天神信仰発祥神社 文子天満宮
←目次 2006年1月27日から毎日更新しています。
京都の名所のうち、何十回も訪れているところもあれば、一度しか行ってない所があったりします。ブログを始めて10年目に入ったところで、初心にかえって今まであまり訪れていないところも行こうかと思います。新しい発見があるかも知れません。
「梅」といえば「天神さん」、北野の天神さんは何度も記事にしているので、今日は菅原道真にゆかりがあって、今まで一度しか訪れていない所へ行きました。
北野天満宮の前身、天神信仰発祥神社とも伝えられる「文子天満宮」です。
2007年に行った時はこの石柱の横の梅の木はたくさん花が咲いていたのですが、現在咲いているのはこれだけ・・・
文子さんとは・・・菅原道真の乳母の多治比文子(たじひのあやこ)さん。
由来
社伝によれば、大宰府に左遷された道真は、延喜3年(903)に59歳で没したが、没後、道真の乳母であった文子は、「われを右近の馬場に祀れ」との道真の託宣(おつげ)を受けたという。 (↓文子託宣の像)
しかし、文子は貧しく、社殿を建立することができず、右京七条二坊の自宅に小さな祠を建て、道真を祀ったといわれている。これが当社の起こりで、天神信仰発祥の神社、また北野天満宮の前身とも伝えられている。
以後、天明、安政、元治の大火で類焼したが、その都度再建され、明治に至り、村社に列せられた。現在の社殿は、大正7年(1918)に造営されたものである。
祭神として菅原道真を祀り、洛陽天満宮二十五社の一つ。
文子さんの行動が、菅原道真が学問の神として祀られ、各地に天満宮が建てられて天神信仰が普及した契機になったともいえるのです。
白龍稲荷大明神
奥には、菅公腰掛の石
道真が左遷の際に立ち寄り腰掛けたという石だそうです。
正面の鳥居の前の牛さん、古いです。
毎年4月16日に近い第三日曜日に、例祭が執り行われます。
「牛みくじ」 可愛いおみくじです。
これからは、今まであまり訪れていなかった(マイナーな)ところも記事にして、「京都」を再発見しようと思っていますので、よろしく願いします。
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コメント
牛が年紀がはいっているよね。
なんか、ご利益有りそう♪
マイナー特集、頑張ってください。
投稿: munixyu | 2015年2月28日 (土) 12:40
また新しい京都を、りせさんの美意識をスパイスに、ご紹介いただけることと楽しみにしております。
投稿: もっちゃん | 2015年3月 1日 (日) 18:54
★munixyuさん こんばんは♪
京都には寺社が2000とか3000とかあるそうです。
小さい所も行って来ます。
投稿: りせ | 2015年3月 1日 (日) 22:54
★もっちゃんさん 初めまして♪
嬉しいコメントをありがとうございます。m(_ _)m
色のある季節になってきたら撮影も楽しくなります。
小さな寺社にも訪れながら続けて参ります。
投稿: りせ | 2015年3月 1日 (日) 22:58