御所の桜 近衛邸跡の糸桜ほか 2017 桜
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桜満開の声がなかなかきけない京都ですが、御所近衛邸跡の糸桜は満開を迎えています。
御苑北西部のこの場所は、五摂家の一つ、摂政や関白を多く出した近衞家の邸宅跡で、枝垂れ桜の大木が多く植わっています。御苑で一番早く咲き始める桜で、3月中旬にはほころび始めます。
昨日、すでにこの状態です。 御所らしいところも1枚。
撮影は昨日(3日)、凄い数の観光客で賑わっていました。
池の傍の糸桜。かつての勢いと比べると、大きさも花数も少なくなったなあと思います。桜は地面を踏み固めるとダメになると聞きます。来年くらいにはこの樹の周りは柵で囲まれるのではないだろうかと思っています。
池に枝垂れる枝。この木の幹には薬剤が塗られていました。守り続けたい桜です。
ほぼ満開、細い細い糸のような枝に咲く可憐な白い花です。
いつまでもいつまでもこの美しい桜が咲き続けますように。
ちょうど赤い着物を着た方が居られたので、、、赤色に映える桜を1枚。
こちらは柵にかこまれた方の糸桜。
白枝垂れ、紅枝垂れなどの種類によって花の時期が違うため、全体としては1ヶ月くらい楽しむことができます。.
満開の桃の花も彩を添えています。
こちらも見事に満開の枝垂桜。
桜色の雲のよう。
近衛邸跡の糸桜を後にして・・・別の場所の早咲きの枝垂桜を見に行きます。
皇宮警察本部前の枝垂桜、大きくなり見事に咲いています。
そして、、、出水の小川の糸桜。やはりこちらもかなり樹形を変えて花数も少なくなっています。
それでも尚、花は可憐に美しく咲き誇り、見事な花を楽しませてくれています。「桜の京都」、いよいよ始まりました。
ソメイヨシノの木の寿命が50年とか60年とか言われて危機感を感じていました。桜並木が美しく続く高野川の桜も、中には伐採されたもの、枝を短くされたのもありますが、保護育成の甲斐あって例年に変わらない蕾をいっぱい膨らませています。
京都の桜は今年も美しく咲きだしました。京都の桜風景、このブログでお楽しみくださいね。
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青竹の柵と可愛い糸桜の花。
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コメント
満開の桜、いいですねぇ
糸桜も趣き深く。嬉しい春です。
ソメイヨシノはそろそろ寿命なのですよね。
新しい苗からやり直しとなっていくことを思うと
今の姿がなお儚いですよね。
投稿: munixyu | 2017年4月 4日 (火) 09:12
★munixyuさん こんばんは♪
お返事が滞り、すみませんでした。
この記事の糸桜も、先日紹介した森林総合研究所のクローン増殖サービスで、後継木を育てているそうです。でも、いまのような姿になるまでは時間がかかりそうですね。
投稿: りせ | 2017年4月 8日 (土) 00:55