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2017年5月17日 (水)

葵祭2017 賀茂街道から上賀茂神社へ

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

昨日の記事の葵祭の続きです。葵祭の行列は京都御所を出て下鴨神社で「社頭の儀」が行われます。下鴨神社は大変混雑するので、午後に上賀茂神社に向かう行列を賀茂街道で待ち受けました。平安騎馬隊が行列を先導します。

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先頭は6騎の乗尻(のりじり)で、本列を先導するとともに、前方の警護に当たります。今日は列の説明はありません。

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お目当ての牛車が来ました。かっては勅使のための乗り物でしたが、現在は誰も乗っていません。また勅使はこの行列(路頭の儀)には加わらず、近衛使代が代理を務めます。、

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上賀茂神社での参進(行進)が見たいので、行列の途中ですが先回りすることにしました。

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賀茂川の東岸から、対岸に行列が見えます。上賀茂神社近くの御園橋を渡る行列も、定番の写真ですが、橋が工事中で、見た目が悪いので上賀茂神社に急ぎます。

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上賀茂神社の芝生の観客席は一杯で、大勢の方が行列を待ち構えています。到着した一行は、上賀茂神社で社頭の儀を行うため、一の鳥居から二の鳥居まで参進します。

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ここでは馬を降りて歩きます。近衛使代と風流傘

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本列の最後の風流傘、4人の取物舎人が交代で担いできました。

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斎王代も輿から降りて歩いてきます。女の子たちは、慣れない服装や履物のまま御所から約8㎞を歩いてきました。

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斎王代に続いて女官たちも参進します。路頭の儀とは順番が違うようです。

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社頭の儀は二の鳥居の内側で行われ、芝生席からは見えません。ただし、マイクで詳しく式次第を説明してくれ、内部の参列者に合わせて何度も起立・低頭j(お辞儀)をさせられます。

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上賀茂神社の社頭の儀は、天皇陛下から託された祭文と幣物を神社の祭神に奉納する儀式が中心です。(他の参列者が二の鳥居内に入ると、近衛使代が勅使を迎えに行きます。)

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一の鳥居の近くから勅使を伴って本殿まで参進します。勅使は天皇陛下からの御使いで、宮内庁掌典職が派遣されてきます。

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舞人・陪従(べいじゅう)が勅使に従って参進します。この一行が通過するときには、起立・低頭をします。

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宮中では、古来から神への崇敬の念を表す行為の一つとして、未婚の皇女を神に奉仕するため差し遣わす例がありまし た。(歩きながら琴や笛の演奏をしています。)

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その皇女を斎王と称し、伊勢神宮と賀茂社に遣わされました。(二の鳥居を警護する武官たちも起立して勅使を迎えます。)

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賀茂社では弘仁元年(810)に嵯峨天皇の勅願により、第8皇女有智子(うちこ)内親王が指名されました(伊瀬神宮の場合は斎宮、賀茂社は斎院とよばれました)。この制度は建暦2年(1212)までの約400年間、35代におよびました。

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勅使による奉納の後、「牽馬(ひきうま)の儀」が行われます。これから走る馬を神様にお披露目する儀式で、牽馬の儀を終えた2頭の神馬が一の鳥居に向かいます。引き続いて、「東遊」の奉納があります。

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新たに5頭の馬が二の鳥居の中に入ります。こちらの乗尻(騎手)は騎乗のまま参拝します。

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勅使が御所屋に移り、これから行われる走馬の儀を拝観します。

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神前から戻った5頭の馬はそれぞれ勅使に拝謁します。

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走馬の儀では、最初に神馬の2頭が一の鳥居から二の鳥居まで走ります。

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この2頭が走った後で、勅使が退席します。

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その後、5頭が走ります。5月5日の賀茂競馬(くらべうま)は隣の馬場で行われますが、この参道も距離は同じです。少し違いはありますが、下鴨神社の社頭の儀の後も走馬の儀が行われます。

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葵祭で馬を走らせる起源について、神社には次のような神話が伝わっています。神代の時代に、上賀茂神社の祭神・賀茂別雷神は、雷鳴とともに天から降ってきた一本の丹塗矢(にぬりのや)の霊力で母神から生まれました。外祖父の神は、その成人を祝う宴の席で、

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別雷神に「父と思う神に盃をすすめよ」とちょっと失礼な質問をします。別雷神は「父は天神(あまつかみ)なり」といって盃を天に投げ、屋根を破って雷鳴とともに天へ昇ってしまいました。

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母神は嘆きましたが、夢の中で「葵を飾り、馬を走らせてまつりをせよ」との別雷神のお告げを聞きました。その通りしたところ、別雷神が境内の北方の神山(こうやま)に降臨しました。それ以来、葵を飾り馬を走らせて祭りを行う賀茂社が創建されたという話です。

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また、二の鳥居の正面にある細殿前の立砂は、別雷神が降臨した神山をかたどっているとされます。動画を作成しましたので、よかったら雰囲気を味わってください。

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コメント

毎日楽しく読ませていただいております。
貴ブログを拙ブログのブックマーク欄に登録させていただきたいのですが
宜しいでしょうか。

投稿: kimikagesou | 2017年5月17日 (水) 09:58

今度は走馬ですね。
やっぱり馬は早いですし、まじかに来ると迫力がありますね。
颯爽と軽快に。

投稿: munixyu | 2017年5月17日 (水) 10:34

★kimikagesouさん こんにちは♪
私のブログをブックマーク欄に登録していただけるのは嬉しいです。今後ともよろしくお願いします。

投稿: りせ | 2017年5月17日 (水) 18:38

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