高台寺 ライトアップされた庭園 1
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高台寺のライトアップされた庭園の1回目です。
七夕会の写真を撮っていて、暗くなり始めたので夜間拝観に行きました。
この時間帯を「マジックアワー」っていうそうですね。暗く成りきらない、夜でも昼でもない・・・
ライトアップされた遺芳庵。灰屋紹益と吉野太夫との好みの茶席で、鬼瓦席と共に高台寺を代表する茶席として知られています。
高台寺 臨済宗建仁寺派 山号:鷲峰山 寺号:高台寿聖禅寺
豊臣秀吉の正室である北政所(ねね)が秀吉の没後、菩提を弔うために、慶長11年(1606)開創した寺です。当初は曹洞宗の寺でした。
北政所(ねね)は天正16年(1588)に従一位に序せられ、慶長8年(1603)に後陽成天皇より院号「高台院湖月尼」を賜りました。高台寺の名はこの院号にちなんで名づけたのです。寛永元年(1624)7月には、建仁寺の三江紹益(さんこうしょうえき)禅師を開山としてむかえ、臨済宗建仁寺派に改宗しました。
秀吉没後の権力者となった徳川家康は、政治的な配慮もあって北政所を手厚く扱い、配下の武士たちを高台寺の普請担当に任命し、寺観は壮麗をきわめたといいます。
開山堂の臥龍池、偃月池を中心に広がる庭園は小堀遠州の作で、国の史跡、名勝に指定されています。
庭園を廻る前に、方丈前庭園のライトアップを見に行きます。
ここのライトアップの演出が結構過激なことがあるのですが・・・今回はシンプル。私には好みでした。
マジックアワーの時間帯は淡い色合いで優しい雰囲気。段々あたりも暗くなって、色も濃くなってきています。
淡い小豆色が綺麗でした。明日は真っ暗になったこの方丈庭園のライトアップをお届けします。
続いて境内をまわります。
方丈庭園を道から
中門から開山堂へ
夕焼けが少し残って・・・、 建物は方丈
開山堂
高台寺の開山・三江紹益禅師を祀る塔所。左右に木下家定(ねねの兄)、雲照院(家定の妻)等の像も安置しています。礼堂部中央の彩色天井には北政所の御所車の天井、前方の格子天井には秀吉が使った御船の天井が用いられています。
臥龍池
臥龍池を青もみじが囲んでいます。
今日はここまでです。
明日は高台寺の広い境内を巡って、暗くなって照明が一段と鮮やかになった方丈庭園をお届けします。
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コメント
いい暗さの時間。
たそがれ、宵闇。夜の入り口とライトアップが
絶妙ですよね。
投稿: munixyu | 2015年7月10日 (金) 12:37
吉野太夫と言うと 常照寺。。ですがここの遺芳庵もですか~。高台寺はタイミングが何時も悪くて中に入ったことがないのです~(;´д` ) トホホ
夜間との切り替えの一旦閉める時間とかになったりして、目の前で終了とか、何回かやってますw
中は入り口の雰囲気以上に広そうですね~
夏場になると、やけにカップルも多いので、一人ではちょっと並ぶのも肩身がせまいですw
投稿: ばるさろ | 2015年7月10日 (金) 22:40
★munixyuさん、ばるさろさん こんにちは♪
毎日のように撮影に出かけておりまして、
コメント有り難うございます。m(_ _)m
投稿: りせ | 2015年7月11日 (土) 11:40