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2017年2月12日 (日)

知恩院 冬の方丈庭園

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

昨日の記事では知恩院の拝観入り口の武家門まで来ました。「京の冬の旅 非公開文化財特別公開」の一環として知恩院の大方丈・小方丈・方丈庭園が公開されています。

武家門から入り、御影堂工事中の参拝場所の集会堂を通って、大方丈・小方丈を見て回ります。参考のため、途中で見た看板の見取り図を載せておきます。

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「知恩院」は浄土宗総本山で、平安時代末の1175年に法然上人が結んだ草庵に始まります。徳川家康が帰依してから徳川家の永代菩提所となり、現在の大伽藍の多くが徳川家により造営されました。幕末には公武合体派の中心、島津久光が京都の拠点としました。

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部屋の中は撮影できませんので、以下は庭園に降りてからの写真です。上の見取り図で、集会堂と大方丈を結ぶのが鴬張りの廊下で、その途中から右手の青い色の区域に下ります。、

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正面に「唐門」(重文) 御影堂に通ずる門で、江戸時代初期の1641年造営です。鯉魚に乗る老人や巻物を持ち鶴に乗る老など桃山時代に流行した故事伝説を彫刻しています。その後ろが工事中の御影堂。

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東に庭園への門があり、向こうに大方丈が見えます。

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方丈庭園は、江戸時代初期に小堀遠州と縁のある僧・玉淵によって造園されたといわれています。方丈の南庭は中央に池がある池泉回遊式で、手前に白砂、苔地があり、

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池には大小の石を配置し、石橋や灯籠があり、池の周囲に様々な植栽があります。

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雪が降ったり止んだりの天気でした。

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池の周囲の回遊路は立ち入りできませんが、その東の端の近くに「昭和天皇 御手植の松」があります。

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「慈鎮石」 大方丈の南庭の東端にあり、天台宗の慈鎮和尚(慈円)が座禅した石と伝えられています。左の小さい方の石です。 慈円は、法然上人に帰依した摂政、関白、太政大臣と上り詰めた九条兼実の弟で、天台座主を四度もつとめた高僧です。

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「愚管抄」を著したことでも知られています。浄土宗に対しては、75才で四国に流罪となり、79才に勅免され京都に帰った法然上人に、「ともかく、ここへ」と護摩堂(南禅院)を空けて迎え入れました。(大方丈の東側に来ました。)

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大方丈の東は山の斜面が迫り、南庭とつながる池があり、南北に長い池泉回遊式庭園になっています。、

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この庭の北に、「三代将軍家光公 御手植の松」があります(だだし3代目)。

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小方丈の前まで来ました。

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大方丈と小方丈は廊下で結ばれています。

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大方丈の東庭にも石橋があります。左の山の斜面に回遊路があるようです。

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小方丈の東に来ました。ここは「二十五菩薩の庭」と呼ばれ、知恩院所有の国宝「阿弥陀如来二十五菩薩来迎図」を基にしたものです。

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臨終のときに念仏を唱えれば、阿弥陀如来と二十五菩薩が浄土へ迎えてくれる様を表現しているそうです。石が阿弥陀如来と菩薩を、植え込みが来迎雲を表しています。

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小方丈の北東に「権現堂」があります。

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正式には「権現様影堂」といい、浄土宗と知恩院を庇護して、その繁栄の礎を築いた徳川家康、秀忠、家光の三代の霊を祀っています。度重なる火災で焼失して、現在の建物は昭和49年の浄土開宗800年を記念して再建されたものです。

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左手にある茶室は「葵庵」と名付けられています。茶室と庭園に独自の美しさがあるといわれていますが、見たことはありません。

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今来た順路を逆に戻ります。以下は帰り道で見かけたものです。

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昨日も西日本を中心とした大寒波ということで、京都市内でも朝は少し雪が積もっていました。ところが、すぐに溶けそうな雰囲気だったので、思い切って大原に出かけて来ました。

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明日からしばらく大原の雪景色が続きます。

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コメント

冬から春らしい庭ですよね。
冬を惜しむような、春を待つような。
いいですね。

投稿: munixyu | 2017年2月12日 (日) 10:10

この前行った時に、ここだけは特別拝観に入れそう!と思ってたのですが。。。何と16時半で終了ってことで、タッチの差で終了してました(;´д` ) トホホ
うっかり勢至堂のほうに行ってしまったのが敗因でしたw知恩院はあの坂道を見ると。。。また今度でいいか。。ってなってしまうんですよねぇ
方丈の庭園が枯山水と回遊式のバランスが良くて、ちょっとすっきりした天授庵みたい。。と思っていたら二十五菩薩の庭でまったく印象が変わりましたw 苔むした石垣がこんなに主張してる庭もめずらしいかなぁ~。これは生で見たい!

投稿: ばるさろ | 2017年2月12日 (日) 21:38

★ばるさろさん こんばんは♪
知恩院の方丈庭園は意外と穴場かも知れませんね。秋にはどんな色合いになるか見てみたいと思いました。私は特別公開の方を先に見たら、勢至堂が閉まってしまいました。もっと余裕をもって訪れないとだめですね。

投稿: りせ | 2017年2月13日 (月) 19:18

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