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2020年1月31日 (金)

出町妙音堂 2020年正月

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

このところ、毎年のように正月に出町妙見堂を訪れています。出町橋西詰のこの場所はいつも通っているので、年に一度はお参りしなければと思っています。

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「出町妙音堂」は正式名称を「青龍妙音弁財天」といい、相国寺塔頭・大光明寺が管理するお堂の一つです。大光明寺は相国寺の鐘楼の東にあり、修行道場を兼ねています(下の写真)。

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出町妙音堂の歴史は古く、この地域の人々に出町の弁天さんとして親しまれてきました。下の石碑は御鎮座百周年記念です。

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鎌倉時代の1306年、左大臣・西園寺公衡の娘・寧子(ねいし)が女御として持明院統(じみょういんとう)の後伏見上皇の後宮に入りました。(鳥居をくぐって右手に本堂があります。)

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その際、西園寺家第二伝の青龍妙音弁財天画像を念持仏として持参したのが現在の本尊です。(手水舎の水は地下からくみ上げたもので、鴨川の西に沿って水脈があるようです。)

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持明院統は鎌倉時代後期の後深草天皇からはじまる皇室の系統です。南北朝時代、本尊は伏見離宮内に祀られ、北朝の光厳天皇、光明天皇、崇光天皇らに崇敬されてきました。(社務所・授与所)

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江戸時代の享保年間(1716-1735)伏見宮貞建(さだたて)親王によって、伏見邸が出町北鴨口(河原町今出川下ル)に移転、本尊も遷されました。伏見宮は、持明院統の嫡流で崇光天皇の第一皇子が初代となり、その名は伏見離宮に由来します。 

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明治の東京遷都(1869年)にともなって伏見家も移転し、妙音堂も東京に遷座されました。(本堂には弁財天の使いとされる2匹の蛇が祀られています。)

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その後、地元の信徒らの懇願によって、1901年に妙音堂が本尊とともに現在地に遷され、相国寺の飛び地境内として塔頭の大光明寺が管理することになりました。(本堂におそらく本尊の美しい弁財天の画像が置かれています。)

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本堂の裏に白壁の「六角堂」があり、本尊が祀られています。本尊の弁財天は、音楽などの芸能上達、恋愛成就、福徳円満などのご利益があるとされます。

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ご利益があるとされるお参りの仕方がちょっと変わっています。六角堂を時計回りに年の数だけ回りながら願いを込めるのだそうです。年をとると願いを叶えるのが大変です。

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本堂の裏にかかっている蛇の絵は、かって堂守をしていた画家が奉納したものだそうです。大正末期の1922年、郷土史家の田中緑紅らの京都七福会が「京都七福神」を広め、出町妙音堂も人気を博しました。

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当初は松ヶ崎大黒天以外は京都御所の東に集中していましたが、戦後に福禄寿の遣迎院が鷹峯に移転して廃絶してしまいました。出町妙音堂は現在も行われている「京洛七福神」にも含まれています。

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社務所の横を入ると鳥居があります。

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「豊川稲荷大明神」 この稲荷は荼枳尼天(だきにてん)のことで、もともとはインドの古代民間信仰から生まれた仏教の女神だそうです。日本では稲荷信仰と習合して、稲荷紳と同一視されることも多いそうです。

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コメント

六角堂は、時計回りに年の数だけ回りながら
願いを込めるのですね。
確かに、年をとると願いを叶えるのが大変でしょうね。
100歳で100周したら、そのまま死んでしまいそうです。

投稿: munixyu | 2020年1月31日 (金) 12:35

★munixyuさん こんばんは♪
確かに100回まわるのは大変ですね。昔からのお百度参りは、本堂と目印の石の間など、直線的な区間を百回往復する場合が多いのですが、ここは立地の都合なのかも知れませんね。

投稿: りせ | 2020年2月 6日 (木) 00:28

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