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2019年3月18日 (月)

東山花灯路2019 清水寺と八坂の塔

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

東山花灯路で最後に訪れたのが清水寺のライトアップです。上は「西門」(重文)で江戸時代前期の1631年再建。夜間の拝観は仁王門と西門の間から境内に上ります。右は三重塔で、ライトアップされた朱塗りの建物が夜空に浮かび上がります。

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「随求堂」 1718年の再建で、衆生の願い・求めを叶えてくれるという大功徳をもつ大随求菩薩(だいずいぐぼさつ)を本尊(秘仏)として祀ります。胎内めぐりを体験できます。

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本堂(舞台)に行く前に内側から西門を見ていきます。仏教修行のひとつに、西の空に沈む太陽に極楽浄土を観想する「日想観」があり、西門はその聖地だそうです。

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仏教の理想郷「極楽浄土」は西方にあるといわれ、静かな心で夕陽を見つめることが、自身の内面と向き合う方法といわれています。また、清水寺から放たれる青いサーチライトの光は、観音さまの慈悲を表しているのだそうです。。

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手前は1633年に再建された「経堂」(重文)でかっては一切経を所蔵し全国から学問僧が集まる講堂でした。その向うの「田村堂(開山堂)」(重文)も同年再建、清水寺を創建した坂上田村麻呂夫妻像、清水寺開基・行叡居士と開山・延鎮上人を祀ります。

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右の「轟門」(重文)は1631から33年頃の再建、正面には左右両脇に持国天と広目天、背面には阿・吽形の狛犬を安置しています。ここから後ろに見える素屋根で覆われ本堂に入ります。

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「本堂」(国宝) 音羽山の断崖に懸造りで建つ清水寺の本堂は1633年の再建で、平成の大修理として現在工事中です。足場の間から「舞台」に行け、ライトアップされた境内が見渡せます。

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正面は「子安塔(こやすのとう)」(重文) 聖武天皇・光明皇后の祈願所と伝えられ、現在の建物は1500年の建立、内部には子安観音(千手観音)を祀っています。奥の山は阿弥陀ヶ峰で、豊臣秀吉が眠る豊国廟があります。

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本堂の内々陣の厨子内に、本尊の十一面(四十二臂)千手観音と、脇侍の勝軍地蔵菩薩、毘沙門天を祀っています。工事中ですがお詣りすることがてきます(写真は不可)。下には「音羽の瀧」が見えます。

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音羽の滝の真上に建つ「奥の院」(重文)は、本堂と同時期の1633年に再建、こちらも懸造りで舞台があります。

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「釈迦堂」は1631年の再建、外観は簡素な造りですが、内部は朱漆の来迎柱、極彩色の長押、貫、遊飛する天女の天井画などが装飾され、須弥壇上に釈迦三尊が祀られています。この後ろからサーチライトの光が出ています。右は阿弥陀堂です。

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「阿弥陀堂」(重文)は1631年の再建、本尊は阿弥陀如来です。浄土宗開祖・法然上人が最初に常行念仏道場とした場所として法然上人二十五霊場札所になっています。奥の院の方に行く途中、音羽の滝に下る石段がありますが、夜間は通行できません。

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奥の院の舞台から本堂と三重塔。「三重塔」(重文)は高さ約31mあり国内最大級の三重塔だそうです。大日如来像を祀り、古くから清水寺のシンボル的な建物となっています。

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奥の院から水平な道を南に行くと子安の塔の前に行けますが、最近では夜間に近づくことができません。ここから下の道を本堂の方に引き返します。この道沿いに茶店があり、上に舞台が見えます。

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「音羽の滝」 清水寺開創の起源で、寺名の由来となった滝です。流れ出る清水は古来から「金色水」「延命水」と呼ばれ、清めの水として尊ばれてきました。

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舞台の下を通って、仁王門の方に戻ります。向うに見える「十一重石塔」は本堂ほか諸堂の再建記念として江戸時代の1634年建立されました。

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「放生池」の前から三重塔。

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仁王門前の参道に戻ると、閉まっている店もありました。

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大日堂の前で、「火の用心・お囃子組」の子供たちに出会いました。

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お堂の前で、お囃子とともに火の用心の掛け声をあげます。「マッチ一本 火事の元、秋刀魚焼いても 家焼くな・・・」。

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産寧坂の石段はまだ人通りがありました。

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向うに見える二年坂の石段を下らず、八坂通に入ります。

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このあたりは撮影スポットになっていて、後ろでは大勢の方が写真を撮っています。このあたりから下ではどこからでも八坂の塔が見えます。

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「八坂の塔」は「法観寺」という臨済宗建仁寺派の寺院の五重塔(重文)です。伝承では聖徳太子が589年に如意輪観音の夢のお告げにより塔を建て、仏舎利を納めたのが始まりといわれます。現在の塔は1440年の再建、向うは「文の助茶屋」。

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拝観は不定期で、天気が悪いときは閉じています。塔の2層まで上ることができて四方が見渡せ、境内には木曽義仲の首塚もあります。塔の前は大混雑です。

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「八坂庚申堂」 この近くは庚申信仰が盛んのようで、商店街のシンボルとして店先に「くくり猿」つるされています。

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この通りから見る八坂の塔は、典型的な京都らしい風景として紹介され、最近では大勢の観光客が通ります。新しいお店も増え嬉しいのですが、風情のある通りの雰囲気はいつまでも残って欲しいと思います。

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コメント

火の用心・お囃子組
「マッチ一本 火事の元、秋刀魚焼いても 家焼くな・・・」
可愛いですね。

投稿: munixyu | 2019年3月18日 (月) 18:42

★munixyuさん おはようございます♪
子供たちから火の用心をいわれると、しっかりしなければという気になります。

投稿: りせ | 2019年3月22日 (金) 09:45

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