« 紅梅咲く法住寺 後白河天皇陵 つり雛 | トップページ | 市比売神社 女人厄除・守護神社  »

2015年2月28日 (土)

天神信仰発祥神社 文子天満宮

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

Jmq_8469a
※写真は全てクリックで拡大します。

京都の名所のうち、何十回も訪れているところもあれば、一度しか行ってない所があったりします。ブログを始めて10年目に入ったところで、初心にかえって今まであまり訪れていないところも行こうかと思います。新しい発見があるかも知れません。
「梅」といえば「天神さん」、北野の天神さんは何度も記事にしているので、今日は菅原道真にゆかりがあって、今まで一度しか訪れていない所へ行きました。

北野天満宮の前身、天神信仰発祥神社とも伝えられる「文子天満宮」です。

Jmq_8417a

2007年に行った時はこの石柱の横の梅の木はたくさん花が咲いていたのですが、現在咲いているのはこれだけ・・・

Jmq_8420a

文子天満宮(あやこてんまんぐう) 場所はここです。

文子さんとは・・・菅原道真の乳母の多治比文子(たじひのあやこ)さん。

Jmq_8423a

由来
社伝によれば、大宰府に左遷された道真は、延喜3年(903)に59歳で没したが、没後、道真の乳母であった文子は、「われを右近の馬場に祀れ」との道真の託宣(おつげ)を受けたという。  (↓文子託宣の像)

Jmq_8434a

しかし、文子は貧しく、社殿を建立することができず、右京七条二坊の自宅に小さな祠を建て、道真を祀ったといわれている。これが当社の起こりで、天神信仰発祥の神社、また北野天満宮の前身とも伝えられている。

Jmq_8430a

以後、天明、安政、元治の大火で類焼したが、その都度再建され、明治に至り、村社に列せられた。現在の社殿は、大正7年(1918)に造営されたものである。

祭神として菅原道真を祀り、洛陽天満宮二十五社の一つ。

Jmq_8431b

文子さんの行動が、菅原道真が学問の神として祀られ、各地に天満宮が建てられて天神信仰が普及した契機になったともいえるのです。

Jmq_8433a

白龍稲荷大明神

Jmq_8425a

Jmq_8427a

奥には、菅公腰掛の石

Jmq_8437a

道真が左遷の際に立ち寄り腰掛けたという石だそうです。

Jmq_8441a

Jmq_8459a

正面の鳥居の前の牛さん、古いです。

Jmq_8464a

毎年4月16日に近い第三日曜日に、例祭が執り行われます。

Jmq_8452a

Jmq_8450a

「牛みくじ」 可愛いおみくじです。

Jmq_8451a

これからは、今まであまり訪れていなかった(マイナーな)ところも記事にして、「京都」を再発見しようと思っていますので、よろしく願いします。

最後に、ブログランキングの応援のクリック↓をしてくださると嬉しいです。

  ★こちらを是非よろしく→   ブログ村→にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
-------------------------------------------------------------------

Jmq_8466a

|

« 紅梅咲く法住寺 後白河天皇陵 つり雛 | トップページ | 市比売神社 女人厄除・守護神社  »

 4 京都駅 界隈」カテゴリの記事

コメント

牛が年紀がはいっているよね。
なんか、ご利益有りそう♪
マイナー特集、頑張ってください。

投稿: munixyu | 2015年2月28日 (土) 12:40

また新しい京都を、りせさんの美意識をスパイスに、ご紹介いただけることと楽しみにしております。

投稿: もっちゃん | 2015年3月 1日 (日) 18:54

★munixyuさん こんばんは♪
京都には寺社が2000とか3000とかあるそうです。
小さい所も行って来ます。

投稿: りせ | 2015年3月 1日 (日) 22:54

★もっちゃんさん 初めまして♪
嬉しいコメントをありがとうございます。m(_ _)m
色のある季節になってきたら撮影も楽しくなります。
小さな寺社にも訪れながら続けて参ります。

投稿: りせ | 2015年3月 1日 (日) 22:58

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 紅梅咲く法住寺 後白河天皇陵 つり雛 | トップページ | 市比売神社 女人厄除・守護神社  »