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2018年5月 4日 (金)

下鴨神社 流鏑馬神事 2018

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

昨日行われた下鴨神社の流鏑馬神事を見てきました。流鏑馬に先立って行われた「本殿祭」を少しだけ見学。

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これから流鏑馬を執り行うことを祭神に報告し、無事に終了することを祈願します。

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馬場に先回りして行列を待ち受けます。下鴨神社の流鏑馬神事は葵祭が平穏無事に行われるように沿道を祓い清める神事です。 行列は馬場を1往復半してその安全を確かめます。

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最初に南から公家装束の3名の射手が登場し、約400mの馬場に設けられた3つの的を馬上から鏑矢で狙います(騎射)。公家装束で流鏑馬を行うのは下鴨神社だけだそうです。これは二の的。

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公家装束の3名の装束は、それぞれの位をあらわす色となっています。2番目の射手はオーストラリアの方だそうです。

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そのあと武家の狩装束の2名が続きます。一の的

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二の的

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三の的、全ての的に的中(全的)したこの射手は中学生だそうです。5名が射ると南の馬場口(出発点)に引き返します。

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公家装束の3名は引き返す途中、中央に造られた馬場殿で長官から神禄を頂戴します。長官は近衛府(このえのつかさ)大将が努め、神禄(それぞれ異なる色の襷)は手で触らずに鞭で肩にかけます。

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神禄を賜った喜びを表すため、馬上拝舞(はいぶ)を行います。今年の長官(近衛府)は福寿園のご主人が務めたそうです。

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次からは狩装束の5名が登場して、それを3回繰り返します。結局20名の射手が登場します。射手は「いんにょう」(陰陽)という大きな掛け声を出して馬を走らせます。

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実は、最初の回の公家装束の3名の騎射だけが神事で、後の狩装束の流鏑馬は奉納行事だそうです。

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下鴨神社の流鏑馬の歴史は古く、続日本紀によると7世紀には行われていたという記録があります。一時期、余りにも過熱して危険だったので禁止されたこともあったそうです。

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明治時代に一時途絶えましたが、昭和48年(1973)に復活しました。現在では全国で流鏑馬は行われていますが、下鴨神社の流鏑馬神事だけが平安時代の古式を今に伝えているといわれています。

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現在の流鏑馬の射手は弓馬術礼法小笠原流の皆さんです。5頭の馬がそれぞれ4回走りますが、射手はその都度交代します。この日は女性やフランス人も登場しました。

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馬が早く走る方が上下動が無くて的を狙いやすいそうです。一方で、矢を射るタイミングが難しく、矢を取り出して構える時間が少なくなります。実際に、矢を射る前に的を通り過ぎてしまう場合もありました。

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矢が的に少しでもかすれば的中です。的の大きさは1尺5寸(45cm)の四角形ですが、公家装束の3名の場合だけは衣装が不自由なので、少し的が大きいそうです。この方も全的です。

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こちらの射手は女性の方です。

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ほとんどの射手は1~2個の的に当て、全的も数名いました。

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動画(YouTube)を作りましたので、よかったら雰囲気を味わってください。

各々の的には、的役、矢執り、采揚げ、的持ちがいて、「下鴨神社青年団」と、ボーイスカウト、ガールスカウトの皆さんがボランティアで務めます。

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縁起物として当たり的は3,000円、当たり矢は3万円で授与していました。

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楼門前で拝礼して、無事に流鏑馬神事が終了したことを祭神に報告します。

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神職が引き上げた後、ボランティアの方の記念撮影。

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流鏑馬が終わって、馬は大人気でした。

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コメント

これは本当に難しいし、こけたら危険だろうから
緊張するだろうと思います。
馬は気持ちよさそうに走っていて、嬉しそう。
もう5月なのですね。

投稿: munixyu | 2018年5月 4日 (金) 13:46

★munixyuさん こんばんは♪
実際に馬が走っているのを見ると迫力がありますね。的の間の間隔が100mで約6秒で通過するそうです。

投稿: りせ | 2018年5月 6日 (日) 01:26

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