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2018年7月12日 (木)

お迎え提灯 本能寺で

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

八坂神社を出発した祇園祭お迎え提灯を追いかけて、河原町三条で待ち受けました。一番年少の赤熊(しゃぐま)の子供たちもいつの間にか行列に加わっていました。

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舞踊を披露する本能寺に先回りしました。例年は市役所前の広場で披露するのですが現在工事中です。、

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本堂の前の広場に、舞踊を披露する3組の子供たちがやってきました。最初に来賓の市長やお迎え提灯を主宰する祇園万灯会の会長さんらの挨拶や花束贈呈がありました。

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最初は「鷺踊」から。ちょっと緊張しているかも知れません。

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昨日の記事で紹介したように、古来から八坂神社の祇園御霊会で奉納されてきた「鷺舞」は江戸時代に途絶え、昭和になって津和野から逆輸入して復活しました。さらに、平成になって鷺舞は子供たちによる「鷺踊」に代わりました。

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鷺踊は当初は子鷺踊りとよばれ、鷺舞をアレンジした新しい郷土芸能です。当初の鷺舞は八坂神社の神事の中で大人気でしたが、子供たちによる鷺踊も人気があり、お迎え提灯の中心となっています。(途中で、赤熊の子供たちも踊りの中に加わりお囃子をします。)

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赤熊の子のかぶりものは、戦国時代から武将が兜に付けるのが流行し、官軍の土佐藩がかぶったことでも知られます。勇壮な男子の象徴といわれます。

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白鷺は6人の男女の小学生が演じ、羽根を開閉させて2組ずつ位置を変え、凛とした舞です。

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踊りの後半は平成24年に作詞された歌詞が付きます。

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「小町踊」 元禄時代に起源を持ち、京の少女によって七夕の日に踊られましたが、明治に入って途絶えました。昭和37年に白峯神宮で復活、祇園祭にも取り入れられました。

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7月10日のお迎え提灯の小町踊は、女子の小中学生によって舞われ、7月24日の花傘巡行では祇園東の芸舞妓が舞います。

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元禄風の衣装と髪型、白塗り化粧で典雅に可憐に舞い、ちょっと色っぽい仕草もあります。

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鷺踊も小町踊も七夕に関係する踊りでした。七夕は中国の伝説から生まれた行事が奈良時代に日本に持ち込まれ、当初は宮中や貴族の間で技芸の上達を祈る祭でした。

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やがて民衆の間に七夕が広がると、お盆(旧暦7月15日)に入る前の前盆行事としての意味合いが強くなりました。そして、願い事もより広い範囲となります。

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祇園御霊会・祇園祭で、鷺舞や小町踊が行われたのは、同じ時期に民衆の間で伝えられてきた芸能を奉納するだけでなく、無病息災・厄除けを祈願する意味もあったと考えられています。

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最後は「祇園祭音頭」 京舞篠塚流の小学生の女の子たちです。作詞・西沢爽、作曲・船村徹、歌・島倉千代子の「祇園まつり音頭」に振付けした踊りです。

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白地の浴衣の柄は赤、青、紺の八坂神社の神紋です。可愛い踊りですが、

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歌は「夜風そよそよ青すだれ・・・稚児によう似た箱入り娘 ちらり宵宮の屏風かげ・・・」、「魔よけ厄よけ病よけ・・・二十九は山鉾十九はあの娘 恋の病はどうどすえ・・・」と大人の歌詞です。

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最初は円形に回っていたのが、同心円状に並び変わったり複雑なフォーメーションでした。

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3組の踊りの奉納の後、子供たちは本能寺でしばらく休憩します。本堂の前にはお迎え提灯が並んでいます。

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約15分くらいするとお迎え提灯は本能寺を出発して寺町通を下り、八坂神社の御旅所にむかいます。武者姿の「鬼武者」

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お化粧を直してもらっています。子供たちは夜になって八坂神社に戻り再び舞踊を奉納します。

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この日(7月10日)、午後6時八坂神社で「神輿洗」の奉告祭があり、午後8時頃に四条大橋の上で神輿が洗い清められます。「馬長稚児(うまおさちご)」

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その後八坂神社に戻ってくる神輿を迎えるのがお迎え提灯の役目です。私は本能寺から帰宅しましたが、子供たちはまだまだ頑張ります。

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コメント

七月はお祭りだらけで楽しいですよね。
暑いですが、お祭りの涼しさがあって京都はいいなぁと思います。

投稿: munixyu | 2018年7月12日 (木) 17:56

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