祇園祭2018 前祭宵々山(北部)
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昨晩、祇園祭(前祭)の宵々山に行ってきました。昨日は市内でも気温が38度を超え夕方でも大変な暑さでしたが、歩行者天国の四条通は人であふれています。
「長刀鉾」 「くじとらず」として、常に山鉾巡行の先頭を受け持ちます。鉾の名は、かって鉾のてっぺんを飾った三条小鍛冶宗近作の大長刀で、宗近が娘の病気平癒を祈願して八坂神社に奉納したものです。先日、現在の2代目の長刀の由来が判明しました。
稚児が乗る唯一の鉾でもあります。山鉾巡行は江戸時代中期以降女人禁制が続いてきました。最近では少し緩和されました。宵山ではほとんどの山鉾に女性が搭乗できますが、長刀鉾はできません。ただし、山はもともと人が乗る構造でないものが多いのですが。
7月14日~16日の歩行者天国の時間帯は、鉾町のほとんどの南北の通りが歩行者も一方通行になります。全ての山鉾を見て歩きたい人は、長い距離を歩かなければならず、かなり時間がかかります。以下の山鉾は私が見て回った順番です。
「函谷鉾(かんこほこ)」 鉾の名は中国古代の孟嘗君の故事に基づいていますが、その説明は別の機会に。この鉾もくじとらずで5番目に巡行することが決まっています。
くじとりが行われたのは、山鉾の先陣争いが絶えなかったため、応仁の乱からの巡行復興と同時期の明応9年(1500)に始まったとされます。昭和28年からは、市議会議場が会場となり、市長立ち合いの元でくじとらず以外の24基の山鉾代表がくじを引きます。
「菊水鉾」 謡曲「菊慈童」から着想された鉾ですが、今日は山鉾の説明は簡単にします。この室町通が最も混雑しています。今年は17番目です。
毎年、夏のお菓子としてこの鉾の「したたり」を買うのが習慣です。
「占出山 (うらでやま)」 神功皇后を祀る安産の山です。くじ順でこの山の巡行が早い年は、お産が軽いといわれています。今年は前祭23基のうち16番目です。
会所では売り子の子供たちの元気なわらべ歌が聞けます。「蝋燭一丁、献じられましょう」 「安産のお守りはこれより出ます 常は出ません今晩かぎり 御信心のおん方さまは 受けてお帰りなされましょう」と声をそろえます。

「孟宗山」 昔の中国で、孟宗という人物が、病気の母が欲しがる筍を真冬の雪の中探し回り、ついに掘り当てて母を喜ばせたという話にちなんでいます。
御神木の松や粽(ちまき)には、雪を模した綿が付けられています。別名「筍山」とも呼ばれ、会所には竹(孟宗竹?)が植えられています。今年は6番です。
「山伏山 (やまぶしやま) 」 山に飾るご神体が、山伏の姿をしていることから山伏山と呼ばれ、昔、八坂の塔が傾いたとき法力によってそれをなおしたという浄蔵貴所の大峯入りの姿だそうです。会所の2階に安置しています。
「放下鉾」 くじとらずで、21番目に決まっています。鉾の名は真木のなかほどの「天王座」に放下僧の像を祀ることに由来します。鉾頭は、日・月・星の三光を象徴する州浜と光苔を表す2本の棒です。
放下鉾は、宵山でも女性が搭乗できません。ただし、会所の2階までは上がれるようです。
「霰天神山(あられてんじんやま)」 永正年間に京都が大火に遭った時、急に霰が降り火の勢いが収まったそうです。その時に降りてきた天神像を祀ったの霰天神山の始まりとされています。
多くの山鉾が焼けた天明、元治の大火でもこの山だけは残り、町の誇りになっているそうです。今年は3番です。
「蟷螂山(とうろうやま)」 山鉾の中で唯一のからくり仕掛けの「大かまきり」があり、人気の山です。カマキリの、自分の力のほどをわきまえず大敵に立ち向かう、その勇猛さを賞した中国の君子の故事にちなんでいます。
からくり仕掛けのおみくじも人気で、長蛇の列ができていました。今年は2番、くじとりの中では1番です。
「郭巨山(かっきょやま)」 山の名は、中国の史話で貧しくて母と子を養えない郭巨が、思い余って子を山に捨てようしたとき、土の中から金の釜が現れ、母に孝養を尽くした話に由来します。(四条通に戻ってきました。)

山には屋根がないのが普通ですが、この山は日覆障子を乗せています。金地彩色法相華文の板絵として他の山にない古い形式を残している。19番です。
「月鉾」 夜と水徳の神の月読尊にちなんだ鉾で、今年は13番です。
今年は、月鉾で亀屋良長製の「宵山だんご」も買ってみました。鉾の形の箱に入ったお上品なお団子でした。
「四条傘鉾」 「子供棒振り踊り」は国選択無形民族文化財に指定され、15、16日に会所前で一日4度「くじ改め」の所作と「棒振り踊り」をします。この時は時間が合いませんでした。

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