城南宮 春の山は枝垂梅が満開
←目次 2006年1月27日から毎日更新しています。
城南宮の神苑は、伏見の地下水を引き入れた、水が豊かなさわやなか庭園です。春の山・平安の庭・室町の庭・桃山の庭・城南離宮の庭と、それぞれ趣の異なる5つの庭からなっています。
城南宮鳥居を入って左手に神苑(楽水苑)の入り口があります。
すぐに、梅の花が見えてきました。
ここは、社殿の西にある庭園「春の山」です。いろいろな種類の枝垂梅が、競うように花を咲かせていました。
庭の中央に築山があり、そこから小川(禊の小川)が流れています。
また苑内のあちこちに、「源氏物語」に登場するほとんどの植物(100余種)が植えられて、それぞれの季節に草木を通じて平安の雅を感じることができるようになっています。
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ここ「春の山」では、椿、枝垂梅、三つ葉ツツジ、ササユリと春の草木が次々と咲いて、庭園に春の彩りを添えていきます。
この日は、椿も何種類か咲いていましたが写真は省略しました。
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6月25日から30日には、半年間の穢を小川に流して心身を清める「人形(ひとがた)流し」が禊の小川で行われます。
散策路は、築山の上から山を回りながら次第に下りていきます。
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白河上皇が鳥羽離宮(城南離宮)を築く際に、「源氏物語」に描かれた光源氏の大邸宅、すなわち四季の庭を備えた六條院をモデルにしたといわれています。
現在残っている数少ない鳥羽離宮の遺構のうち、南殿跡が「鳥羽離宮公園」として整備されています。
鳥羽離宮公園北辺にある土盛りは、かって離宮の庭園に設けられた築山「秋ノ山」の遺構とされています。
城南宮の「春の山」の築山は、上の「秋の山」と東西に対をなすように新しく造られたのです。
城南宮では現在、「しだれ梅と椿まつり」(2月18日~3月22日)が開催されています。
3月5日~18日、21日・22日は午前10時と午後3時に神楽殿の表舞台で「梅が枝神楽」の奉納があります。19日と20日は午前10時のみの奉納です。
この後、平安の庭に向かいます。
城南宮のホームページによると、枝垂梅は満開(15日)で25日頃まで見頃だそうです。
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コメント
はじめまして。
毎日、大好きな京都を楽しく拝見させてもらっています。
わあ、春爛漫といった感じですね!
これだけ満開だと、梅も桜に負けてませんね。
昨日のような夜の京都も素敵です。
年に3、4回行く京都はいつも日帰りなので、夜の京都は新鮮です。
これからも、よろしくお願いしますね。
投稿: にゃんたん | 2015年3月16日 (月) 08:50
凄い規模の枝垂れ梅ですよね。
キラキラ、華やか。いい匂いがしてきそうです。
投稿: munixyu | 2015年3月16日 (月) 12:37
枝垂れる梅。見事ですね。
梅の精の姿を目にしているようで。
投稿: Zu-Simolin | 2015年3月16日 (月) 20:21
おっはよう!
綺麗ですね。
wifiが・・・・・とほほほ
桜の時期には帰ろうかなと思ってる次第です。
投稿: uzu | 2015年3月17日 (火) 09:31
★にゃんたんさん、munixyuさん、Zu-Simolinさん、uzuさん こんにちは♪
皆様、コメント有り難うございます。
にゃんたんさん初めまして、これからも当ブログをよろしく。m(_ _)m
投稿: りせ | 2015年3月18日 (水) 10:57