の神代の時代に遡り、天上で雷鳴が轟き、一本の丹塗矢(にぬりのや)が降ってきました。

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その矢が瀬見の小川(現在の賀茂川の上流)を流れて来た時、そこで身を清めていた賀茂玉依比売命(かもたまよりひめのみこと)はその丹塗矢を不思議に思い持ち帰りました。「細殿」

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細殿の両側には奉納された大絵馬がかかっています。寺岡多佳さんの作品です。

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賀茂玉依比売命はその矢を丁重に扱い、床に挿して眠ったところ、矢に籠もっていた不思議な力によって懐妊して、立派な男児(男神)を産みました。

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絵馬の一つは、雷鳴とともに天から赤い矢が降ってきた場面です。

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生まれた男神は、当初は御子神(みこがみ)と名付けられ、健やかに成長しました。(楼門をくぐった正面が本殿です。)

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外祖父の賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)によって成人を祝う七日七晩の宴が催されました。(中門の前には大きな丹塗矢が置かれています。)

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宴の最中、外祖父は御子神に「父と思う神に盃をすすめよ」と尋ねます。御子神は「父は天神(あまつかみ)なり」といって盃を天に投げ、屋根を破って雷鳴とともに天へ昇ってしまいました。

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その時に御子神は賀茂別雷神(かもわけいかづちのかみ)と名付けられました。「本殿」には祭神として賀茂別雷神を祀ります。 (本殿は撮影できませんが、その前にある末社・土師尾神社)

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母神は突然の昇天に嘆きましたが、夢の中で「葵を飾り、馬を走らせてまつりをせよ」との別雷神のお告げを聞きました。(こちらは摂社・新宮社。)

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その通りしたところ、立派な成人の姿となって別雷神は境内の北方にある、神山(こうやま)に降臨しました。そこで祭りごと(祭祀)が始まったことが上賀茂神社の起源だという神話です。(末社の山尾社)

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別雷神は神山の頂上に生えていた松の木を目印に降りてきたそうです。先ほど見た細殿の前の立砂は神山をかたどり、てっぺんに松の葉が刺してあります。(普段開いていない楼門の右奥にある新宮門から出ます。)

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楼門の前にある摂社・片岡社の祭神は玉衣日姫(神賀茂玉依比売命と同神)で、この地域の地主神でもあります。本宮の全ての祭祀は、まずこの社に奏上してから行われる重要な社だそうです。

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「葵祭」では、母子の神が再会をはたすことができた葵の葉を祭りの飾りとして使用し、上賀茂神社では今なお競馬(くらべうま)が行われています。

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ところで、境内のあちこちにすぐき漬に関する奉納品やお店が出ています。

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「すぐき漬」は冬に収穫されるかぶらの一種・すぐきを塩だけで漬け、乳酸発酵によってできる酸味が特徴の漬物です。千枚漬、しば漬と並び、「京都三大漬物」と呼ばれます。

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桃山時代に上賀茂神社の社家が屋敷の中で栽培したのが始まりとされています。江戸時代末頃からは上賀茂神社周辺の農家でも栽培されるようになりました。

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しかし、当時の所司代に他の村へすぐきやその種を持ち出すことが禁じられ、現在でもそのほとんどが上賀茂周辺の地域で生産されています。

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下鴨神社には母の賀茂玉依姫(比売)命と外祖父の賀茂建角身命が祀られ、正式名称は賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)です。

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一の鳥居の前には3軒の茶店が並んでいて、すぐきと焼餅を買って帰りました。

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コメント

正月になると、突然、
正月らしい寒さとともに淑気が湧いてきて、
不思議なものです。
神馬の白馬は、いつも可愛いですよね。

投稿: munixyu | 2020年1月 2日 (木) 12:27

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