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2016年6月20日 (月)

将軍塚青龍殿 市内の眺望と枯山水庭園

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

梅雨の合間に将軍塚に行ってきました。この季節に来たのは初めてです。駐車場の前の展望台からは市内の中央部から南部がよく見えます。下は、京都府で一番高い「日本電産本社ビル」で地上22階、高さ100.6mだそうです。

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ちなみに、京都タワーは31mのビルの上に100mのタワーが建っています。左に見える駅ビルは60m、東寺の五重塔は57mと頑張っています。

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大阪方面も見えます。

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将軍塚大日堂の山門、「将軍塚」の由来は古く平安時代にさかのぼります。桓武天皇が都を長岡京に遷都したところ災難が続きました。この時、和気清麻呂は天皇をこの山上に誘い、京都盆地が都の場所にふさわしいと進言しました。

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その勧めに従って桓武天皇は延暦13年(794)、平安建都に着手しました。(「将軍塚大日堂」 明治時代に建立され、大日如来を祀ります。ここが拝観受付になります。)

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天皇は都の鎮護のために、高さ2.5メートル程の将軍の像を土で作り、鎧甲を着せ鉄の弓矢を持たせ、太刀を帯させて、この地の塚に埋めるよう命じました。そのため、この地を「将軍塚」と呼ぶようになりました。

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「将軍塚青龍殿」 平成26年(2014)に移築され、「不動明王童子像(青不動)」(国宝)がここに遷されました。青不動は「日本三不動画」の一つとされ、創建以来初めて2009年に公開されました。現在は青龍殿で常時公開されています。

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この建物はかって大日本武徳会京都支部武徳殿(平安道場)で、後に京都府警察の柔剣道場、後に青少年武道場となりましたが、2000年に閉鎖されました。

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青龍殿として改築され、内陣(137㎡)と収蔵庫(12㎡)が増築されました。青不動は入口正面の内陣に安置されています(撮影はできません)。

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青龍殿の裏に大舞台(北展望台)が作られ、市街地や周辺の山が一望できます。5分間ほど雨が降りましたが、それからは天気が回復してきました。

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青龍殿の裏にガラスの茶室があります。デザイナー・吉岡徳仁氏の「光庵」という作品で、2015年4月京都市とイタリア・フィレンツェ市の姉妹都市提携50周年を記念としてここに据えられました。

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舞台からの全貌をパノラマにしました。市内の中央部から北部が見渡せます。

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東の方から目についたものを載せます。右の山は如意が岳で五山送り火の「大文字」が横になっています。その山裾には銀閣寺から哲学の道沿いの寺があります。

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少し西に南禅寺の三門

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手前の吉田山の左に金戒光明寺の本堂や山門などの建物、右の山の中に文殊塔(三重塔)があります。向こうの山の間は岩倉方面。

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五山送り火の「妙・法」

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賀茂川と高野川、合流した鴨川が緑の線で分かります。糺の森、府立植物園、上賀茂神社裏山の神宮寺山が川の間に見えます。

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上の写真の賀茂川の先に送り火の「船形」。

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中央の緑は京都御苑、その向こうに北野天満宮の森、背後の山に「左大文字」があります。

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手前に平安神宮

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その南(左)に知恩院の御影堂(修復工事中)

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その向こうに「京都ホテルオークラ」があります。京都タワーに次いで建てられた高層ビルで58mあります。市内中央部では一番高いビルだそうです。

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さらに南(左)の山に送り火の「鳥居形」があります。不鮮明な写真の中から探して、分かるようにするのに苦労しました。結局、大文字は真横からですが、五山送り火のすべてが見えることが分かりました。

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青龍殿の大舞台からもう一つの見晴らし台「西展望台」の方に行きます。

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「将軍塚」その手前に「東郷元帥手植松」 将軍塚の由緒にあやかり境内には軍人が奉納した松がいくつかあります。 

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こちらの展望台は西をむいていて、観客席のように傾斜しています。夕陽や夜景が綺麗に見えます。

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将軍塚には、国家が一大事の時に鳴動したといいう伝承があります。

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最後に、庭園を通って出口に向かいます。

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小さな小川が流れています。

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紫陽花がまだ色づいていませんでした。

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「大隅重信手植松」は左後ろにあります(ただし4代目の後継松)。早稲田大学創立125周年を記念して植樹されたそうです。石碑が立派ですね。

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この庭園は中根金作(1917-1995)作庭の枯山水式庭園です。

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紅葉(約220本)、桜(約200本)、源平垂れ桃、藤、シャクナゲ、サツキ等が植えられています。桜や紅葉の名所になっていて、その頃ライトアップもあります。

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回遊式庭園に枯山水庭園を取り込み、日本庭園が技術的にも芸術的にも最も高揚したとされる室町時代の手法を用いて作庭されたそうです。

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今日は市内の眺望の写真がずいぶん多くなってしまいましたが、お出かけになったときの参考になれば嬉しいです。

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コメント

舞台の板がちょっと色あせてきてますね~~。もう2年ぐらいでしたっけ。。。完成直後に行ったきりだなぁ~。ここからアベノハルカスも見えるんですよね~~。京都の形というのがまさに手に取るように見えるので、訪れた場所が多ければ多いほど、眺めて居て飽きないんですよね。右の大文字の火床が見えたら面白いのになぁ。。庭もかなり広くて見ごたえがあるんですが、行き止まりになっちゃって元の場所まで戻って来なくてはならない仕組みだった気がします。。。
今はシャトルバスみたいなものはあるんですか??他の観光の方もおられるようですが。。。東山山頂公園に車を止めてあるんですかね~

投稿: ばるさろ | 2016年6月20日 (月) 21:03

将軍塚は行った事ないのです
こういう感じなんですね
駐車場があるという事は車で行けるんですね
京都の街を一望出来るなんて 素敵な場所ですね~

投稿: たくろう | 2016年6月21日 (火) 00:36

★ばるさろさん こんばんは♪
青龍殿ができた頃、将軍塚へのシャトルバスがありましたね。現在は運行していないようです(季節によってあるかも)。土日・休日、桜の頃、ゴールデンウィーク、11月には京阪バスが運行しています(ただし1時間に一本程度)。
駐車場の展望台からあべのハルカスが見えるようですね。記事に載せた写真には写っていませんが、左の丘の上に見えるそうです。

投稿: りせ | 2016年6月22日 (水) 00:46

★たくろうさん こんばんは♪
将軍塚は昔からドライブで行く展望台として親しまれてきました。青龍殿や大舞台ができてからは、新しい観光名所として紹介されることが多いです。でも、観光客の方にはアクセスがよいとはいえず、ちょっと残念です。

投稿: りせ | 2016年6月22日 (水) 00:53

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