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2017年7月 1日 (土)

吉田神社 夏越大祓式2017

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

昨日(6月30日)は、あちこちの神社で夏越祓(なごしのはらい)・茅の輪くぐりが行われました。今年は、吉田神社の「夏越大祓式(なごしのおおはらえ)」に行ってきました。

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大祓は古来より、毎年6月(夏越)と12月(師走)の年2回 宮中を始め各神社で行われる重要な神事です。日常生活の中で知らず識らずに犯した罪や穢れを人形(ひとがた)に託して祓い清め、日々穏やかに過ごせるように願います。

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罪や穢れは、それぞれ災厄や病気をもたらすと考えられています。また、夏越の大祓は厳しい夏を健康で無事に過ごせるように願います。(最初に、本宮前の拝殿で神事があります。)

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あらかじめ氏名と住所を書いた人形が祭壇の上に置かれ、神事の始まりを奏上する宮司の祝詞が始まります。

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神官・参列者が大祓詞(おおはらえのことば)を合唱します。高天原への天孫降臨から始まる日本神話の中で、罪穢の種類の列挙、そして祓戸4神によりどのように罪穢が消えていくのかを述べています。

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次に、参列者が事前に渡された切り幣(ぬさ)を、体の左・右・左の順番で振りかけて清めます。

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斎場の四方を祓い清めます。

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神官や参列者もお祓いをします。

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祓(はら)えつ物として布を切り裂いて祓います。これは、災いは身に付いてしまった不要なものが引き起こすと考えて、それを祓うことで、本来の魂が輝きを取り戻すのだそうです。

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前の方から見ると、ちょっと珍しい光景です。

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神事の最後に、人形の束や切り裂いた布切れなどを浄火(いみび)にくべに持っていきます。

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神官を先頭に行列が出発します。

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参列者が多いので、かなり大きな弧を描いて茅の輪の方に向かいます。

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神官を先頭に茅の輪をくぐります。

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吉田神社では同じ方向(左回り)に茅の輪を3回くぐります。輪をくぐるときには、次の和歌を唱えます。「水無月のなごしの祓する人はちとせの命のぶというふなり」(拾遺和歌集・よみ人知らず)。

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ところで、夏越祓で茅の輪をくぐるのは、蘇民将来(そみんしょうらい)の説話にちなんでいるといいます。(列の最後尾にいたので、ようやく出発です。)

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旅の途中で宿を乞うた武塔神(むとうのかみ)を裕福な村に住む弟の巨旦将来は断り、貧しい村の兄の蘇民将来は粗末ながらもてなしました。(列の輪の中心に、先ほどの人形を焚いている浄火があります。)

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後に再訪した武塔神は、弟の巨旦に嫁いでいた蘇民の娘に茅の輪を付けさせ、それを目印にして蘇民の娘を除いて、巨旦の一族を皆殺しにして滅ぼしました。一方で、茅の輪を付けた娘以外は疫病で死んでしまったという話も伝わっています。

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武塔神はみずから速須佐雄能神(スサノオ)と正体を名乗り、以後、茅の輪を付けていれば疫病を避けることができると教えたという説話です。

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武塔神は、これからは蘇民将来子孫家と門口に書けばどんな災厄も逃れることができるとも教えたといいます。 

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武塔神や蘇民将来がどのような神仏が起源となっているかは諸説あって、現在でも判然としません。しかしながら、平安時代にはスサノオと災厄避けの神の話として各地で語り継がれてきたそうです。

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小さな茅の輪を身に付けると厄払いになることは、風土記にも記されているといいます。そして、時代とともに茅の輪が大きくなって、江戸時代初期にはこれをくぐるようになったといわれています。

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怨霊を鎮めることにより平穏が得られるという御霊信仰をもとに、平安時代中頃には行疫病神(牛頭天王)をなだめて疫病を防ぐという祇園信仰が生まれ、祇園社が造られました。その祭礼がやがて祇園祭となります。

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牛頭天王はスサノオと同一視されてきたので、祇園祭に蘇民将来の説話が取り込まれ、蘇民将来の護符が粽(ちまき)や門に貼られるようになりました。行列の途中で本宮の前を通ります。

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茅の輪を3回くぐった後に、茅の穂が頂けます。持ち帰って自分で厄除けの「茅の輪」にします。

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天気予報では雨でしたが、何とか降らずに終わりました。

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コメント

近くの神社から形代が届いてたので
持っていってもらいました。
今日から7月、一年も半分終わりましたよね。

投稿: munixyu | 2017年7月 1日 (土) 09:36

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