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2019年5月19日 (日)

府立植物園 2019初夏

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

府立植物園に行ってきました。クリスマス・イルミネーション以外で訪れたのは久しぶりです。今日は植物園の沿革を紹介しながら、園内を(ほぼ左回りに)一周します。

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大正6年(1917)に着工、同13年(1924)1月1日に「大典記念京都植物園」として開園しました。大典記念とは、大正天皇の即位礼が京都で行われた記念で、大正4年には岡崎で大典記念京都博覧会が開催されました。

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南側の正門を入ったところに広がる「正門花壇」には、1,2年生を中心とした季節の草花が植えられています。その左には遊園地の「未来くん広場」、右奥に「きのこ文庫」があります。

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「観覧温室」 外観は池に浮かんだ金閣寺をイメージし、回遊式の延長460メートルに及ぶ順路に従って8つの部屋を巡ると、次々と景観が変わり熱帯の様々な植生が観賞できます。

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第2次大戦中は園内に菜園が設けられ食糧増産の場になりました。(正面花壇の横から「クスノキ並木」が始まります。開園当初に植えられた樹齢115年のクスノキが東西200mにわたり常緑の並木を形成しています。)

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園内を左回りするために正門右横の「洋風庭園」を通ります。東西に長く、西洋シャクナゲやバラ園があり見所が一杯ですが、こちらは明日に紹介します。

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戦後の昭和21年(1946)から12年間連合軍に接収されました。( 洋風庭園の東端にある噴水から北に行くと「あじさい苑」があります。)

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このとき多くの樹木が伐採されるなど苦難の時代が続きましたが、昭和36年(1961)憩いの場、教養の場として一新して再び市民に公開されました。(さらに北に行くと、「ぼたん・しゃくやく園」があります。)

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ここには約250種類500株のぼたんとしゃくやくがあるそうです。ぼたんは終わっていましたが、たくさんの種類のしゃくやくが咲いていました。下は園芸品種の「ベスボクストース」。

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「竹笹園」 庭園用、竹材、食用など、生活に関わりの深い有用竹笹類、約100種を植栽しています。

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「北山門」の前の広場にある噴水、やぐらが組んであって上部に小屋ができていました。工事中のようにも見えますが、小屋の中には噴水の水しかないので、ちょっと理解できません。

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噴水の東には「ワイルドガーデン」があります。木、石組、丘に続く道の流れに合わせ、様々な種類の1、2年生草花を中心に宿根草、球根類などを植栽しています。向うに噴水の上の小屋が見えます。

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順路は東に向き、左(南)には「針葉樹林」があります。広葉樹に比べ、花、葉ともに地味ですが、森林を構成する大切な樹木たちです。

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ここは植物園の中央にある池の北にあたり、いくつか東屋(休憩所)が設けられています。その一つの前には「水琴窟」、その南にはすっかり緑になった「梅林」があります。

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東西の園路をさらに西に行くと水車小屋があります。旧夜久野町にあったものが、昭和36年(1961)頃ここに移設されました。小屋に短歌が掛かっていました「奥山に ひとり米搗く 水車 誰をまつやら くるくると」。

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水車小屋の前の小川が中央の池に流れ込みます。

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植物園の北西に「四季 彩の丘」 広い敷地に英国風庭園をはじめ、水路、池、丘を造り、環境の変化を創出しています。宿根草を中心に、水生植物、有用植物など、四季の変化を楽しむことができるそうです。

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南に向かう順路の途中に「盆栽・鉢物展示場」 海外でも人気が高まっている盆栽を展示し、格調高い松柏類を始め雑木の鉢物約40種類80鉢があります。この向かいは「桜園」になっていてやはり緑一色でした。

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南に行くと最初に見た見た観覧温室に戻るので、ここから園の中央部に入ります。ここには「なからぎの森」があり、大小四つの池が取り囲んでいます。こちら(南側)からはなからぎの森は中の島のようになっています。

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なからぎの森は古くから、流れ木の森ともいわれ、ここ下鴨の地に残された山城盆地の原植生をうかがい知ることのできる園内唯一の貴重な自然林だそうです。

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橋を渡ってなからぎの森に行くと、その中央に上賀茂神社の末社「半木(なからぎ)神社」があり、流木神社とも呼ばれます。かってこのあたりは絹織物発祥の地とされ、この神社はその守護神でした。

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祭神として「天太玉命(あめのふとだまのみこと)」を祀ります。天照大神が天の岩屋戸に隠れた時、天児屋命とともに祭りごとを行なった神で、忌部(斎部)氏の祖神とされます。植物園の守護神ともなり、4月と11月の祭礼には多くの関係者が集まるそうです。

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植物園では多くの草木が実を結ぶことから、試験合格・恋愛成就のご利益があるとされ、「実守(みのりまもり)」が上賀茂神社で授与されるそうです。祠の前に葵祭のシンボル「二葉葵」が植えられていました。

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園内の中央部を南に行くと「大芝生地」があります。文字通り芝生を敷きつめた面積約15,000㎡の憩いの広場で、子供からお年寄りまで大人気だとか。

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広場の北には「森のカフェ」があり、軽食や飲み物がいただけます。

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広場からは比叡山や大文字山が見えます。

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広場の南は「クスノキ並木」で、その南にある西洋庭園は明日の記事の予定です。

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コメント

こんにちわ
しゃくやくが綺麗ですね。
「水車 誰をまつやら くるくると」は、頂きです。
「半木神社」に行く事があつたら、「天国合格」を、
お願いします。

投稿: たっちゃん | 2019年5月19日 (日) 10:43

一日中楽しめそうなところですね。
夏の避暑地なんかにも、いいかもしれません。
こういうところでのんびりすると、
心が元気になりそうです。

投稿: munixyu | 2019年5月19日 (日) 15:23

★たっちゃんさん こんばんは♪
短歌と書きましたが、もとは民謡のようです。半木神社に行くには、池の「中の島」を目指した方が分かりやすいかも知れません。天国合格をかなえてくれるかは分かりませんが。

投稿: りせ | 2019年5月20日 (月) 00:35

★munixyuさん こんばんは♪
確かに休むところがあちこちにあって、木陰でのんびるするのもいいかも知れません。ただし、真夏に37℃にもなると、家から外に出るのが嫌になります。

投稿: りせ | 2019年5月20日 (月) 00:40

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