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2019年4月 7日 (日)

琵琶湖疏水を遡る 御池大橋から冷泉橋へ

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

昨日は、御池大橋から琵琶湖疏水を遡りました。現在京都のソメイヨシノが満開となっていて、見頃の時期は限られています。醍醐寺の記事も続きますが、これからは新しく訪れた場所の1回目を優先して紹介することにします。

上は御池大橋から北、下は鴨川左岸(東岸)の堤防の道です。この東側には琵琶湖疏水が流れていて、この区間は「鴨川運河」と呼ばれています。

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この道沿いにはソメイヨシノの古い木が並んでいます。

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しばらく歩くと、「冷泉放水口」があります。東から流れてきた疏水が鴨川と合流する点で、疏水の増水時だけ使用されます。

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ここから南が鴨川運河で伏見まで流れていきます。「運河」の名は、かって琵琶湖疏水が物資やお客を運ぶ水運に利用されていたことに由来します。

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鴨川の対岸はお花見で賑わっているようです。

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川端通を渡り、疏水にかかる「田辺橋」の上から。左に疏水と平行な白川放水路があって、白川が増水時にこの水路を通って鴨川に放流されます。ここから疏水の南にある散策路を歩きます。

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右に冷泉通があり、散策路は桜並木になっています。主として、左(北)にソメイヨシノ、右(南)に山桜が並んでいます。快晴の下では、さわやかな山桜も気持ちがいいものです。

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疏水の北は聖護院東寺領町で、建物は聖護院パークホームズです。

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疏水にかかる「秋月橋」の上から、東に「夷川発電所」の放水口が見えます。 このときは勢いよくは放水していませんでした。

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明治24年(1891)に蹴上発電所が送電を開始しましたが、やがて電力需要が増加したため、明治41年(1908)から第二疏水建設jが始まり、夷川発電所と伏見発電所(墨染発電所)が大正3年(1914)に完成しました。発電所の下流では、流れが急なのか白波がたっています。

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中央が発電所の放水口、右は発電しないときのバイパス用です。左は「閘門(こうもん)」とよばれ、かって発電所(夷川ダム)の上・下流の水面差を船が運行できるようにした施設です。

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現在は関西電力の無人発電所となっていて、ダムの落差は3.4mしかなく最大出力は300kWと少ないながら安定した電力を市内に供給しています。

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疏水の南はちょっとした公園になっていて、かっての三条大橋の橋げたなどの部材が再利用されています。

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「夷川船溜」 この区間の疏水が「鴨東運河」とよばれ水運に利用されたときの船着き場です。左は琵琶湖疏水開発に尽力した京都府知事・北垣国道の像で、明治23年4月9日の琵琶湖疏水竣工式がこの船溜で行われました。

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その後、船溜は大日本武徳会遊泳部の「夷川水泳場」として使用され、戦後「京都踏水会」と名を変えて現在に至ります。だだし、昭和44年(1969)に山ノ内浄水場がここから取水することになり、水泳場は閉鎖されました。対岸に「聖護院保育園」があります。

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冷泉通の南から見た公園、レンガで造った休憩所?があります。

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「熊野橋」の上から西、夷川船溜は遊覧船「十石船」の折り返し地点となっています。

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もう少しで東大路通です。

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東大路通が通る「徳成橋」の上から東、正面は「京都市武道センター」。

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平安時代末期の1133年に平清盛の父・忠盛が鳥羽天皇のために寄進した「得長寿院跡」の石碑があります。実は、夷川船溜の南には平安時代後期の白河上皇の院御所の場所を示す「白川南殿跡」もあるのですが、昨年の台風によって説明板が壊れたままになっています。

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十石船が戻ってきました。

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このあたりの桜はライトアップされ、疏水沿いに露地行灯も置かれて夜桜も楽しめます。対岸に手桶弁当などの京料理「六盛」があります。

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琵琶湖疏水は武道センターの前で南北に向き変えます。冷泉通はここで少し南にずれて、平安神宮の応天門前を通ります。下は冷泉橋から北で、向うは「府営住宅西天王町団地1棟」、眺めがいい場所に建っています。

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武道センターの前まで寄り道して、今通ってきた方向(西)を見ると正面に徳成橋、その向うに愛宕山が見えます。

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コメント

川沿いは、生命感がいいですよね。
寺などの儚い桜。川沿いの生命感ある桜。山沿いの強い桜。
場所による味わいの違いがまたいいですね。
川沿いは鴨川と疎水が一番ですよね。

投稿: munixyu | 2019年4月 7日 (日) 15:02

★munixyuさん こんばんは♪
桜に川沿いに多いのは、護岸のために植えられたこともあるようです。

投稿: りせ | 2019年4月 8日 (月) 00:45

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