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2018年5月10日 (木)

平等院表参道 宇治茶と甘味と和雑貨

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

先日平等院を訪れたとき、その表参道のお店を見て歩きました。宇治茶の老舗が並び、お茶の香りがする歴史ある参道です。入口の右には「宇治 駿河屋」、明治43年創業、手作りの抹茶菓子など和菓子のお店です。

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「寺島屋彌兵衛商店」 山城之国宇治橋西詰宇治茶匠と銘うつ、文政10年(1827)創業の宇治茶の老舗です。ここから何軒か寺島屋のお店が続きます。

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「福寿園 宇治茶菓子工房」 宇治茶の銘菓・「宇治のみどり」のお店です。福寿園には他に、手づくり体験と料理の「宇治茶工房」と「宇治喫茶館」もあります。宇治茶工房は古くから七茗(しちめい)茶園の一つ朝日園の地にあり、先日の記事の恵心院の近くです。

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それぞれのお店の前に鉢植えの藤の花が咲いていました。

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「中村藤吉 平等院本店」 奥にカフェ、右にお店があります。伏見の茅葺き職人の養子となった中村六兵衛は、文政2年(1819)宇治槙島農家の娘と結婚、4番目の子供が後に中村藤吉を名乗り、茶商を創業します。JR宇治駅近くと京都駅伊勢丹にもお店があります。

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「伊藤久右衛門」 江戸時代後期から茶づくりをはじめ、各地の寺社の御用達を務めてきました。経験豊富な職人による“手摘み一番茶”のみを使用して、摘み取ったその日のうちに、荒茶(煎茶や玉露の原料)と碾茶(抹茶の原料)に加工、抹茶は石臼で挽きます。

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「ラーメン田中九商店」 宇治抹茶麺を使った抹茶ラーメンがあります。魚介系の濃厚ラーメンがおススメだとか。

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「山田園茶舗」 創業はまだ100年ですが、生産農家と製茶問屋と提携して、味、香り、色合い、いずれにおいても高品質のお茶を販売しています。オンラインショップもあります。

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「能登椽(のとのじょう) 稲房安兼」 和菓子のお店で、茶団子を始め抹茶が入った最中や羊羹、最中しるこ、オリジナルの厚焼き煎餅「喜撰山」、葛湯「天ヶ瀬」などもあります。

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「お茶のかんばやし」 「上林」は宇治茶の歴史ともいうべき老舗です。宇治七名園を指定した室町将軍足利義満は、茶師の茶頭取を二名任命して、その一人・上林掃部(かんばやしかもん)が始祖です。秀吉に重く用いられた初代上林春松が宇治に店を構えました。

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「三星園上林三入(さんにゅう)本店」 宇治には三軒の上林を名乗るお店があり、JR宇治駅西の「上林春松」は、先祖代々引き継がれている資料から本家のようで、「お茶のかんばやし」はその弟の経営。一方、隣の上林三入の社長は田中姓ですが歴史的資料から、古くからの分家なのかも知れません。

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インテリア小物の「和夢兎」には、抹茶コスメシリーズなどオリジナル商品が多種あります。隣は創作飲茶の「和夢茶カフェ」 この通りは「宇治抹茶クリーム」の激戦区です。

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「丸吉」 和菓子のお店です。茶団子は他の店にも必ずありますが、ここの「宇治三昧」は日本初の三色の茶団子だそうです。

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「ながの」 真手打ちそばで、茶そば、ざるそば、二色そばなどがあります。

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「泉園銘茶本舗」 寛永元年(1624)初代和泉屋新太郎が万(よろず)屋「和泉屋」を創業。その後、宇治茶の発展と共に本格的に宇治茶を商うようになり、1985年には「京の老舗」(京都府知事より表彰)を受賞、現在15代目当主だそうです。

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「菟道(とどう)庵」 野点傘、茅葺きの茶室と雰囲気がある和風喫茶ですが、開いていないようです。菟道はうじとも読み、宇治の古代表記です。

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「川又」 お食事処で、茶そばだけでなく茶うどん、定食もあります。その向うの右は平等院の表門、左はもう少しお店が続きます。

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「宇治茶屋」 国の「商店街・まちなかインバウンド促進支援事業」(平成27年度補正予算)によって、地域産品を扱う外国人向けの販売所として設置されました。表参道では今までなかった修学旅行生・外国人観光客向けのお土産屋さんのようです。

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「赤門茶屋」 天明元年(1781)から続く宇治茶の老舗に育った店主が、この地にお茶屋を開いて代々培った五感で厳選した生粋の宇治茶を提供しています。新茶の時期は朝から晩までお茶探しに費やされるそうです。赤門とは平等院の表門のことです。

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「スターバックス コーヒー」、奥にレストラン「DINING ICHIGO」があります。

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「竹林」 宇治川方面の眺めがよい京料理のお店で、京懐石、京弁当、寿司や饅頭、佃煮などのお土産もあります。茶香服(ちゃかぶき)体験もできます。茶香服は南北朝のころに「闘茶」と呼ばれ、栄西禅師から明恵上人に受け継がれた栂尾一帯の茶を「本茶」として、他産地の「非茶」とを飲み分けることが始まりだそうです。

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「扇家」  宇治の味を大切にしたお食事処で、茶だんごと茶そばうどん、本場宇治抹茶ソフトクリームが好評だとか。商店街の端にあり、この先は宇治川沿いの道に出ます。

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コメント

宇治抹茶麺を使った抹茶ラーメン、どんなラーメンなんだろう。
かんばやしのお茶は、いつもネットで買っています。
ここがお店だったのですね。

投稿: munixyu | 2018年5月10日 (木) 18:40

昨年、両親を伴って宇治も巡りました!福寿園の宇治工房で甘いものを頂いて、興聖寺や宇治上神社のあたりを歩いて回りましたが、平等院のあたりも含めお店がいっぱいあるので、目移りしてしまいましたwいろんなお店の歴史を知ってちゃんとわかって行ったほうがやっぱり楽しめそうです。。。実家は静岡でお茶はよく飲んでいましたが、闘茶とはいかないまでも、いろいろ飲み比べとかしてみたらよかったなぁ。。

投稿: ばるさろ | 2018年5月10日 (木) 22:08

★munixyuさん こんばんは♪
私も抹茶ラーメンは気になります。いつも寺社で写真を撮らなければならないので、参道のお店でゆっくりすることは少ないのが残念です。

投稿: りせ | 2018年5月11日 (金) 01:33

★ばるさろさん こんばんは♪
表参道は老舗がいっぱいありますが、新しいお店も人気があるようです。「かんばやしの争い」は私も知りませんでした。お互いの店は、現在でもかなりの緊張感があるそうです。宇治茶は伝統があり誇りをもっているようですが、他を非茶とはちょっと失礼ですよね。

投稿: りせ | 2018年5月11日 (金) 01:42

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