天龍寺 放生池の蓮
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先日(7月14日)、法金剛院の蓮を見てから天龍寺にやって来ました。天龍寺も蓮が咲いていると聞いていたのですが、予定より時間が遅くなったので心配しました。総門
天龍寺はおなじみだと思いますが、一応の説明を。
足利尊氏が後醍醐天皇を弔うために暦応2年(1339年)に創建した、臨済宗天龍寺派の大本山です。
総門を入ると、まだ参拝客は多くはありませんでした。中門を入ると左に目指す放生池があります。
一時は大伽藍を有するほどの隆盛でしたが、度重なる災火に見舞われ、現在の諸堂の多くは明治以降に再建されたものです。曹源池を中心とする庭園は国の史蹟、特別名勝に指定され、平成6年(1994)には天龍寺全体が世界文化遺産に登録認定されました。
放生池は、中門の横にある勅使門の前から法堂の方に伸びていて、中央の石橋で左右(南北)に分かれています。
池を左回りに一周します。池は蓮の葉で覆われていて、ところどころで花が咲いていました。
朝日に輝いていました。
放生池の西端近く、北側参道の中ほどにある塔頭・慈済院(じさいいん)の瓦塀
池の西に来ました。向こうは勅使門
ここから南側の池になります。
それぞれの蓮の名前は分かりませんが、この池には八重紅蓮、瓜紅白蓮、舞妃蓮などがあるそうです。
一般的に、蓮は花の色で白蓮系統、紅蓮系統、黄蓮系統、黄紅蓮系統、爪紅蓮系統、斑蓮系統などに分類されるそうです。
爪紅蓮系統は花弁の先端だけ紅色となる種類で、
斑蓮系統は花弁の縁に不規則な帯状の模様が入る種類とのことです。
そして、花弁の数や大きさ、一重か八重かなどによって個々の名前が区別できるのだそうです。
といっても、直接花を見ながら名前を教えてもらわないと、よく分かりませんね。
蓮の花は早朝から咲き始め、昼ごろには閉じるか散ってしまうそうです。もう正午に近くなってきたので、閉じかかっている花が多いのでしょう。
南側参道
池には花が散った後の花床(蜂巣)が少なかったので、例年のように今頃(7月下旬)が最盛期だろうと思われます。
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コメント
蓮は美しいし、レンコンはできるし
嬉しい植物だよね。祇園祭も終わっていよいよ
猛暑ですよね・・・汗。
投稿: munixyu | 2015年7月20日 (月) 13:04
いや~~ これは暑そうですねぇ~!
蓮の花の見た目は涼しげですがw
ここには秋頃にしか来たことがなくて、蓮の池はどんよりした湿地帯のような状態しか見た事がありませんでした(;´д` ) トホホ
やっぱり京都は四季で見ないといけませんねぇ~~
嵐山は人が一杯なので、なかなか行く気になりませんが、なんとか行きたいっ
投稿: ばるさろ | 2015年7月20日 (月) 13:24