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2018年4月11日 (水)

桜の高野川を下る

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

今年の京都市内の桜(ソメイヨシノ)は既に散り終わって葉桜の状態ですが、私のブログではもう少し桜が続きます。今日は高野川を蓼倉(たでくら)橋から出町の三角州まで下ります。橋の上から上流(TOP)には高野橋と五山送り火の「法」の字が見えます。

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このあたりはかって蓼倉郷といわれ鴨社(下鴨神社)の領有地でした。そこの総社(祖社)として祀られていた三井社(三塚社)は、現在河合神社の山門の前に遷されています。

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左岸(東)の堤は桜並木になっています。

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出町柳から上流の松ヶ崎橋までの1.5kmの間に約330本の桜が植えられているそうです。

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ここには観光客があまり来ない場所で、花見をしているのは地元の人だと思われます。

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御蔭橋をくぐります。

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賀茂川と同様に堰堤・落差工がところどころにあります。落差工は流れを緩やかにして川底の浸食を防ぐのだそうです。

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大きな中州ができていますが、高野川や賀茂川ではむやみに中州を除去するのではなく、生態系に配慮して管理をしているそうです。

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このあたりでは、今年の冬にヌートリアを目撃しました。カピバラのような巨大なネズミで、特定外来生物に指定されています。

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草食性ですが二枚貝も捕食するようです。希少種の淡水魚・イタセンパラは2枚貝に卵を産み付けるため、その絶滅危機の一つの要因に上げられています。しかし、ヌートリアは70年前から目撃されていて、生態系の一部を構成しているとも見られます。

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その愛くるしい姿から捕獲・駆除することに反対の声もあり、河川を管理する京都府では、とりあえず餌をやらないように呼び掛けています。餌をやるとその場所で爆発的に増殖するそうです。向うに河合橋が見えます。

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河合橋をくぐると出町の三角州です。

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この飛び石は、河床の安定を図るという主目的のために設けた横断構造物(帯工)の上にいろいろな形に模したコンクリートブロックを配置したものです。帯工は水に隠れています。水位が低い時に人が渡ることができるといういうのは、二次的な役割なのだそうです。

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約20年前に「河川環境整備」の一環として、技術職員が考案した親水機能を合わせ持つ飛び石が、現在では「鴨川を代表する風景」となっています。

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三角州を振り返って、左が賀茂川にかかる出町橋、右が河合橋です。かっては三角州の先端はもっと上流にあり、左の出町と右の出町柳を長い出町橋が結んでいました。大正7年に出町橋と河合橋に分割されたそうです。

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こちらは合流した鴨川の右岸、植木屋さんの前です。

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向うは「賀茂大橋」で、大正時代に延長された今出川通の東西を結ぶ橋として建設、設計は武田五一(1872-1938)です。武田は関西建築界の父ともいわれ、関西の大学に建築家を創設、国会議事堂の建設や法隆寺や平等院などの古建築の修復にも関わりました。

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出町橋の上から、賀茂大橋は現在、耐震補強・老朽化修繕工事中です。

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「手押しポンプ」 植木屋の「タネ源」の前にあり、子供たちが水に親しめるようにと、京都土木事務所が設置したものです。

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高野橋から下流の高野川の河川敷は、京都府の「鴨川公園」になっています。賀茂川・鴨川では柊野(ひいらぎの)から、四条大橋あたりまでが鴨川公園です。

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コメント

やっぱり最後は河原ですよね。
暖かくなってきたことだし、こんなところで
桜を見ながらのんびり過ごすのが、一番いいのかもしれません。

投稿: munixyu | 2018年4月11日 (水) 12:43

★munixyuさん こんばんは♪
京都市内を流れる川や疏水、池の周りには、必ずと言っていいほど桜並木がありますね。そんな場所が京都の人々のお花見の場所になっています。

投稿: りせ | 2018年4月12日 (木) 01:34

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