大原三千院 花咲く参道 2016
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石楠花が咲いている三千院を目当てに大原に来ました。バス停から三千院までの参道はいつも通る道ですが、今日は途中で目についた景色をお届けします。参道はここから緩やかな登りになります。
ここは「大原女の小径」というのですね。永六輔作詞「女ひとり」の歌碑があります。
民芸品「もとしろ」 和紙を使った小物の販売や手漉き和紙体験もできます。 店の前のしそ畑は、まだ何も植えられていませんでした。
「松門(しょうもん)」 ドレッシングの「志野」に併設されたレストランで、地元の京野菜をつかった料理がいただけます。いつも古民家と水車が気になっているのですが、まだ入ったことはありません。
ここから先は、漬物や土産物屋さんが並んでいます。
呂川沿いにいろいろな花が咲いていました。
「椿地蔵」 かつてある旧家の庭の椿の下に祀られていた守本尊がここに遷されたそうです。ここでも椿の下に祀られていて、いろいろな願い事をかなえてくれるとか。
さらに行くと「志ば久」さんのしそ畑に来ます。現在は地力をつけるために休耕中だそうです。
この季節は畑に菜の花が咲いていることが多いのですが、今年は何もありませんでした。
ここは四季を通じて大原の里を感じられるお気に入りの場所です。
さっき通った椿地蔵の向こうに「呂」と「律」の2本の不断桜があります。毎年10月から翌年の4月まで咲く彼岸桜の一種だそうですが、今は咲いていませんでした。
橋の前にある「志ば久」 しば漬けをはじめとした京漬物や京佃煮のお店です。今ではどこにでもある「アイスきゅうり」ですが、ここが元祖ではないかと思います。
新緑が涼しげでした。
石段の上まで来ました。下は手作りのワイヤー・アクセサリーのお店です。
人気者だったアンズちゃん、カレンダーはお客さんがプレゼントしたものだそうです。
以前に記事にした旬味野菜の料理旅館「芹生(せりょう)」 大原温泉の湯元でもあります。
石段を登ると、右は三千院、左は土産物やお茶屋さんが並んでいます。
京名菓・和小物の「千咲都(ちさと)」 清水焼の「やまなか陶雅」のお店で、芹生、芹生茶屋に優待券があるそうです。
三千院の「御殿門」の石段が見えてきました。その横にある石碑が謎でしたが、少しわかってきました。
小塙(こはなわ)徳女の句碑「魚山の名ここに千年冬木立」 魚山とは三千院の山号ですが、小塙徳女は明治から昭和にかけての女流俳人で、三千院門前の料亭「四季の茶屋」の女将だったそうです(この料亭がまだ不明ですが)。
徳女には他にも三千院を詠んだ句があります。「大原や日もすがらなる冬霞」、「白梅に大原の夜のかく(客)来たる」
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コメント
静かな初夏の田園風景。
シャガの花の存在が、より静かでいいよね。
投稿: munixyu | 2016年5月 5日 (木) 14:21
大好きな大原の里です
紅葉の時季によく行きますが新緑の時季もいいでしょうね~
投稿: たくろう | 2016年5月 5日 (木) 20:40
★たくろうさん こんばんは♪
この日訪れたのは三千院だけだったので、ゆっくり大原の里を満喫しました。山里はどの季節もそれなりに雰囲気がありますね。
投稿: りせ | 2016年5月 5日 (木) 23:59
今年初めてようやく大原に行くことが出来ましたが、車だったので、もっと手前から山側に登って行きました。バス停からの道にもこんなにお店があったとは。。。三千院や勝林院、出世稲荷などいくつか行きましたが、来迎院は次回に取っておいたので、次に行くときはバス停から上がって行こうかと思います~。両親を案内しつつだったのですが、芹生さんを見つけて泊まってみたい。。と言ってましたw句碑は何が書いてあるかさっぱりわからなかったので、今度また見ておきます!
投稿: ばるさろ | 2016年5月 6日 (金) 00:10