新緑の南禅寺 三門 水路閣
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新緑の美しい季節になりました。
先日桜の南禅寺をお届けしたばかりですが、大豊神社の氏子祭の日に南禅寺界隈を訪れたので、今日は緑鮮やかな「青もみじ」をお届けします。
野村美術館(現在休館中)の横から南禅寺お屋敷街に向かいます。水面もキラキラ輝いています。
大きな枝垂れ桜が見事。花の頃に今年は来なかったことが心残りです。
お屋敷街から南禅寺の境内に入って・・・「牧護庵」。石柱のわらべ地蔵さんは、三千院のわらべ地蔵さんと同じ作者(杉村孝氏)
南禅寺 臨済宗 南禅寺派大本山 山号 瑞龍山
本尊は釈迦如来、開基は亀山法皇、開山(初代住職)は無関普門(大明国師)。
京都五山の上におかれる別格扱いの寺院で、日本の禅寺のなかで最も高い格式を誇る。また皇室の発願になる禅寺としては日本で最初のものである。
南禅寺三門、南禅寺の三門は別名「天下竜門」ともいい、上層の楼を五鳳楼と呼びます。日本三大門の一つです。山門とは寺域と俗域との境界門で、特に禅宗寺院では「三門」ともいいます。
三門に上ります。階段は急でかなり怖いです。
昨日のニュースで「ウェスティン都ホテル」にイノシシが入ってきて大捕り物・・とありましたが、、、右上に見えるのが「ウェスティン都ホテル」です。
石川五右衛門が「絶景かな絶景かな」といったという名台詞の「南禅寺山門」。(実際の三門は五右衛門の死後30年以上経った寛永5年(1628年)の建築)
左、送り火の「舟形」、右の大きな屋根は金戒光明寺の山門。
永観堂の多宝塔も見えます。
法堂の方向、青もみじ、桜の新緑、松の緑。
南禅寺の紅葉といえばこの「天授庵」ですね。
真っ赤な紅葉にかわって今は緑が美しい。天授庵には入っていますので、後ほどたっぷり青もみじをお届けします。
琵琶湖疏水分線は、蹴上から南に流れて南禅寺境内に入り、このアーチ状の水路閣の上を流れて谷を横切ります。
水路閣です。お寺の境内にこのような西洋建築があることが何とも不思議、これも京都です。
今日はひな壇に座ってらっしゃるみたい。
シャクナゲ (石楠花)は咲いているかな? と、楽しみに来ましたが、かなり遅かった。
石楠花にはちょっと残念でしたが、水路閣はいつ来ても落ち着くいいところです。
緑の中に色とりどりの花も次々咲きだし、薫風爽やかな季節になりました。
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コメント
新緑ですね。
花の頃もいいけれど、葉桜の気持ちよさも
初夏を感じていいですよね。
しばらくいい季節となりそうで嬉しいですよね。
投稿: munixyu | 2017年5月 8日 (月) 14:07