2016 桜 醍醐寺 三宝院
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吉田山山麓の桜を見た後、醍醐寺に行ってきました(3月29日)。今年の開花宣言は例年よりも早かったのに(24日)、その後寒い日が続きソメイヨシノがなかなか満開になりません。そんな中で醍醐寺の枝垂れ桜は一足先に見頃となっていました。
総門前の枝垂れ桜はまだ3,4分咲き程度でした。
「三宝院」は永久3年(1115)、醍醐寺第14世座主・勝覚僧正により創建されました。醍醐寺の本坊的な存在であり、歴代座主が居住する坊です。(三宝院の山門)
豊臣秀吉が自ら設計をした庭園、その庭園を見渡せる表書院が三宝院の見どころですが、写真撮影ができませんのでこの日は外の枝垂れ桜を見にきました。
大紅枝垂れという種類だそうです。ほとんど色がない年もありましたが、この日はピンク色がはっきりしていました。
日本画家・奥村土牛の「醍醐」という絵に描かれたので、「土牛の桜」とも呼ばれています。
醍醐寺の桜は、春の彼岸の河津桜で始まり、しだれ、ソメイヨシノ、山桜、八重ザクラが続き、三宝院の大紅枝垂れと金堂わきの大山桜で終わるといわれています。だだし、今年は大紅枝垂れがソメイヨシノより早く見頃になっていました。
境内の西にある庭園「憲深林苑(けんじんりんえん)」に行きます。
塀に近づいて
山門の横にある「クローン桜」 2004年に住友林業・住友林業緑化が「土牛の桜」をバイオ技術で増殖して移植したものです。枝垂れ桜は比較的長寿ですが、樹齢が高くなると挿し木や接ぎ木という従来の方法では増殖が難しいのだそうです。
開発した技術により、各地に残る貴重な名木や絶滅の危機に瀕している植物の保存に役立てる計画とのことです。先日紹介した北野天満宮の「飛梅伝説」の梅のクローン苗木はこの技術を応用したものだそうです。
昨日の時点でも市内のソメイヨシノはまだ満開にはなっていないようです。一足先に満開になっている枝垂れ桜の記事がしばらく続くかも知れません。
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コメント
うわぁー、としか言いようがないよね。
桜が咲いて、人が集まる。
和やかでいいよね。
今週末あたりが見頃かな。
投稿: munixyu | 2016年4月 1日 (金) 14:08
先日、数年ぶりに三宝院の桜を見にいきました。
以前は花の下まで行けましたが、今は行けなくなって
いるのですね。
でも、根元が保護されているせいか、いい花が咲いていたように
思えます。
庭園ですが・・・
写真撮影OKになっていましたよ!
もう、驚きでした。
建物内部は禁止ですが、庭園は撮り放題(笑)
ぜひ、撮りに行って下さい。
投稿: 桜 | 2016年4月 3日 (日) 22:27
★桜さん こんばんは♪
三宝院の庭園の撮影ができるなんで、私にとって大ニュースです。教えていただき、ありがとうございました。是非行かなくては。
投稿: りせ | 2016年4月 3日 (日) 23:32