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2015年6月30日 (火)

両足院 半夏生の庭 

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

両足院 半夏生の庭です。両足院については、昨日の記事をご覧くださいね。

梅雨の時期から夏にかけて、書院前の庭園の池の周りには半夏生が美しい姿を見せてくれます。

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書院前庭の池泉回遊式庭園は京都府指定の名勝庭園で、10世・雲外東竺の元に参禅した茶道の薮内流5代・竹心紹智(1678-1745)の作庭です。

左が水月亭、右が臨池亭

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先ずは書院からお庭を眺めます。

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半夏生(はんげしょう)
名前の由来は、半夏生(太陽の黄経が100°になる日)の頃に花を咲かせることに由来する説と、葉の一部を残して白く変化する様子から「半化粧」とする説があります。

花のすぐ下にある葉の表面が初夏になると徐々に白く色を変え、まるで白い花が咲いたように池辺を彩ります。

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8月になると徐々に白化が戻り、元の緑になります。

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いつもなら窓を額縁に見立てて部屋の奥から撮るのですが、訪れる人も多く皆さん窓際に座られるので、今回はこれで・・・

お庭を歩くにはお抹茶席の券を買わなくてはいけません。

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ここからは、庭からの風景になります。正面が先ほどの書院。

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屋根瓦も水に映って・・・

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両足院の特別公開は7月9日(木)までです。

・拝観料:600円 10:00~17:00 (16:30受付終了) 
・お抹茶:500円 (16:00受付終了、庭園を歩けます)

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池の周りの半夏生、緑に白いお化粧・・・

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白い部分は葉で、葉の付け根から垂れている黄緑の房状のものが花なのです。

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臨池亭は毎月のお稽古に使われているところ。

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臨池亭でお抹茶をいただきました。

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周囲にさまざまな植栽、石組、飛石、石橋が見られます。池を挟み2基の灯籠が呼応するように立てられています。

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臨池亭のとなりに「水月亭・暦の席」があります。大名、茶人の織田有楽斎好みの正伝寺の茶室「如庵(じょあん)」(国宝)の写しになります。

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訪れたのは6月25日。公開最終日まで美しいお庭が見られます。

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最近は、晴れた日には季節の花めぐりをしています。次々お届けいたします。

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 3 建仁寺 塔頭」カテゴリの記事

コメント

おっはよう!

today is very lovely

投稿: uzu | 2015年6月30日 (火) 09:54

夏の植物は、それぞれに違う静かさを出して
癒してくれるよね。紫陽花、桔梗、半夏生、合歓。

投稿: munixyu | 2015年6月30日 (火) 13:26

上のほうだけ白くなってるので、本当に花のようですね~~。思ったより大きかったなぁ。。。ちょっと水芭蕉を連想させるような形ですね。両足院は入り口はこじんまりしてるのに、庭が広くてちょっとびっくりしますよね~
お茶室は、遠くから眺めるだけだったので、そのうち入らせてもらおうっと!如庵は正伝永源院のも本物に近いですね

投稿: ばるさろ | 2015年6月30日 (火) 20:58

★uzuさん こんばんは♪
有り難う~♪

投稿: りせ | 2015年7月 1日 (水) 19:48

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