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2018年9月 8日 (土)

台風被害 宗忠神社と大将軍神社(東山三条)

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

昨日の記事の竹中稲荷神社の前に宗忠神社があります。「宗忠神社」は江戸時代後期に黒住宗忠が開いた「黒住教」の神社で教祖・宗忠を祀ります。

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宗忠の死後、京都で黒住教の布教をしていた高弟・赤木忠春が吉田神社からこの地を譲渡されて宗忠神社を創建したのは幕末の1862年です。(境内には台風で落ちた枝があちこちにまとめられていました。)

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昨日14時の時点で判明した台風21号による京都府の文化財被害は115(71)社寺等、222(136)件に増えました。カッコの中は一昨日の報告です。(拝殿は無事だったようです。)

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幕末には宗忠神社は朝廷の勅願所になり、二条家や九条家などの公家にも信仰されました。明治政府による国家神道に対して、黒住教がいち早く教派神道として「別派独立の許可」を得たのは忠春の人脈によるところが大きいとされています。(本殿の横に「忠春社」)

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かろうじて、忠春社は倒木に潰されずに済みました。

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倒木は本殿とそこから続く廊下にもたれかかっています。建物に被害があるのが分かりません。(本殿は明治後期に改築され、国や京都府の文化財に指定されていないので、上の報告には含まれません。)

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社務所の前の木は、太い枝が裂けて落ちていました。

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桜のトンネルで有名な参道石段は倒木でふさがれていました(一昨日)。

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倒木を撤去していて、昨日には作業が終わっていると思われます。この後、私が最も配していた神社に向かいました。

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東山三条にある大将軍神社に来ました。手前は前回の台風20号によって潰された拝殿です。倒れた拝殿はそのままになっていて、強風で飛ばされないように周囲に土豪が載せてありました。

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前回の台風によって、境内の東にあるご神木が倒れて拝殿が潰されてしまいました。

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また、昨年10月の台風21号によって境内の西にあった高さ約20mの榎の大木が倒れて「荒熊稲荷社」の祠が倒壊してしまい、今年の夏前に再建されたばかりです(左隣です)。

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私が心配していたのは、周囲の大木が倒れて吹き曝しになった銀杏の大木です。樹齢800年といわれ、平安時代後期の武将・源頼政が妖怪・鵺(ぬえ)を退治をした伝説のある「鵺の森」の唯一残った銀杏とされています。

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本殿はこの銀杏に寄り添うように建っています。上の方の枝が折れていますが、無事で安心しました。社殿は修復できても、平安時代から生きてきた伝説の木は他に替えることができません。

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いままでも、このように傷つきながら生きてきたのかも知れません。

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コメント

木があるから、根を張って安全な面もあるけれど、
やっぱり、木は倒れるから怖いですよね。
鞍馬から、貴船への山道とか、
どうなっているのか心配です。

投稿: munixyu | 2018年9月 8日 (土) 12:45

★munixyuさん こんばんは♪
鞍馬山はテレビで知って、愕然としました。7月下旬に鞍馬から貴船の山道を通ったときは、去年の台風による倒木がいっぱいありました。でも今度の台風はそれよりひどいようで、山が元の姿に回復するのは何十年もかかりそうですね。

投稿: りせ | 2018年9月11日 (火) 00:51

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