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2017年5月19日 (金)

大田神社 カキツバタ回復中

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

カキツバタを身に大田神社に行ってきました。ここ2年間、鹿による被害などで花が減ってしまい、気になっていました。

道路をはさんで大田神社の向かいにある「福徳社」、上賀茂神社の境外末社で、福徳神を祀ります。

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最初に、参道右手にあるカキツバタの群生地「大田の沢」に入りました。昨年から鹿の侵入を防ぐために沢がネットで囲まれています。

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沢を見るとカキツバタの花がかなり密に咲いていてちょっと安心しました。それでもまだ以前の状態には回復していません。鹿の食害以外にも、何か原因があるのではないかと調査中だそうです。

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桜と同様に今年のカキツバタは開花が遅れ、今月下旬までが見頃だそうです。道路との境にはツツジが植えられていますが、こちらは見頃を終わっていました。

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かつてこの一帯は深泥池とあわせて一つの沼地で、雲ケ畑の池と地下でつながっていて、御所ともつながっているという伝承があります。

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水が枯れたことがないといわれてきましたが、近年の宅地開発により水脈が変わり、現在は井戸水を補っているそうです。

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大田の沢は平安時代には既にカキツバタの群生地として知られていました。

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藤原俊成の歌に「神山(こうやま)や 大田の沢の かきつばたふかきたのみは 色にみゆらむ」とあります。

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カキツバタは、平安時代から世代をつないでいるとされ、現在約2万5千株が群生しています。昭和14年(1939)にカキツバタは、国の天然記念物に指定されました。池の周りを半周します。

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ここのカキツバタは一株で3度花を咲かせるといわれ、見ごろの時期が長いのが特徴だそうです。もうつぼみが無いので、最後の花のようです。

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中央に中の島?があります。

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池の北は青紅葉でした。

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この後、大田の沢を出て本殿の方に向かいました。

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大田神社は、かつては「恩多社(おんたしゃ)」とも呼ばれ、独立した式内社でした。平安時代には、官幣社であることがわかっています。

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古くは渡来系の先住民の福神が祀られ、上賀茂神社よりも古く鎮座した農耕神とみられています。下は拝殿で、江戸時代の1628年に造営。

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拝殿に向かって右手に上賀茂神社の末社・「白鬚(しらひげ)神社」、老後安泰の神・猿田彦命を祀ります。

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拝殿の左手には2つの末社が並んでいます。「鎮守社」、大国主神と少彦名神(すくなひとなのかみ)を祀り、病気平癒のご利益があるとされます。小豆3粒を炒ってお供えすれば、芽がふくころはしかが治るとか。

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「百大夫社」、船玉神(ふなだまのかみ)を祀ります。

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また、ここには壬生、丹生、小野などの氏族の祖神が祀られ、それらは末社の白鬚社、百大夫社、福徳社として今も存続しています。その後、上賀茂神社に近いこの地も、沼沢の池の開墾に関わったた賀茂氏一族の影響が及び、その摂社になったとみられています。

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本殿には祭神として、天鈿女命(あめのうずめのみこと)、猿田彦命(さるたひこのみこと、大田命)を祀ります。本殿も拝殿と同時期に建立されました。

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本殿の左から「大田の小径」に行くことができます。平成17年に上賀茂地区の住民らによって整備された、全長約770m、歩いて30分程度の散策路です。大田山の稜線を東に行き、岡本口に下ります。案内板は上賀茂神社宮司の揮毫です。

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参道の途中、大田の沢の北に社務所・授与所があります。

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神社の向かい、福徳社の後ろに「北大路魯山人生誕地」の石標があります。路魯山は美食家で知られる芸術家で、1883年上賀茂神社の社家に生まれました。かってはこの辺りまで社家町だったそうです。

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コメント

かきつばた、あやめ、しょうぶは本当にわからないですよね。
ただ、かきつばたは少し妖艶かもしれません。
あやめやしょうぶは、やや明るいような気がします。

投稿: munixyu | 2017年5月19日 (金) 12:53

★munixyuさん こんばんは♪
私の場合は、XXのアヤメを見に行くというように、あらかじめ分かっている場合がほとんどです。もし、偶然見つけた花ならば、すぐに見分けられるが自信がありません。

投稿: りせ | 2017年5月20日 (土) 23:28

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