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2019年5月 4日 (土)

流鏑馬神事 下鴨神社

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

昨日行われた下鴨神社の流鏑馬神事を見てきました。葵祭が平穏無事に行われるように沿道を祓い清める神事です。楼門内で「本殿祭」が行われた後、行列が馬場に登場します。  

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行列は馬場の安全を確かめながら一往復半した後、最初に馬場元(南)から公家装束の3名の射手が登場し、約400mの馬場に100m間隔に設けられた3つの的を馬上から鏑矢で狙います。(下は一の的)。

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公家装束で騎乗して的を射ることを「騎射」といい、下鴨神社だけで行われています。一の射手は、昨年二の射手だったオーストラリアの方です。二の的も射抜きました。

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かって近衛府の大将が長官となり下鴨神社で行われた騎射を、作法や装束などを古式にのっとって復元したもので、下鴨神社の神事となっています。目の前をすごい速さで走っていきます。

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三の的も射抜き、全ての的を射抜くことを皆中(かいちゅう)というそうです。元号が変わった年の最初の射手の重責を見事にはたしました。

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二の射手は衣の色が違い、身分の違いだそうです。

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皆中とはいきませんでしたが、ほとんどの射手がいずれかの的を射抜きました。三の射手

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そのあと武家の狩装束の2名が続きます。厳密にはここからが「流鏑馬」で、小笠原流や奉仕の人々による奉納行事です。狩装束の最初は女性の方で、後には大学生、高校生の射手も登場しました。

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馬を馳せながら掛け声・矢声(やごう)をかけます。意味のない言葉は臆病声といい、意味ある言葉として「インヨー(陰陽)」の声をかけます。

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五の射手が終わると、射手たちは馬に乗って馬場元に戻ります。

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一の的と二の的の間には「馬場殿」という建物(現在はテント)があり、長官代、馬寮頭代、宮司以下の神職らが控えています。騎射の射手はここで長官代(近衛府大将)から神禄 (たすき)を賜り、手を触れず鞭をつかって肩にかけます。

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神禄を頂いた騎射の射手は、馬上拝舞(はいぶ)を行って喜びを表します。

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鐙の上に立って腰を浮かせ、交互に手を上げます。

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以後は、5人の射手が一組となって流鏑馬を行います。これを4回繰り返しました。それぞれ射手は違うようです。

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多くの射手が登場したので、以下は的にあたった場面の一部だけです。

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中には馬の速度が遅い射手もいましたが、遅い馬から矢を的に当てるのも難しいのだそうです。

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馬の上下動が激しく、タイミングを取るのが難しくて、かえって的を外しやすいそうです。

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狩装束の射手たちは、馬場殿を通るときに片足を鐙から外します。本来ならば馬から下りて敬意を表す所作が略された動作のようです。

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流鏑馬の射手の装束は、立烏帽子、綾藺笠を被り、鎧直垂に射籠手を着け、夏鹿毛の行騰・太刀を履き、箙を負い弓矢を持ちます。

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この服装はあげ装束ともいわれ、鎌倉時代の武士の狩装束だそうです。

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各々の的には、的役、矢執り、采揚げ、的持ちがいて、「下鴨神社青年団」と、ボーイスカウト、ガールスカウトの皆さんがボランティアで務めます。

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矢が当たった的は、縁起物として流鏑馬の後に授与されます(かなりのお値段です)。

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動画(YouTube)を作りました。最初の部分は焦点があっていませんが、よかったら雰囲気を味わってください。

最後の射手で、一の的に的中。

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二の的も射抜き、

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最後の射手も皆中でした。20数名の射手が登場して10名が皆中だったそうです。

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流鏑馬が終わったあと、先回りして楼門の前で行列を迎えます。先頭は雅楽の奏者で、行列を先導します。

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上賀茂神社の祭神に流鏑馬神事が無事終了したことを報告します。

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楼門前で記念撮影、前列中央は騎射の3名です。この後、馬場を何度も往復して大活躍の馬たちに会いに行きました。

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人懐っこい、可愛い馬たちでした。

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コメント

もう流鏑馬なのですね。
いつも思いますが、矢を放つ人は凄いですよね。
練習とかはどうしているでしょうか。
落馬しなくてよかったですね。
最後の馬の写真、かわいいですよね。

投稿: munixyu | 2019年5月 4日 (土) 14:09

★munixyuさん こんばんは♪
小笠原流は、伝統があって本格的にする人にとっては厳しいと思います。でも、最近ではダイエットのために練習する人もいるようです。

投稿: りせ | 2019年5月 5日 (日) 01:02

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