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2016年1月11日 (月)

相国寺 方丈庭園

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

「京の冬の旅」で特別公開されている相国寺に行ってきました。本山では方丈・法堂が公開されています。相国寺については暮れに記事にしたばかりですので、説明はこちらをご覧ください。(北門から入りました。)

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まず法堂(重文)に入りました。慶長10年(1605)に豊臣秀頼が再建した現存する日本最古の法堂建築で、狩野光信筆の天井画「蟠龍図」で知られています。建物内部は撮影できませんので、これ以上の写真はありません。

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法堂の入口から見た方丈と勅使門。方丈は、天明の大火で焼失後文化4年(1807)に再建された大規模な建物で、平成19年(2007)に京都府指定有形文化財となっています。

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ここから方丈になります。方丈の四方にある庭園を紹介します。「方丈前庭」 西端は苔地に赤松が植えられています。方丈の南には東から「竹の間」「室中(の間)」「梅の間」の3室があります。

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前庭は、白砂を敷き詰めただけの単調な造りになっています。法堂の姿を立派に表現することと、白砂による太陽の反射を利用して室内を明るくするのに役立っているのだそうです。
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方丈正面の勅使門は安土・桃山時代から江戸時代の慶長年間(1596-1614)に建造されました。一間一戸の四脚門で、屋根に曲面をなす唐破風を用いています。こちらも平成19年(2007)に京都府指定有形文化財となりました。

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南の縁の隅には「原在中の杉戸絵(複製)があります。原在中は寛延3年(1750)に京都に生まれ、「臥遊」と号し、師は江戸中期に京都で活躍した狩野派の石田幽汀と伝えられています(円山応挙に学んだという説もあります)。

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とりわけ、山水花鳥画を得意とし、精緻な装飾的作風の原派を興しました。彩色した絵は特に精緻だといわれています。象は若冲より本物らしいですね。

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襖絵として、「室中の間」に「中国補陀洛山図」、「聴呼の間」に「八仙人図」、「琴棋画の間」に「琴棋画図」を描いています。

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こちらは「西庭」 先ほど見た前庭の西端はこの西庭の延長になっています。

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全面が苔地になっていて塀の前に赤松が植えられています。

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方丈の北に来ました。ここには東西に長い「方丈裏庭園」があります。

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右手(東)に滝の石組みがあり、そこから流れ出た水が、

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深山幽谷を流れる様子を、深く掘った谷に石を敷き詰めて表現しています。雨が降ったら本当に水が流れそうな気がします。向こうに書院が見えます。

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対岸には桜と楓が植えられていて、それぞれの季節は特に美しいそうです。

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杉戸絵はすべて原在中の作です。複製からも、元絵の鮮やかな色彩がうかがえます。

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方丈の北には西から「琴棋書画の間」「御所移しの間」 「聴呼の間」の3室が並んでいます。

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東に来ました。ここには坪庭があります。

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白砂に3個の石を置いただけのシンプルな庭ですが、笹がアクセントになっています。

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これで方丈の回りを一周しました。この後、特別公開されている二つの塔頭に向かいました。

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コメント

坪庭がインパクトがあっていいねぇ。
なにもないというインパクトがいいよね。

投稿: munixyu | 2016年1月11日 (月) 13:25

先ほど、京都から帰ってきました~~。今回は時間が無くて一泊二日で十ヶ寺w真っ先に向かったのがここ相国寺でした。今回はどこに行っても説明がちゃんと聞けないことが多かったのですが、ばっちり予習して行ったので、基本的な所は大丈夫!いつも一気に見すぎて忘れちゃうので、メモを必死にとりましたw鳴き龍もよかったですが、義満像がやけにたれ目だったのが面白かったなw
方丈の襖絵もよかったですが、白象図がやはり気になりました。。若冲のようでもあり琳派の感じもあり。。。応挙に学んだ説があるのも頷けますね。
 琴棋書画は住持の駕篭がドーンとある所ですよね?アクリルパネルのようなものが貼ってあって全然見えませんでしたねw聴呼の間の正面に居た二人の仙人が寒山拾得みたいに見えました。坪庭もよかったですね!オレも思わず写真を撮りましたが、すぐ隣がトイレでw
裏庭園は圧巻ですね!高低差があるので、実際より広く大きく見えるのかも。。
 行けた所をもう一度見るのも楽しいし、行けなかった所も期待です!

投稿: ばるさろ | 2016年1月11日 (月) 19:43

★ばるさろさん お帰りなさい♪
ずいぶん濃密な京都旅行だったようですね。ホットな感動が伝わってきます。方丈で聞いた説明では、若冲の絵を献上して財政難を救った話をされていました。私の方はこれからぼちぼちと特別公開のところを回ろうと思っています。

投稿: りせ | 2016年1月11日 (月) 22:16

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