下鴨神社 2015秋
←目次 2006年1月27日から毎日更新しています。
12月中旬になりましたが、下鴨神社の紅葉が見頃とのことで行ってきました。下鴨神社・糺の森は、紅葉が一番最後になるといわれていますが、今年は特に遅かったようです。御蔭通から入りました。
毎年のように出かけていますが、それほど綺麗な紅葉に出会ったことがありません。楓以外に沢山の種類の樹木があって、あまり紅葉が目立たずそれも色がすっきりしないのです。(振り返って)
ところが、今年は意外に綺麗な紅葉でした。よく見ると、既に他の落葉樹の葉が落ちていて、日当たりがよくなっていました。
表参道にある二番目の鳥居が見えてきました。
茶店「さるや」 かって下鴨神社の門前菓子といえば、「みたらし団子」と「申(さる)餅」でした。数年前に神社と「宝泉」が協力して休憩所を設け、申餅と豆茶を販売しています。
南口鳥居
「相生社」 男女の縁をはじめとする様々な縁結びの神だそうです。
楼門
「橋殿」から 下に御手洗川が流れています。
「井上社」 別名を「御手洗(みたらし)社」といい、災難厄除けの神様です。この日は木が枯れていて真正面から写真が撮れました。
何故か外国人の方が多いところです。
このあたりに大きな銀杏の木があります。既に葉が落ちていて、橋の上に銀杏が・・・
「中門」 中に幣殿・本殿があります。
中門から舞殿
今まで気がつきませんでしたが、摂社・三井神社の門の横に「擬雪」があります。寛政5年(1793)に光格天皇が下鴨神社に参拝した際、遺愛の白玉椿を奉納しましたが、長年の風雪で枯れてしまったそうです。
平成27年の式年遷宮の奉祝記念として、三井グループから同種の椿が奉納されました。同椿は金工の名手であった後藤祐乗の屋敷(新町鞍馬口・擁翠(ようすい)園)にも下賜され、三井家に保存されていたそうです。
花は中輪で、半八重咲き、雪と間違えるほ花の色が白いので「擬雪」と名づけられたそうです。下は西参道の鳥居。
外から
ところで、「神服殿」の前にあった八咫烏(式年遷宮の行列で活躍した大行灯)が見当たりません。もう撤去したのかと思っていたら、その裏に移されていました。
まるで、建物の陰に隠れて、こちらに来る参拝客を驚かせているようでした。
お帰りの前に、ブログランキングの応援のクリック↓をよろしく(毎日の励みです)。
★こちらを是非よろしく→ ブログ村→
-------------------------------------------------------------------
| 固定リンク
「2015 紅葉 4」カテゴリの記事
- 厭離庵 2015秋(2015.12.18)
- 糺の森 2015秋(2015.12.16)
- 下鴨神社 2015秋(2015.12.15)
- 圓徳院 2015秋(2015.12.14)
- 高台寺 方丈から庭園へ 2015秋(2015.12.13)
コメント
鳥居と紅葉の組み合わせがいいですね!
みたらし団子が神撰菓子ってのは京都検定の勉強でしったんですが、最近は参道をちゃんと全部あるいてなかったので、ここのお茶屋の事は全然記憶がありませんでした。。。いつも、横からはいって横に抜けてしまうのでw擬雪。。。花の名前は疎いので、ちゃんと覚えたいけど忘れちゃう。。。この名前はここの椿だけの名前なんでしょうか~
そういえば源光庵にも白い球みたいなのがあって、別名がついてたなぁ。。。うーんまた忘れてしまったw
投稿: ばるさろ | 2015年12月15日 (火) 23:11
★ばるさろさん こんにちは♪
「擬雪」は白玉椿の一品種だと思われます。光格天皇は下鴨神社の社家・鴨脚(いちょう)家にも下賜されましたが今は残っていないようです。その他にも、天寧寺や大和郡山市の椿寿庵にもあるそうですが、まったく同じものか分かりません。
投稿: りせ | 2015年12月16日 (水) 15:00