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2019年8月 6日 (火)

伏見・酒蔵の街を歩く2019

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

昨日の記事のなやまち5番街は南の竜馬通とつながっていますが、この日は左に曲がり「魚屋通」を東に向かいました。この通りには2軒の和菓子屋さんがあります。

「京菓子司 富英堂」 明治28年創業の老舗和菓子屋で、3つの酒蔵から集まる酒粕と伏見の銘水を用いた特製あんこから作る「酒まんじゅう」が名物、わらび餅や銘菓「えがお」もあります。

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「伏水菓蔵 本店」 こちらの酒まんじゅうは、伏見の純米大吟醸の酒粕とその仕込み水で作ります。仕込み水と国産わらび粉から練り上げたわらびもち、宇治抹茶せんべい、 宇治抹茶と萩市の夏みかんを使用した杉玉そぼろ饅頭も。

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魚屋通の突き当りの南北の通りを北に行くと、正面に真宗大谷派「伏見別院」の山門が見えます。慶長年間(1596-1614)に教如上人が徳川家康より寺地を与えられ、援助を受けて建立しました。

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鳥羽伏見の戦いでは会津藩が駐屯して、本堂も損害を受け明治18年(1885)に縮小して建て替えらましたが、老朽化のため平成2年(1990)に解体し、仮本堂が設けられました。

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平成26年(2014)にようやく本堂と庫裏が再建され、落慶法要と教如上人400回忌法要が行われました。この地に蓮池があったことから「蓮池御坊」とも呼ばれます。

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敷地には「伏見幼稚園」があります。この後山門を出て、正面の通りを南に向かって歩きます。

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「甘味 寺嘉(てらよし)」 昨年(2018年)10月にオープンした甘味処で、店内はお茶屋のように床几です。抹茶スイーツやぜんざいに加えて、だし巻サンド、玉屋珈琲店のオーガニックコーヒーなどもあります。

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「鳥せい本店」 山本本家の酒蔵の一棟を改装して、様々な鳥料理と蔵元のお酒を頂けます。現在、夏のおすすめメニューを提供していて、笹身と生湯葉の冷やあんかけ、鶏の一夜干し、皮のバラ焼きなどがあります。ランチもあります。

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鳥せいの横に伏見七名水のひとつ「白菊水」があります。延宝5年(1677)創業の山本本家の酒造りに使われてきて、御香宮の御香水と同じ水脈といわれ、冷たくてまろやかな水が勢いよく湧き出し、誰でも利用できます。

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「山本本家」 江戸時代前期の延宝5年(1677)白菊井の湧く現在地で創業、当主は代々源兵衛を名のっています。鳥羽伏見の戦い(1868)で全焼するも同年に再建、現在に至ります。

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現在の「神聖」のラベルは、茶道・和歌に通じた八代目の結婚の際に、富岡鐵斎から贈られたものだそうです。左は神聖の酒蔵で、右にある東西の「油掛通」に寄り道します。 龍馬通との間に、

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「黄桜カッパカントリー」 酒蔵の雰囲気のなか、蔵元直営店ならではのお酒と京料理を楽しめる「黄桜酒場」、お酒と河童の「黄桜記念館」、ここでしか買えない黄桜のお酒や地ビール、オリジナルグッズを販売する「黄桜商店」があります。

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「麦酒工房」 カッパカントリーの施設内にあり黄桜の地ビールを生産しています。京都で初めての地ビールがここで生産され、黄桜酒場で飲むことができます。

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もう一度鳥せいの前の通りに戻ります。

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「Toyoda」 酒の器を中心とするギャラリーで、季節に合わせた作家の個展やテキスタイルの作品も扱っています。8月12日まで「真夏の感謝祭」として、5千円以上お買い上げの方にクラフトビール1本を贈呈しています。

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「伏見銘酒共同組合」 清酒業界は職人の高齢化、設備の老朽化、嗜好の多様化など厳しい経営環境にあり、伏見の老舗蔵元5社が共同出資で醸造工場を営んでいます。

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「月の蔵人」 大正2年(1913)に建築された月桂冠の酒蔵の一つを改装して、お料理と月桂冠のお酒を頂けます。「龍馬御膳」は龍馬にゆかりのあった生誕の地土佐、お龍と出会った京、親交の深かった薩摩の料理を御膳に仕上げたものだそうです。

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「おでん専門店べんがらや」 コッテリした出汁のおでんは安くて美味しいと評判ですが、「予約が取れない奇跡のおでん屋」ともいわれているそうです。ロールキャベツが名物で、店名は店先のべんがら格子からです。

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「藤丸」 こちらは日本酒と炭火焼きのお店で、伏見を中心に京都府下のこだわりの地酒を取り揃えています。お好みの酒を三種類選んで、料理との相性を比べながらいただく「利き酒セット」があります。

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「kitchen問屋町」 洋食居酒屋で、彩り野菜にソース・ポテトサラダを添えた伏見グルメ、京野菜の創作串揚げ、手作り果実酒、名物の鍋料理などあり、女子会や串揚げパーティーも歓迎とか。

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右にかっての街づくりの拠点「伏見夢工房」の建物(現在は「月桂冠情報センター」)があります。伏見夢工房は、酒造メーカーの共同企業体で、十石舟の復興や町並みの整備など一定の成果を上げて2012年解散しました。

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現在では、地域振興の独立した企業体ではなく、伏見観光協会が業務を引き継いでいます。ここから右には月桂冠の酒蔵が続いています。

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向かいには月桂冠の本社ビルがあります。ビルの横に「伏見南浜界わい景観整備地区」の石柱があります。

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平成9年(1997)に濠川の東からこのあたりを含む地域が景観整備地区に指定され、かっての舟運や城下町仕様の道路などの歴史的遺産、京町家や大規模な酒蔵など商都としての町並の景観を維持・向上することが目的です。

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「松林院」 創建時期は不明ですが浄土宗鎮西派末寺で、かっては後崇光太上天皇を祀る松林院陵の西に隣接していました。江戸時代に現在地の武将高山右近の邸跡に移転しました。

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「月桂冠大倉記念館」 酒造りや日本酒の歴史をわかりやすく紹介。昔の酒造用具を順に見ていくと、酒造りの行程が分かるようになっています。ロビーで月桂冠の製品の販売や、吟醸酒やプラムワインの試飲もあります。

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「吉招(きっしょう)庵」 祇園で働いていた料理長が地元で開業した割烹料理屋です。手ごろなな値段でお弁当や懐石が各種あり、お昼は煮麺セットや懐石料理があります。窓からは濠川を行きかう十石舟が眺められます。

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豪川にかかる弁天橋の前まできました。

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コメント

スイーツからお酒まで、
幅広いジャンルのお店が並んでいますね。
黄桜のカッパのCM、そう言えば最近見なくなったような気がします。
昔は、よく流れていましたよね。

投稿: munixyu | 2019年8月 6日 (火) 18:59

★munixyuさん こんばんは♪
やはり日本酒は年々売り上げが減少しているようですね。特に若い人が日本酒を飲まなくなって、酒造メーカーもCMにお金をかけなくなったのでしょう。

投稿: りせ | 2019年8月12日 (月) 00:54

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