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2018年6月21日 (木)

紫陽花の祇園白川から東大路へ

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

白川沿いに咲く紫陽花を見ながら、川端通から東大路通まで歩きました。今日はあ店の説明はありません。下は川端通の近く、春は桜のトンネルになるところです。

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大和大路通(縄手筋)を渡ります。下は「大和橋」の上からで、この橋は徳川幕府によって石柱、石桁、石板を用いて架けられました。

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当時の絵図を見ると、白川の川幅は今よりもずっと広かったようです。現在の橋は明治45年に架け替えられたもので、平成15年に改修された祭、香蘭と石畳舗装となりました。

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このあたりの白川沿いの通りは「白川南通」で「辰巳通」ともよばれています。一筋北の新橋通とともに国の祇園新橋伝統的建造物群保存地区に指定されています。

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この垣根は金閣寺垣と似ていますが、もう少し簡略化しているようです。

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白川の向こう岸には料理屋さんが並んでいて、私設の橋が架かっています。

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ここはかってお茶屋を挟む狭い通りでしたが、戦時中の空襲による延焼を防ぐための道路疎開によって道幅が広げられました。現在は廃止された市電の敷石を使った石畳になり、電柱が地下に埋設されています。

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祇園を愛した大正・昭和の歌人、吉井勇の「かにかくに碑」、「かにかくに 祇園はこひし 寐(ぬ)るときも 枕のしたを 水のながるる」 毎年11月8日には吉井勇を偲んで「かにかくに祭」が祇園甲部の行事として行われています。

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かってここには料亭「大友」があり、女将の磯田多佳は祇園甲部の芸妓で、俳句や書画をたしなみ、夏目漱石、谷崎潤一郎、吉井勇など多くの文学者と交流した歌人でもありました。多佳は雨の日と紫陽花を好み、大友の庭には紫陽花が植えられていたそうです。

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「巽橋」 辰巳大明神としてそばに祀られている狸は、かってこの橋のたもとに棲みついて祇園の芸舞妓をだまして川の中を歩かせたという伝説があります。老朽化しているので、注意が必要です。白川はここで向きが南北になります。

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白川南通は辰巳大明神の場所で北の新橋通に合流して、「祇園新橋」で白川を渡ります。そのたもとにある甘味どころの前に紫陽花が咲いていました。そばに、小さな鳥居・・・

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南北に流れる区間の白川沿いに道はなく、その東にある花見小路通を北に行きます。下は南の方を振り返って。

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白川は再び東西に流れ、「有済(ゆうさい)橋」を渡ります。有済は廃校となった小学校(学区)の名でもあり、中国の儒書『書経』にある「必ず忍ぶ有りて、其れ乃ち済す有り(なすあり)」にちなんでいるそうです。校歌でも「たえてしのべば、なすあり」と歌ったそうです。

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「なすあり地蔵」 昭和29年に花見小路通りの水道管工事の際に白川の川底から堀り出された石仏です。それまでの何百年の間暗やみの世界で耐え忍んで世に現れたということから「なすあり」の名が付けられました。

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水道工事を請負った中村幸太郎さんが、八坂神社の神輿の四若神輿会に相談して、神輿会がお堂を建立しました。平成10年にこの「白川北通」が整備され新しくコミュニティ道路に生まれかわったときに「なすありの径」と名付けられました。

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「アオサギ」 長い間じっとしていました。

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ほとんど観光客は通りませんが、よく整備された綺麗な通りです。

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川の向こう岸にお店はまだ少ないのですが、少しずづ増えてきました。

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「狸橋」 なすなりの径の南(写真の向こう)は祇園の新門前通、北は知恩院の参道・古門前通です。この橋を渡ると、雰囲気がまったく変わるので、狸に化かされたようだと名づけられたといわれています。巽橋のような伝説はないようです。

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通りの北側には、白川南通のような観光客向けのお店はほとんどありません。

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それでもお店の前の紫陽花はよく手入れされていました。

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もうすぐ東大路通です。

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コメント

紫陽花は普通の紫陽花と
額紫陽花という2つの趣があっていいですよね。
どちらも梅雨らしいいい花です。

投稿: munixyu | 2018年6月22日 (金) 13:30

★munixyuさん こんばんは♪
額紫陽花の方が私のブログ写真には撮りやすい気がします。普通の紫陽花は花の存在感がありすぎて、アップにすると周囲の景色が目立ちません。もう少し色づいて遠くからでも目立つようになれば別ですが。

投稿: りせ | 2018年6月27日 (水) 01:40

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