2016 桜 吉田山・真如堂から黒谷へ
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京都の桜の開花だよりです。撮影:3月29日(一昨日)
吉田山の真如堂の楼門前に続く桜の並木、満開の1本を除いてはチラホラ咲きです。
柵の向こうの咤枳尼天の紅枝垂れは蕾がやっと膨らむくらいでした。
レンギョウの黄色い花、そろそろ花が終わりそう。
真如堂も黒谷も、意外に人が少なかった。今週末あたりはスゴイのかしら。
ここではこの1本だけが満開、桜の種類は何でしょうね。
真如堂 正式には真正極楽寺。天台宗。
戒算上人が984年(永観2)延暦寺の常行堂に安置された阿弥陀如来像を神楽岡に移し開創。応仁の乱のあと各所を転々とし、1693年(元禄6)現在地に落ち着いた。国宝の法華経六巻は仏師運慶の願経として知られる。
本殿では大涅槃図の特別公開が行われています。
ここは日当たりが良いので開花はだいぶ進んでいます。
三重塔 建立は984年(永観2)
本堂横の桜並木はまだまだ。
満開になれば素晴らしい。
たてかわ桜
徳川家光公の乳母春日局が、父斎藤内蔵介利三の菩提を弔うために植えたものです。
斎藤利三は明智光秀の重臣でしたが、本能寺の変の後、秀吉軍によって捕まえられ、東山粟田ロの刑場で処刑されます。その首を親交の深かった東陽坊長盛と海北友松が奪って持ち帰り、真如堂に葬りました。
この桜は普通の桜と違い、松の皮に似て縦に表皮が走ることから、「たてかわ桜」の名があります。
三重塔の後ろの枝垂桜は満開を迎えていました。
見上げる大木です。
本堂後ろの山茱萸(さんしゅゆ)
花の盛りの時期は過ぎていましたが、明るい黄色の林です。
渡り廊下の向こうに黄色い山茱萸の花
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黒谷・金戒光明寺、ここの桜はまだまだでした。
満開になった頃に、もう一度行ってみたいと思います。
三日見ぬ間の桜かな・・・暖かい日が続いていますから、急に開花が進むことでしょうね。京都のソメイヨシノの満開は土日ぐらいからと思います。
京都の桜だよりは「京都を歩くアルバム」でお楽しみくださいね。
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山門横の枝垂桜は満開。山頂に見えるのが・・・将軍塚の青龍殿です。
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コメント
もうすぐ、もうすぐ満開だよね。
今、一番うれしい時。
花時だよね。
投稿: munixyu | 2016年3月31日 (木) 12:39
海北友松と言えば龍の絵が印象的ですが、気骨のある人だったんですね。このところ、京都に行くと、男前すぎる女性のエピソードを知ることが多いのですが、やはりこういう義理堅い男の話もいいですね~。東京でも誰が植えたのかわかりませんが浅野内匠頭の石碑の所に桜が植えてあります。一本だけですけどね~。やはり桜によせる日本人の気持ちと言うのは独特なものがあるのかも。。。
桜が満開になる前にこの前の旅行記を書きたいところですが、風邪でぐったり中なのでもうちょっと先になりそうです~(;´д` ) トホホ
投稿: ばるさろ | 2016年3月31日 (木) 21:07
★munixyuさん こんにちは♪
今日の雨がちょっと残念ですね。
投稿: りせ | 2016年4月 1日 (金) 12:47
★ばるさろさん こんにちは♪
風邪は大丈夫なのですが、この歳になって花粉症的なことが出てきてうっとおしい日々を過ごしています。
季節の変わり目、お気を付けくださいね。
投稿: りせ | 2016年4月 1日 (金) 12:50